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人は何をもとに相手の印象を決めるのか

記者やライターとして仕事をしていると、取材で色々な方にお話を伺う時間が多い。これまでに何度も取材を重ねている相手と会うこともあれば、初めて対面する時もある。

いまでは相手の顔つきや目つきから、そ性格をなんとなく想像できるようになった。直感のようなものに近いのだと思う。そのあと長くお付き合いをすることになったとしても、第一印象が意外にもあたっている場合が多い。

最近面白いなと感じるのは、人は何によって相手の印象を決めているのだろうかということ。

電話取材だったり、取材の音源を送ってもらった後にこちらで記事にする時、私は直接的に取材対象者と会うことができない。そんな時は取材相手が発する言葉や話し方が、人となりを判断する材料になる。

なんとなく高圧的に話す人。自分でゆっくりと言葉を選んで話す人。誰かの言葉をそのまま引っ張ってきたように繰りかえす人。苦しみながらも、自分が出した答えをじっくりと話す人。

相手の話す内容や話し方を1時間も聞いていると、なんとなくその人の輪郭がわかってくる。そして後日、完成した記事でご本人の写真をみると「そうそう、こんな感じ!!」となると、なんだかパズルのピースがあったような気分になる。

人それぞれ、自分が頼りにしている五感は異なるのだと思う。

相手の風貌、肩書き、話し方、食べ方、人との接し方。
1人の人を判断、あるいは理解しようとするには様々な材料がある。

私はそのなかでも、その人が発する言葉に寄せる信頼が大きい。
もちろん言葉で言うだけで行動に移さないのはまた別の問題だが、言葉は人を優しい気持ちにもできるし、傷つけることもできる。魔法にも、魔術にもなりえる言葉を大切にしている人は、きっとあたたかい人だと思うのだ。



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misa

1993年生まれ。記事執筆や編集、WEBマーケティングが主な仕事です。東京や石巻、バングラデシュを拠点に活動中。アジアの躍動感に惹かれ大学でフィリピン語を専攻。新聞社の経済部記者などを経て、2019年5月からフリーに。
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