朝日杯フューチュリティS 回顧
ジャンタルマンタルが無敗の3連勝で2歳王者に輝きました。
巷では勝った川田将雅よりも2着の武豊の神騎乗に湧いていますね。
しかし、勝った川田将雅を評価すべきでしょう。
騎手はレースだけでなく、騎乗馬を選ぶ政治活動から仕事は始まっています。
騎乗馬を選ぶ立場にいる川田将雅は8着のダノンマッキンリーがお手馬であり、ここまで2連勝していました。
ダノンの主戦騎手である川田将雅は当然オーナーへの恩義がありますので、ダノンマッキンリーに騎乗するとみられていましたが、なんと乗ったことのないジャンタルマンタルを選択しました。
このドライさは日本人には受け入れがたいですが、川田将雅をそれを選択しました。
こうなれば川田将雅には勝つ以外に道はなく、負ければ社台からもダノンからも信頼を失います。
それを恐れず、プレッシャーをもはや力に変えて勝ち切りました。
レースも序盤に掛かる様子を見せましたが見事に抑えて4コーナー回る頃にはスルスルと順位をあげて先頭を伺う勢いでした。
そしてそのまま押切優勝しました。
さてジャンタルマンタルですが、父親のパレスマリスはアメリカ馬ですので、距離延長は2000くらいまでかと思います。
2着のエコロヴァルツの父親ブラッグタイドは距離延長大歓迎ですので、現時点で最もダービーに近い馬でしょう。
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