短期免許で来日中のイーガン騎手が大きな仕事を果たしました。
　紅梅Sでの進路妨害により再来週から騎乗停止になったイーガン騎手は、来週が最後の騎乗になる見込みです。
　何としても一つくらい重賞を勝って次回の短期免許に繋げたい所で貴重な勝利となりました。
　昨日から続く特殊馬場の中京競馬場の芝コースは進路取りで大きく運命が分かれます。
　昨日の愛知杯で川田騎手が進んだウイニングロードをそのまま進んだヴィルトライゼンテが５９キロものトップハンデを背負いながらも、見事に差し切りました。　
　ラップタイムは
12.9-12.9-11.6-11.8-12.9-12.9-12.6-12.2-11.9-11.5
-11.5-12.4
　11秒台後半と、１２秒台のラップを刻むレースは穏やかなスローペースになりました。
　隊列がすんなり決まり、昨日の愛知杯と同様のスローとなったこのレースは、荒れた馬場では道中足を使いたくない騎手心理が影響したのかスローでも捲くる馬は出ませんでした。
　イーガンはじっと足を貯め、最後の直線は馬場の良いコース真ん中のグリーンベルトを走り、見事に差し切りました。
　こうゆう馬を動かさいないといけない重たい馬場は、欧州の騎手は本領発揮されるのでしょうか。
　ドリームジャーニーの後継として、何とかG1を勝ってほしいものです。