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美脚「サイギャップ(thigh gap)」、すきっ歯に続いてまた変な美のトレンドが・・・アメリカ

世界的な美人モデルたちが「すきっ歯」だったことからそれが美の象徴とされ歯列矯正してまで真似する少女たちが相次いだことで社会問題となったこともあったが、現在、新たな美のトレンドとして、「サイギャップ」(太ももの隙間)が注目されているという。両脚を揃えて立っても、太ももが付かないほどに痩せた脚が美しいとされている。

アメリカの少女たちのSNSでは今、「サイギャップ」(太ももの隙間)の写真で溢れ返っている。「サイギャップ」(太ももの隙間)を披露しているモデルたちの写真は確かに美しいが、しかし、少女たちの写真は、その多くが非常に痩せた、不健康だと一目で分かるようなものばかりだ。美脚への憧れは今に始まった流行ではないが、これは異常な影響力だと専門家は語っている。そもそも、アメリカ人の骨格では、「サイギャップ」(太ももの隙間)の実現は不可能で、不健康なまでに肉を落としてほぼ骨の形が見えているような状態にしないとならないような「夢想の美」だという。

この背景には、アメリカでは、「体型」は「社会的なステータス」を結びつける紛れもない「トレンド」になっていて、痩せた体を獲得すること=社会的地位が高いことを示唆する一つの方法、となっている問題があるという。現実に、太っている少女や女性ほど雇用されにくく、雇用された場合も賃金がより低いことが研究結果からも示されていて、また、体が大きな女性は結婚する可能性も低い傾向にあるのだという。

日本でも過剰なダイエットが指摘されはするが、日常的に社会で見掛ける分には、過剰に細い人はあまり居ない。むしろ、不況なので、デブ専が急激に増えている。昨今の禁煙ブームもアメリカ発だったが、この痩せブームもまた、遅れて日本に来るのだろうか。わかめ酒もいよいよ終焉か。

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