「ラストノートは破滅の香り」ログ

シナリオ:ラストノートは破滅の香り (シナリオ +慧+様)
PC:石窯 紅蓮(ピザ屋) PL:ハト
PC:碧川 剣志(医者) PL:いる
KP:ハト

2017/05/27

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【ラストノートは破滅の香り】はじめます!
碧川剣志:よろしくおねがいします

近頃、奇妙な殺人事件が発生している。殺されている人の性別は男女様々で裸のまま放置されている。
それだけならまだ聞くような事件であるが被害者は全員、髪の毛まで剃られていた。

そんなニュースが流れる中、今日は休日。碧川と石窯は街に出かけている。
何を買いに行ったのかな?

碧川剣志:ごはん?
碧川剣志:今週の買い出し?
石窯紅蓮:買い出し?
KP:デートです
碧川剣志:あ、はい
石窯紅蓮:とりあえず街をぶらぶら・・・
碧川剣志:お散歩ですね
KP:ふむ

では、2人が歩いていると今まで経験した事のない言葉では表せないようなとても「良い香り」を嗅ぐ。

碧川剣志:「なんかいいにおいしますね」
石窯紅蓮:「なんだろうな…すんすん」

それは今まで嗅いでいた匂いが思い出せなくなるような「天国とはこういうところなのではないか」という考えが湧き出てきて嫌なことを全て吹き飛ばすほどの幸福感、また満足感に包まれます。
その匂いの残り香を追うように顔をそちらに向けて見えたのは毛先がカールし肩まで伸びている髪をなびかせながら歩く女性でした。
その女性の後ろ姿を見たその時、あなた達は意識を失う。

ーーーーー

気がつくと2人は見知らぬ室内にいます。
椅子に座っており目の前には白いテーブルクロスが敷かれたダイニングテーブル。そこには湯気が立つ香り高い紅茶が淹れられた白いティーカップが置いてあります。
聞き耳を振ってください

碧川剣志:CCB<=66 聞き耳 → 18 → 成功
石窯紅蓮:CCB<=77 聞き耳 → 57 → 成功

貴方達は、うなじ部分を誰かが匂いを嗅ぐように鼻で呼吸している音を聞き取ります。

碧川剣志:後ろみてみます
石窯紅蓮:「!?」ぞわ…

振り向くとそこには一人の女性が探索者の首筋当たりを嗅ぐように屈みながら立っていました。

碧川剣志:「……なんですか、あなた」
女性:「お、気がついた?じゃあ改めて…いらっしゃい我が香水店「アスタルテ」へ。ゆっくりしていってね。」

と、女性は言って、あなた達から離れます。
肩下まで伸びたカールした毛先のある髪、大きめの瞳に端正整った顔、白いブラウスにループタイ、細めのパンツにスニーカーという格好の女性です。

碧川剣志:「……」
石窯紅蓮:「……び、びっくりした…」
碧川剣志:「ですね…」

女性は2人の前の席に座り、足を組む。

女性:「私の名前は浜茄子令亜(ハマナス レア)よろしくね。せっかくだから紅茶でも飲んでいきなよ。」

と女性はテーブルの真向かいに座りながら自己紹介をしてきます。

碧川剣志:「……どうも」紅茶は飲まない
石窯紅蓮:「なんでさっき後ろにいたんだ…?」
女性:「いや~私さぁ匂いとか気になっちゃうタイプでね。まあだからこうやって香水屋さんやってるんだけど。それで君の匂いも気になっちゃってね。うん、いい香りだったよ~」

と微笑みながら言います。

石窯紅蓮:「………確かに剣志は良い匂いするけど」
碧川剣志:「……」
碧川剣志:「そんなことないです」
石窯紅蓮:「そう言えば剣志も香水もってたよな」
碧川剣志:「え、あ、はい」
碧川剣志:どうしよう相槌を打つ機械になってる
女性:「君の持ってる香水と同じものも、私の店には置いてあるよ。いろいろ集めてるから、あとで見て見るといい」
碧川剣志:「そ、なんですか…ありがとうございます」

