フラボカ1

20181123 FLASH VOCALOID 副主催をした話(前編)

■はじめに
2018/11/23、名古屋は中村公園で開催しましたFLASH VOCALOID(以下フラボカ)についての覚書です。副主催をしました。多分にポエム成分があり、いろいろと分断して書きますがよろしくお願いいたしますし長いです。ゴー

■感謝したい2つのイベントについて
最初に主催の灯辻から「ボカクラを開催してみたい」と相談を受けたとき、はじめに思い浮かんだのが2つの既開催イベントでした。この2つのイベントが無かったら多分副主催をやってなかったですし、結果FLASH VOCALOIDは開催されなかった可能性が高い。
・dDSC MUSiC Night(以下dMN)
ボカロPである、空海月さんパピ子りんさんを中心として不定期に開催されるイベントです。ボカロも音楽もお酒も楽しめるイベント。私が初めて客として参加したイベントでもあり初めて遠征(渋谷)で参加したイベントでもあり初めてレギュラー外でDJさせて頂いたイベントでもあり、フラボカ開催地であるbar ATLANTISさんを知ったイベントです。
dMNはなんと言っても「人集まれる?じゃあやるかー」みたいな身軽さが印象的でした。とりあえずDJあつめて場所決めればなんとかなると知ったのはこのイベントのおかげ。
・ボーカロイド運動会
2018/3/31に開催された、ボカシン(名古屋)、キャラシン(富山)、ボカトラ(大阪)、ボカクロ(東京)の合同イベントです。
特筆すべきは主催者(リンモさん、にゃくさん)がDJ(演者側)でなくお客様側であること。お客様側の情熱により成立したこのイベントで「きっかけと情熱があれば誰でもイベントが開催できる」ことを知りました。
この2つのイベントがなければいつまで経っても「イベントを開催する」ことが特別なことであり、特殊な能力が必要なことであったと思います。改めてこの2つのイベントに勝手に感謝したい。

■じゃあ、やってみよう
まあ、そんな前例もあったので灯辻から相談を受けたときに「DJが集まるならやってみようか」とお返事し、企画がスタートしました。集めたいメンバーは灯辻がリストアップしていて、その人が全員集まれる日を開催日にするというスタイルで調整。全員がお知り合いということもありtwitterDMとgoogleスプレッドシートで調整した結果開催日は11/23となりました。メンバーをtwitterDMに集めて(5月末)から実に半年先の開催です。当時(そもそも名古屋に集まって頂けるか)不安でありました。

■イベント開催の動機とコンセプト
主催の灯辻は当時レギュラーイベントを持っておらずDJができないことについて悶々とする日々が続いていたそうです。ちょうど当時知り合い周りでDJやってみよう、機材買っちゃったという人が現れはじめ、そのような方が活躍できる場を作りたい、このイベントをきっかけに彼ら彼女らを知ってもらい、このイベントを他イベントでも活躍してもらうためのステップとしてほしいというのが動機であり、コンセプトである「フレッシュなDJとフレッシュな音に光を当てた新しいボーカロイドクラブイベント」へと繋がります。

■FLASH VOCALOIDという名称について
イベント名は当初集めた出演者含む全員で決めました。上記でフレッシュフレッシュ言ってますがVOCALOID FRESHというアイデアも当然最初にありましたね、しかしこれはCD名と被るということで却下、FLASHという単語がでてきたのは空ウサギさんきっかけだったかな、光り輝く、ステージ上のライト、その中で楽しむお客様たち、きらきらと輝く(これから輝いていく)DJたちとイベントコンセプトにも合致ということでこれに決まりました。以降FRESH VOCALOID/VOCALOID FRESHと混同する方が続出しますが当然そのままゴーです。

■FLASH VOCALOIDの方向性を決定づけた1枚のイラスト
そんなややこしい名称であるFLASH VOCALOIDを"FLASH VOCALOID"にしてくれたのはしめじさんのイメージイラストでした。黄色の背景に楽しそうに跳ねる初音ミクさん、これをFLASHと言わず何をFLASHと言うのかという圧倒的説得力。私がFLASH VOCALOIDと発音するとき、脳内には必ずこの画像、黄色のイメージカラーがくっついてきます。本当にしめじさんには頭が上がらない。例えばこのイベント2回目をやることになってもこのイラスト、イメージカラーを使いたいですね。

画像1

■sound bar ATLANTISさんとの調整
は本当にスムーズに進みました。11/23に貸し切り利用したいんですが~はい、お待ちしております~ で終了。飲み屋の予約か!というくらいスムーズでした。
一度お店にご挨拶に行きたかったのですが私自身が多忙(平日多忙で土日出る気力がないという意味)のため行けずという体たらくです。

■私がDJで出なかったことについて
最終的に以下画像の出演者に決まったのですが、ゲストさん以外のメンバーを見て「このメンバーに俺が入るのは不自然だな」という理由により出演を断りました。だってこのメンバー「ボーカロイドこじらせオタク動物園」じゃないですか?褒めていますよ。ここに俺が入るのは申し訳ない!という気持ちでした。

画像2

あと、初めて運営するということで、運営に集中できる、当日の進行をずっと見守れる人が必要だろう(そうでないと俺が不安)という理由もあります。

■TTについて
で、上記のTTはほぼ主催灯辻にお任せ。細かい意見の違いはありましたが大枠では意見は一致、最終決定は灯辻に任せると決めていたので上記で。結果的に大ハマリで大成功という気持ちです。灯辻に言わせると相当悩んでいたみたいですが、よかったですね。

■集客予想について
とまあ、「ボーカロイドこじらせオタク動物園」なDJ陣、集客という点でいうと当時たくさん来て頂ける想像はまったくなく(これで大人数来てくださる理由がみつからない)、ボーカロイドこじらせオタク達が集まって頂ければよいとすら思っていました。出演者除き15人?20人?来て頂ければ十分、ボーカロイドこじらせオタクオフ会みたいなノリでできればいいか~(dMNの精神)という想いはイベント当日に打ち破られることになります。

■料金設定(2000円2ドリンク付き)について
ここは結構悩みました。2500円にすると気合いれたイベント感あってイベント自体お客様DJ陣のハードル上がるかなと思ったしお店の都合上2ドリンク(1000円)は決定だし上記のように集客不安だったので気軽に来れる1500円(2ドリンク付き)にしたかった。でも箱代が払えないような気がするので2000円(2ドリンク付き)という設定に。お客様に伺ってみると実質1000円なので(2ドリンク*500円はどうせ買う)お得感ありましたよとのお声頂きました。

■そして後編へ
というわけでさまざま準備(ポスターづくりや名札づくりはほぼ灯辻にお任せ頭が上がらない)をすませて不安ばかりある状態でイベント当日へ。後編へ続く

■成功と失敗について
イベント失敗したらどうしようとか思っていたのですが、考えすぎてそもそも失敗とは何ぞやという境地になり、お店に迷惑をお掛けさえしなければお財布(箱代)がちょっと痛むだけだろう死ぬことは無いから平気平気という気持ちになっていたことを付記しておきます。

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