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今、「褒める技術」が注目されている ⇒ 褒めて褒めて業績が1.6倍になった企業も!

今、「褒める技術」が注目されている。褒めて伸ばす、褒めたら伸びる、という精神論ではなく、「技術」として注目を浴びている。

ある日本企業の会社員、約1000人を対象にした研究では、この技術を習得した”褒める”上司の元で働いた部下は、モチベーションが上がり、仕事の業績も上がるという結果となり、まったく”褒めない”上司の元で働いた部下は、モチベーションが下がり、業績も下がるという結果になった。何とも分かり易い単純な結果だ。

【”褒める”上司の元で働いた部下】
・モチベーションが上がる
・業績が上がる

【”褒めない”上司の元で働いた部下】
・モチベーションが下がる
・業績が下がる

何故、業績まで上がったのかというと、人は叱られると視野が狭くなり、二度と叱られないように叱られた所だけをとにかく直そうとするが、褒められるともっと褒められたいと思って、褒めらた所以外までも自発的に直すようになる。自己改善行動が高まりモチベーションも上がる為、仕事の生産効率も上がり、業績に繋がったというわけだ。

これらの研究結果を受けて、住友生命保険相互会社や株式会社NTTぷららなどの大手も「褒める技術を習得する研修」を導入。導入した企業のうち、中には三か月で売り上げをなんと「1.6倍」までアップさせた企業もあったという。

褒めて伸ばす、褒めたら伸びる、これは理屈では分かっていても、なかなか実践するのは難しいものだ。対象の相手を見つめ直し、良い所を発見しなければならないというのが一番難しい課題だ。人間は、本能的にプラスの部分よりマイナスの部分を見つける方が簡単で、つまり短所を見つける方が人間にとっては簡単。小言、嫌味ばかり言うのは人間には容易いことなのだ。褒めるには、技術がいる。

では、どうやって褒めるか?

その短所こそが、褒めるポイントだ。人間は短所を見つけるのが得意なわけだから、褒めるポイントを見つけるのはみんな得意ということだ。問題は、その言葉の選び方である。例えば、

(短所)空気を読めない ⇒ (褒めポイント)人に流されない信念がある
(短所)でしゃばり   ⇒ (褒めポイント)世話好きで行動力がある
(短所)せっかち    ⇒ (褒めポイント)無駄がない

というように、短所は必ず褒めるポイントになっている。「褒める技術」の習得とは、「言葉の変換力」の習得なのだ。

褒めることは簡単なことではない。褒めた方がいい、誰もが感じていることだ。褒める、その行為には希望が満ちているように思う。

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