国家資格キャリアコンサルタント試験に合格しました。そして「これからどうするか」をお話します。(ライフキャリア相談有料モニター募集開始のお知らせ)
2024年3月に第25回キャリアコンサルタント試験を受験し、4月15日無事に学科・実技ともに合格することができました。まずは、応援・ご支援くださった皆さん、本当にありがとうございました。そして、同じく合格された皆さん、(お互い)やりましたね!おめでとうございます。
昨年、社会保険労務士登録から6年経ってキャリアコンサルタントを目指す理由や不安なこと、楽しみなことについて書いたこちらの記事はアキnote史上最多のスキ❤️をいただき、まだその記録は破られていません。初めましての方は、よかったらこちらをご一読くださると嬉しいです。(もちろんスルーでもOK)
養成講座〜試験対策講座〜受験までおよそ6か月間、真摯に向き合って手にした合格。結果も
・学科88点(100点満点/平均72.2点)
・論述34点(50点満点/平均33.1点)
・面接84点(100点満点/平均60.2点)
と、目標としていた実技オールAも獲得できて、しっかり取り組んだ甲斐を感じることができました。
ちなみに、同時期(キャリコン面接の一週間後)に受験したメンタルヘルスマネジメント検定II種(ラインケアコース)も、86点で見事、合格しました💮
とは言え、その喜びにいつまでも浸っているのは目的ちがい。今日は、国家資格キャリアコンサルタントに合格した今、「そして私はこれからどうするか」をお話しします。
まずはキャリアコンサルタント登録申請
名称独占であるこの資格、キャリアコンサルタント名簿なるものに登録して初めて「私はキャリアコンサルタントです」と名乗ることができます。
登録に必要な収入印紙(9000円分)、住民票、その他書類を用意し、先日、登録申請手続き(簡易書留で発送)が終了しました。
登録証が届くまで何もしないのか
申請書類が登録センターに到着してから、受理〜審査〜登録料(8,000円)支払〜登録証の交付・到着まで、およそ4週間もしくはそれ以上かかるとのこと。
それまで何もせずにおられるか?いやおられまい。
ということで
個人向けライフキャリア相談の有料モニター募集を開始します
せっかく得た知識・技術をさっそく社会に還元するべく、個人向けライフキャリア相談(キャリアコンサルティング)の有料モニターを開始します。特別価格でサービスを提供いたしますので、よかったらアンケートへの回答をご協力ください。
なぜモニターなのに有料なのか
登録終えてないのにサービス提供できるの?モニターなのに有料なの?そんな疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。そんな方々へ、いくつか理由や意図をお話しします。
(不要な方は、目次欄から『ライフキャリア相談ってなんなの』へスキップください⏭️)
①キャリアコンサルタントは「名称独占」であって「業務独占」ではない
前述したとおり、キャリアコンサルタント名簿へ登録するまでは「キャリアコンサルタント」と名乗ることができません。これを「名称独占」と言います。
一方で「業務独占」ではないので、キャリアコンサルタントでなくてもキャリアコンサルティングをすることはできるのです。つまり、名簿への登録はもちろんのこと、養成講座や試験を受けていなくても、極論を言えば人の話を聴くことについて全く学んでいなくてもキャリアコンサルティングを行うことはできるのです。(実際は、皆さん何かしらの形で学ばれて実践されているでしょうが。)資格がなくても社内で人事の方が社員のキャリア相談に乗っていたり、上司が1on1のような形式で仕事や今後について相談に乗ったりする場面を思い浮かべてもらえると分かりやすいでしょうか。
この違いについては、リベラルコンサルティング協議会の代表理事 森田 昇さんが動画で説明されているのが分かりやすかったです。
私のような養成講座受講→試験合格者は、現時点では未登録ではありますが、養成講座でコンサルティングの理論や技法、労働法例や国の制度etcを約150時間学び、試験対策講座でイヤと言うほど「人の話を聴く」ことや「信頼関係の構築」、「相手の自律的なキャリア形成を支援する」ことにひたすら向き合い続け、試験合格を通してキャリアコンサルティングを実践するだけの知識と技術を身につけていることのお墨付きをいただいた者です。どうか安心してサービスを受けてください^^
※(参考)私がすでに保有している社会保険労務士は「名称独占」かつ「業務独占」の資格であり、試験に合格し登録しなければ、名乗ることはもちろん、1号業務・2号業務と呼ばれる業務はすることもできません。
②すでに相談業務の経験・実績がある
