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営業しかしていなかった僕が人事になったワケ

初めまして。既にお知り合いの方はお久しぶりです。足田です。
note始めました。

0.はじめに

はじめましての方、に簡単な自己紹介をさせてください。 

1.名前:足田 朝彦(あしだともひこ)
2.出身地:西の都、鳥取県
3.所属:サイバーエージェント
4.年齢:28歳
5.趣味:旅行・サウナ・読書
6.似てる有名な人:中田英寿・モアイ像
7.大事にしていること:健康であること 自己成長し続けていること・面白いこと

前職のマイナビからサイバーエージェントの広告事業本部(デジタルを中心に広告の代理事業を行う部署)に転職をして約3年経ち、現在は人事の採用マーケティングチームという立ち上げの部署に所属しております。僕の事をよく知ってる方に①なぜ人事?➁採用マーケティングって何するの?とご質問を頂くことが非常に多かったので今回noteに諸々の背景を書きました。 今後もゆるゆる更新出来ればと思います。

1.なにをやるのか

採用マーケティング(Recruitment Marketing)とは、人材採用の世界にマーケティングの考え方を取り入れたアプローチです。米国のHRテック企業を中心に、優秀な人材の採用効率性を重視して取り入れられています。そもそも通常のマーケティングで用いられるファネルと採用のファネルが近しいことが理由で近年話題になっている考え方です。ただ、まだ日本に浸透している言葉ではなく仕事内容も会社次第かと思いますが、我々のチームのミッションは認知~入社~活躍までを一気通貫して最適化する採用をすることと定義しております。

2.なぜやるのか

私はマイナビで2年半広告メディアの営業をした後、約3年間弊社広告事業本部の営業としてマーケティングの支援をしておりました。今でも当時の仲間と離れたのは寂しいなと思うほど素晴らしい環境で働かせて頂いたことにはは大変感謝しております。ただ、その一方自己成長の鈍化、いわゆるコンフォートゾーンに浸かっていることに気付き今回のチャレンジに至りました。30歳手前という絶妙な歳でのキャリアチェンジだったのでかなり熟考しましたが下記3点が意思決定のポイントです。

・自分のやりたいこと(マーケティング職)だから

色んな業種・業界にデジタルだけでなく、様々な手法で支援が出来る弊社の広告代理店事業を魅力に感じていた一方で、1つの事業に専念してマーケティング活動に専念しずらい環境にジレンマを感じておりました。
どちらが正解というわけではないかと思うのですが、私の場合は代理店で学んだ知識・経験で1つのマーケティング活動を成功させたいという決断に至りました。

・会社として必要なことだから

ここ数年採用の難易度が上がっていることにどの企業の採用担当の方も悩んでいるかと思いますが、Mission Statementに「採用には全力を」と宣言する弊社も例外ではありません。今年も有難いことに多くのエントリーを頂いておりますが、今後も同様の採用手法のみで変化する採用活動市場で戦えるかというと必ずしもYesと言い切れないことが実情です。 

各社課題感の捉え方は異なるかと思いますが、
我々の新卒採用においては、
①必要人材の要件定義の変化 ➁学生動向の変化 ③競合の変化
既に起こっている(今後起こりうる)大きく3つの変化を課題として捉えており、それに対するアプローチを日々練っております。

①必要人材の要件定義の変化(広告事業本部の場合)

ここでは、私が以前所属していた広告代理店市場だけの話に限定した話になりますが、マーケットが変化すると共に、活躍する人材の種類(サイバーエージェントが必要とする人材)も変わってきたように感じます。

・広告市場においてデジタル広告費の出稿費が占める割合が増え難易度が上がった。
・デジタル広告の8割が運用型になった。
・広告の知識のある優秀な広告主の担当者が増え、代理店の介在価値を以前より求められるようになった。

要は業界から求められるアビリティが変わったこと、そしてスピードが求められるITの世界では、今後も変化し続けることは避けられないことかと思います。

学生動向の変化

学生もプラットフォーム・就活時期など、以前とは就職活動の動き方が大きく異なっているように感じます。

・マイナビ・リクナビといった求人メディアだけでなく、WantedyやSNSなど新興のプラットフォームが急激に増え、学生とのタッチポイントが多岐に渡るようになった。


・2022年から通年採用が始まり、学生の動きが早期化するため同時に我々の動き方も例年とは同様では乗り遅れるようなマーケットになる想定。
・求人倍率が2015年以降、増加の一途を辿っている。
2020年は8年ぶりに低下したものの、依然として高水準な状況が続いている。

③競合の変化

弊社とバッティングする競合会社の変化についてです。
※少しですが


・法律改正などの外的要因もありVC含めた投資家の動き方も活発になり、
資金のあるベンチャー企業が増えた。
・MAツールを導入し、マーケティングの考え方を採用に導入する企業が増えた。

上記のような変化を捉えたうえで、サイバーエージェントの一番の競争力である採用領域のパフォーマンスを上げ、全社貢献をしたいと思ったことが2つ目です。

・成長幅が大きいから(立ち上げだから)

学生時代、西日本の大学横断のプロジェクトの立ち上げをリーダーという立場を経験させて頂きましたが、立ち上げの大変さは半端じゃありません。また、弊社だけでなくこの採用マーケティングの領域にはこれといったフレームワークは確立されてません。答えのない環境を全力で走り切り形にしていく作業は僕の大事にする成長に繋がるということはキャリアチェンジの背中を強く押してくれました。

3. おわりに

長々と書きましたが、足元はSNS・オウンドメディアの運用などの広報よりの業務に注力し、中長期的に認知~活躍まで一気通貫できる戦略を練っていきます。@ca_recruit_infoのTwitterアカウントで弊社のインターンシップや採用情報だけでなく、採用マーケット全体ののトレンドや情報についても発信していきますので学生以外の方もフォローして頂けると大変うれしいです!
※個人アカウントも良ければ、@ashidakkus1208

また、HR業界全体盛り上げていければと思いますので皆様どうか宜しくお願いします。

おしまい。











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