碧川剣志:「さっき、街ですごいいい匂いしたんですが…それもこの店に置いてたりしますかね?」
女性:「多分私の作った香水かな?まだ試作なんだけど。そっかぁそんなに良い香りかぁ。完成が楽しみだなぁ。」
碧川剣志:「そういえば、目が覚めたらここにいたんですが…その、あなたが何かしたんですか?」
石窯紅蓮:「へえ…自分で作ったりしてるんだなぁ…」
女性:「ん?君がついてきたんじゃん。店の前で振り向いたら君がいて話し掛けても生返事だったし。だから落ち着いてもらおうとこうやって紅茶淹れてたんだよねぇ。」
碧川剣志:「……」
碧川剣志:「そうでしたっけ…すみません、ぼーっとしていたみたいです」
女性:「疲れているのかもね・・・まぁ、ゆっくりしていきなよ。トイレとかも使っていいからね。せっかくならお店も見ていってよ。」と言い棚から数枚の白いハンカチを取り出します。
碧川剣志:「ありがとうございます。…ハンカチ?こんなにいっぱい何に使うんですか?」
女性:「ん~これはね、香水の香りが染み込んでるの」
女性:「香水作ってる会社がライバル会社の香水の成分を教えてくれって持ってくるんだよね。良い香りが嗅げるしお金も結構もらえるし私としては良いことばっかり。私のお店ってあんまり人来ないけどこれのおかげで生活出来てるって感じ。」

とハンカチを振り、匂いを嗅ぐと紙にその香水の成分であろう材料の名前と書き連ねていきます。

碧川剣志:へええ…って見てます

女性:「あ、そうだ。もし小さい日記ぽいの見つけたら私に言ってくれる?無くしちゃったんだよね。まあ見つけたらでいいけど。じゃあ私奥にいるから何かあったら言ってね~」
碧川剣志:「あ、はい」

と言いハンカチを手に奥の部屋に入っていきました。

石窯紅蓮:「なんか、人がよさそうな感じだったな」
碧川剣志:「そ、そうですね」

現在は客間にいます
客間は長方形の部屋です。床は木製であり下足は脱がなくてもよさそうなタイプです。
白いテーブルクロスが敷かれたダイニングテーブルを中心に目の前には扉が2枚、左手側にも扉が2枚ありその間の壁には棚が一つ。右手側にはキッチンがあり、冷蔵庫と食器棚が見えます。探索者の後ろ側には扉が1枚あります。

碧川剣志:「でもなんか…なんでぼんやりここに入って行ったんだろう」
碧川剣志:考えつつ棚みにいきます
石窯紅蓮:「すごく良い匂いだったよなぁ…」

引き出しが数個ついている棚には白いハンカチがギリギリまで入れられています。どの棚を見ても白いハンカチしかありません。

碧川剣志:ハンカチだらけ
碧川剣志:人の家の冷蔵庫見るのはどうかと思うしなあ
碧川剣志:お店の方見に行きます
石窯紅蓮:そわそわ

石窯紅蓮:「剣志、剣志」
碧川剣志:「? はい」
石窯紅蓮:「香水、俺も気になる」
碧川剣志:「一緒に見に行きましょう」
石窯紅蓮:「こういう店入るの初めてで・・・」
碧川剣志:(なるほど)
碧川剣志:「そういうイメージないですもんね」
石窯紅蓮:「……背筋が伸びるな…良い匂いもするし」

碧川剣志:そうかなあ?って思いながらお店のドアあけます

客間より少し小さめな店内にはあまり多くはない香水のビンがキレイに陳列されています。
窓にはレースのカーテンがかかっており、外がぼんやりと見えます。
カウンターにはレジと小型のラジオが置かれています。正面には店の出入り口があります。
聞き耳を振ってください

碧川剣志:CCB<=66 聞き耳 → 74 → 失敗
石窯紅蓮:CCB<=77 聞き耳 → 29 → 成功

石窯は、ラジオから「また怪奇連続殺人事件の犠牲者が出てしまった」という報道が聞こえます。

石窯紅蓮:「…‥そういえば最近物騒な事件…続いてたなぁ」
碧川剣志:「ああ、あの事件ですね…嫌ですね」

碧川剣志:外は普通に現実空間ですか?カーテンちょっと開けてみます
碧川剣志:ちら・・

外は普通に現実世界です。
夕方ですね

碧川剣志:よかった
碧川剣志:ほっとします

石窯紅蓮:「?」
碧川剣志:「まだ明るいなーと思っただけです」

石窯紅蓮:陳列棚見に行きます
石窯紅蓮:すたた~
碧川剣志:ついて行きます
碧川剣志:とことこ

多種多様なビンに入れられた香水がキレイに陳列されています。既製品は一つもなく全てこの店オリジナルの香水のようです。商品名などなく値札だけ付けられています。どれをとても安いということが分かります。

石窯紅蓮:「剣志のと同じ匂いのってどれだろう…」じっ
碧川剣志:「あるかな…?」

碧川剣志:においかげますか?
KP:匂いかげます
KP:聞き耳でどうぞ
碧川剣志:なんかいろいろにおいかぎます

碧川剣志:CCB<=66 聞き耳 → 12 → スペシャル

碧川は、自分の使っている香水と同じ匂いの香水を見つける。
メーカーは違うものの、香りは同じだろう。

碧川剣志:「あ、これです」
石窯紅蓮:「これか…」すんすん
碧川剣志:「でも、会社違うんですよね」
石窯紅蓮:「やっぱり良い匂いだなぁ」
碧川剣志:「……」
石窯紅蓮:(あとで買おう…)

