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口笛が吹けなくなった。こんなに落ち込んだ夜はない。

夜に口笛を吹くと何かが出るというのを思い出して、口笛を吹いてみる。吹けない。久しぶりだから吹く感覚を忘れているだけだろう。吹けない。何度やっても吹けない。すぅすぅと空気が洩れる音がするばかりだ。まったく吹けなくなっている。昔は吹けていた口笛が・・・・・・な、何故?

調べてみると、元々吹けない人がかなり多いようだったが、吹けていた口笛が突然吹けなくなる人も少なくないようだった。それにはハッキリとした原因があるという。

顔や舌は筋肉の塊なので、使わなければ衰えて形が変わります。寝たきりの人が歩けなくなるようなのと同じです。また、歯の治療などを行っても同様に変化します。多くは、歳を取ったことによって口の周りの筋肉(口輪筋)が衰えて形が変わって、口笛が鳴らなくなるというケースです。口をすぼめたり、縦横に動かしたり、口笛を吹く訓練をすれば、また元通り鳴るようになりますよ

なんとなく予想はしていたが、私も歳を取ったということか。。。あと、顔の形が変わる要因として、「太る」というのもあるそうだ。歳も取ったし太ったし、このまま口笛が吹けないのも癪だから、なんとかしよう・・・・・・「太る」の最もメジャーな解消方法である「痩せる」は、巷の反応を伺うととても大変そうなので、口笛の訓練方法を調べることにした。

主に、訓練というより、元から口笛が吹けない人向けに解説している内容が多かったのだが、口を尖らすだの、舌を垂直にするだの、歯に軽く触れるだの、要領の得ないものばかり。実際、それらを実践してみても、私の口笛はまったく鳴らない。すぅすぅすぅすぅすぅすぅすぅすぅ・・・。

そんな中、気になる情報があった。最近、習い事として、R40世代の女性の間で「口笛」が流行っているのだという。

口笛は腹式呼吸になりますから、実はかなり腹筋を使います。15分も本気で吹けば、ジョギングを行った後のように身体が活性化されます。腰回りのお肉が引き締まったり、便秘が解消されたりというケースも確認できています。また、口の周りの筋肉をほぐすことになりますから、顔のしわが伸びて、ほうれい線を薄くする効果もあります

なんと、犬山紙子のほうれい線隠しピースも真っ青な効果ではないか。そういえば黒木瞳も口笛で美顔を保っていると聞いたことがある。口笛も吹けるようになるし、痩せるし、ほうれい線は消えて若返るし、一石三鳥である。

何はともあれ、急に口笛が吹けなくなるというのは、ひどく落ち込むものだ・・・。

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