画面の向こうから

画面の向こうの女が 問題の答えを 「わからない、待って待って」 と騒いでいる わからないふり？ 本当にわかっていない？ あなたはもう解けたのよね… 馬鹿な女に呆れているよね でも大丈夫 きっと本当はわかっていた 伝えるタイミングを… 見失っていただけなの あなたはまだそこにいて 読んでくれている？ ブロックしていないよね？ 私、機械に疎いから うまく確かめられない 打つわ 私の気持ち 私の答えはね… ※創作ﾃﾞｽ

秘密の電波

ラジオで流れた　せつない歌詞に 思わず「せつないなぁ」って呟いたら 「なんでせつないの？」 言葉に詰まった　学童の帰り道 「大きくなったらわかるよ」 自分も昔に親から言われたような 誤魔化しのセリフを口にして ラジオの局を切り替えた ーーお母さん　好きな人がいてね 　　今の歌を聴いて 　　もう二度と会えない 　　その人のことを思い出したのーー なんて、言えるわけがないよね 周波数がズレてしまったから あなたの声も　私の声も 届きあうことは　もうないのに まだ私　握りし

誘わないでよ

あなたにもし ディズニーランドに行こうよって誘われたら 純粋な気持ちで喜べるかな たくさん歩いて　はしゃいで疲れるのよ 帰り道にホテルは寄れるの？なんて 普通はしないような心配、しちゃうかも だってあなたに会うのは 体を繋げたいから 『おいしいお酒』も『ドライブ』も 『流行りの映画』も『おしゃれなカフェ』だって そんな前置き　いらないの 顔を見たらすぐにあなたが欲しくなるし セックスもないのに仕事は休めない だから ディズニーランドには家族と行ってよね ※創作デス

おまもりください

ぜったいにぜったいに 手に入らないあなたの 何かひとつ　私はほしい あなたが吸った 煙草の空き箱でもいい 次に会うまでの おまもりがほしい たしかな約束も あとに残るやりとりも できない関係だから 彼のMasterが使えなくて 私が払ったホテル 「ごめん、これしかなくて」 別れ際　少し強引に渡された　2枚の紙 「いいのに」 困った顔をして受け取りながら ほんとうは　とても嬉しかった 他愛のないラインさえ 消さなければならない あなたを触れて感じられる 今も財布のはしっこで

漫画ができるまで(あしかこの場合)

漫画を描く方々の参考には全くならないのですが、興味のある方がもしかしたら世界のどこかにいるのかもしれないと思い、あしかこが漫画を描くときの手順など記していきたいと思います。 進捗報告も兼ねまして。 まず私が漫画を描こうとした時、適当なノートにストーリーのアイディアやセリフまわし、コマの構図や用意しなければならないデータや資料等(背景としてはめ込む写真とか、調べなきゃいけないことなど)を、どんどん書き出していきます。 これは何回か書き直して、整えていきます。 今回はA5の方眼

ノートに下書き前のページ割り＆コマ割りをしてみたら、ざっと30ページくらいになりそうで、全然春休みでは描き終わらないことが発覚しました(´；ω；｀) ゴ、ゴールデンウィーク完成を目指しますぅ。 画像は、初期段階の主人公たち。またちょっと変わるかも。 私のシャーペン絵、貴重だ(笑)

年末年始、お寺の「奉仕員」になりましたレポ

私は普段からけっこうボケているというか、自分の能力に自信がないせいもあって、オロオロしたりモタモタしたり、遅れを挽回しようと焦って失敗したりと、落ち着きの欠けた、シゴトデキナイなやつなのです。 今回のバイトでもちょこちょこ失敗してしまいましたが、なんとか大事故にならずに務め終わることができました。 お寺の奉仕員の仕事はとても楽しく、貴重な経験をさせていただいたと思っています！ そして、今回のバイトで少しだけ自分に自信も付きました。 給食センターのほうでも、今回得られたことを生

あけおめ＆新年の抱負！

あけましておめでとうございます！ 今年はノンフィクションでもセミフィクションでもない、フィクション漫画も描いてみたいなと思っています。 まだ何も決まっていませんが…( ;∀;) とりあえず直近では、年末年始にチャレンジしたアルバイトのレポートを描きます。 一月中に投稿したい～！ 本業の給食センターのほうも、今年はレベルアップしたいので、これまで以上に一生懸命頑張ります。 そんなやる気みなぎっている漫画家あしかこを、今年もよろしくお願いいたします！

【あなたの葉書が届く頃…】

2022年は夏休み明けくらいから急に創作のヤル気が出てきて、色々な毛色の作品を描けたかなと思います。 今回の【あなたの葉書が届く頃…】も、いつか描きたい・形にしたいと思っていた話でした。 だいぶ細かいフェイクが入っていますが、実話が元になっています。 これまで誰にも話せずにいた、忘れたころに見てしまう、夢の話… 私はいつか、赦される日が来るのでしょうか？ 童謡「森のくまさん」のように、彼は私が無くした何かを届けようとしているのかもしれないとも思います。 この歌の最後の歌詞が、

【コミックエッセイ】あしかこ、扶養抜けるってよ。

そんなわけで、あしかこ、扶養ぬけるってよ！なんです。 無職無職と夫から軽んじられていた３年前、一念発起してパートを始めた私なのですが、今年10月の法改正を機に、夫の扶養を抜けることにしました。 不安もたくさんありますが、新しく始まる毎日に、わくわくしている自分もいます。 私と同じように、扶養を抜ける決断をした方も多いのではないかと思います。 慣れない毎日で、心も体も大変になるかもしれませんが、一緒に頑張っていきましょう！ 今よりもっと良い自分になっていけるよう、私も頑張ります

モラハラ家異聞録【彼とあの子と私の死体】

コミックエッセイ【今日も世界はときメモです。】

お久しぶりです。あしかこ＊です。 【ときメモ】を知らない方からすれば「なんのこっちゃ？」だと思いますが、今の職場がときメモの世界のようで、毎日とてもハッピーに過ごしています。 尊敬できる素敵な推しもいますし('◇')ゞ 作中にも書きましたが自分は無意識的にずっと「男の子側」で、魅力的な女の子たちと話せて嬉しい…という受け身のスタンスでいました。 でも本当は、自分もその女の子側になりたかったんだ！と気がついたのです。 今更…とか、自分なんかが…なんて思って、見ないふりをしてき