社会保険労務士業務と並行して行政機関にかかわって丸4年、私は労働相談と呼ばれる業務を(年によって変動はありますが)年間100件ほど経験しています。必ずしもキャリア相談とは言い切れるものばかりではありませんが、相談者のなかには「自分がどう働くか」を悩んでいる方もいらして、どこまでが労働相談でどこからがキャリア相談なのか線引きが難しいものもあります。
そういった意味で、単に試験合格しただけでない、相談業務対応実績に裏打ちされた経験があります。
③社会保険労務士でもある
私は、キャリアコンサルタント試験合格者である一方で社会保険労務士でもあります。ライフキャリア相談(キャリアコンサルティング)は、基本的には相談者の自己決定を優先する相談ではありますが、必要に応じて情報提供やアドバイスをする場面もあるでしょう。その中では、社会保険労務士としての知識や経験も踏まえてご提供するものも出てくることでしょう。そういった意味で、どうしても無料の枠にはおさまらない部分が出てきます。
④「お金を払う価値があるか」も判断基準にしていただきたい
もしかしたらこれが最大の理由かもしれません。
キャリアコンサルタントとして登録完了した後は、適切な価格でサービス提供をしていきます。その水準を満たすためにモニターの皆さんにアンケートへの回答をご協力いただきたいのがモニターを募集する意図です。
その大事なアンケート回答の際に、相談者の心のどこかに「無料だったから」とか「無料にしてはよかった」が湧いてきたとしたら、適切なフィードバックをいただけないように思うのです。幾らかでも実際に費用を支払っていただいた上で、「お金を払う価値があるか」も判断基準に加えていただいた上でのご感想をいただいて研鑚を積ませていただきたいのです。
ライフキャリア相談ってなんなの
いまさらですがそもそも問題に戻ります。笑
そもそも「キャリア」「キャリアコンサルティング」とは厚生労働省のホームページによると、
となります。こういったこともあって世間様ではキャリア=仕事、職業にまつわること、キャリアコンサルティング=就職・転職相談、人事異動の時の相談、といったイメージが強いのではないでしょうか。
でもキャリアって仕事だけじゃない。ぜったい。家族や友人、仲間、子供の学校や地域の人などとの関係の中で培われる経験や自分の強みを発揮したり、発揮できなくてつまずいたりモヤモヤ悩んだりもする。そんなつまずきやモヤモヤがあると仕事もうまくいなかくなったりもする。仕事とライフは分けられない、だって一人の人間だもの。ライフの中のほんの小さなモヤモヤでも相談いただき、語っていただくことで次にどういう一歩を踏み出すか、を一緒に考えていくことができます。
そんなことを考えていたら出会ったのがこの記事。まさしく私が常日頃から考えていたことを言語化してくださっている!
「キャリア相談」「キャリアコンサルティング」というサービス名だと、ライフ(プライベート)のモヤモヤをお持ちの方にまで届かない気がしたので「ライフキャリア相談」というサービス名にしました。
ライフキャリア相談有料モニター募集
お待たせいたしました。モニター募集のお知らせです。
【内容】仕事を含む人生全般(=ライフキャリア)の困りごとや漠然としたモヤモヤについてのご相談、壁打ちなど
【日時】平日夜、土日午前中で50分
(平日昼間、土日午後でも対応可能な場合がございます。ご相談ください。)
【料金】1,000円(期間限定特別価格:アンケートにご協力ください)
【お支払方法】銀行振込(振込手数料はご負担ください)、PayPay
【場所】オンライン(zoom)
【予約方法】申込フォームからご希望の内容、時期(できるだけ早く/今月中/1か月以内に等)または日時をご連絡ください。日時は候補を複数いただけると日程調整がスムーズです。
その他、構想していること
今後、登録が完了したら、社会保険労務士(社労士講師)業務と並行して以下のサービス提供も考えています。ご興味ある方、同じく申込フォームよりぜひご連絡ください。
・キャリア研修
→企業や組織で働く従業員向けに自律的キャリアを育むきっかけとなるキャリア研修の提供
(社労士講師としてすでに多くの実績を積んでおりますハラスメント対策研修等も引き続きお受けしています。こちらもご相談ください。)
・企業内キャリアコンサルティング顧問
→毎月、ご訪問もしくはオンラインにて一定数の従業員さんと面談し、課題解決やモチベーション向上のお手伝いをします。
・地域の子どもや学生さんへのキャリア教育
→わたしが住んでいる地区は、小学校〜中学校〜高校(2つ)〜短期大学〜4年制大学まで所在する文教地区。まずは毎年恒例の地域のイベントで自分のキャリアに関心が持てるような試みを仕掛けていこうかと妄想中。
最後まで読んでくださりありがとうございます。これからも私にできること、強みを社会に還元していきます✨
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