2024年 日経新春杯 回顧

 ブローザホーンが前走の心房細動による競走中止を乗り越え、見事に重賞初制覇を飾りました。

 先週のシンザン記念の勝馬ノーブルロジャーはノルマンディーの持ち馬です。

 ノルマンディーの主宰は岡田牧雄ですので、もし更に活躍し種牡馬に成った場合は当然岡田牧雄のレッグススタッドで繁養されます。

 ノーブルロジャーの父親は今やときめくパレスマリスですので、種牡馬に上がれる可能性があるでしょう。

 そして、ブローザホーンの馬主は岡田牧雄です。

 2週連続で関係馬が重賞初制覇です。

 もしかすると半持ちの可能性もありますが、種牡馬に上がればレッグススタッドに繁養され、タイトルホルダーとノーブルロジャーと共に打倒社台スタリオンステーションというわけでしょう。

 さてレースです。

 リビアングラスと新人の愛されキャラの田口騎手が逃げると思いきや馬が全然進んでいかず、ディアスティマが先手を取りました。

 京都2400mはスタートから1コーナーまでの距離が長く、早めに隊列が決まればペースが落ち着くものの、田口騎手がおそらく逃げの指示が出ている為にハナを譲る事が出来きず、かなり促しておりました。

 ディアスティマの北村は無理して逃げる事は無いのですんなり譲ればいいものの、北村は譲らずにかなりペースが上がり、1000m58秒と、この日の馬場を考えると超ハイペースになり、結果的にディアスティマはシンガリ負けでした。

 そんなハイペースの中、後方より脚を溜めれて直線弾けました。

 しかし、ファンはブローザホーンを良く見ているなと思いました。

 前走心房細動で競走中止しているにも関わらず、札幌での強さを覚えており1番人気で快勝です。

 この先は重い馬場で活躍できるでしょう。 

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