碧川剣志:買うのか
石窯紅蓮:居ない時も思い出せるかなって思って
石窯紅蓮:ちょっと欲しい・・・
碧川剣志:服置いて行きそう…
石窯紅蓮:服はうっかり洗濯しそうな気もする
石窯紅蓮:そして悲しむ
碧川剣志:wwあと、借りてたエプロンとかについてそうだ

碧川剣志:「そういえば、日記でしたっけ?ないですよね」
碧川剣志:レジ見に行きます
石窯紅蓮:「あ、あぁ‥そっか…」

木製のカウンターです。良く見るような手打ちのレジがあります。カギは付いていないのでワンタッチでは開きません。脇には小型のラジオがアンテナを伸ばして置かれています。
ラジオはこの地域ではごく当たり前の放送が流れています。今はニュースの時間なのか殺人事件についての報道がされています。

内容は裸体で放置されている遺体が発見された。
数ヶ月前から度々発生する事件と同じ殺害方法である。後頭部には陥没骨折がありそれが致命傷であるとされている。髪の毛は剃られており衣服などもない。
しかし、財布などの金品は盗まれている様子はなく、被害者は男女関係なく行われているため愉快犯の可能性がある。また、鼻腔には少量の動物性の脂が付着していることが共通している。
今まで11件同様の事件が発生しているがいまだに目撃情報などもなく捜査は難航している。という内容でした。

石窯紅蓮:「…店員さーん!」呼ぶ
碧川剣志:どうした

石窯が呼ぶと、浜茄子が奥から出てくる。

女性:「は~い、なにかな?お会計?」
石窯紅蓮:「あ、コレください」さっきの香水
碧川剣志:(石窯さんが香水買ってる)
女性:「あ、お会計ね、うん、良い香りを選んだね」
女性:「そちらの赤髪の子は?何か買う?」
碧川剣志:「え?僕はまだ、いいです。もし買うときまた呼んでも大丈夫ですか?」
浜茄子令亜:「うんうん、色々あるからじっくり選ぶといいよ。シトラスからシプレまでなんでも。むしろ君に合う香水とか作ってあげよっか?」
碧川剣志:「……」ちょっと揺れる

浜茄子は包装紙に包んだ香水を石窯に手渡す。

石窯紅蓮:「ありがとう」
石窯紅蓮:ほくほく
浜茄子令亜:「もう帰るのかい?」
碧川剣志:「んん、もう少し見てもいいですか?」
浜茄子令亜:「ああ、ゆっくりして行って。じゃあ私はまた調香室に戻っているから、何かあったら声をかけて」
碧川剣志:「あ、はい」
碧川剣志:「……本当にいろいろ見ちゃっていいんでしょうか」
石窯紅蓮:「来てよかったなぁ」ほくほく
石窯紅蓮:「いいんじゃないか?調香室も気になるな」
碧川剣志:「ですね、僕も気になってました」
碧川剣志:調香室行ってみましょう


その部屋の第一印象は「理科実験室みたい」ということでした。
右手側のテーブルにはフラスコやボンベ、左手側壁一面は棚になっており、正面の机には小さなビンと白いハンカチが複数置かれています。また、エアコンが起動しているのかかなり寒く感じます。
浜茄子令亜は正面の机に向かい椅子に腰かけています。机に白いハンカチを広げ、小さなビンの蓋を開け、中から液体を数滴落とします。彼女がそのハンカチを摘み顔の前でパンッと振るとその空間に顔を近づけ匂いを嗅ぐという動作を何度か繰り返しています。

碧川剣志:(…寒い)
石窯紅蓮:「……真剣だ…」
碧川剣志:「ですね……静かにしてましょう」
碧川剣志:棚を静かにみてみます

左側の壁には一面棚が置いてあり多種多様な物が所狭しと置いてあります。
ほとんどが液体の入ったビンです。近づくと様々な匂いが混じり何とも言えない匂いがほのかに漂ってきます。
棚には大きく「火気厳禁」と貼り紙がされています。

碧川剣志:可燃性のやつだ
碧川剣志:香水にライターかざして火炎放射だ

浜茄子令亜:「それらが香水の原材料だよ。こいつらを混ぜ合わせて香水を作っていくの。あとはエタノールに対してどのくらい香料を溶かすか。この割合で「パルファム」とか「オードトワレ」って名前が変わってくるし持続時間や香りも違ってくるんだよ。」

いつの間にか浜茄子が振り返り、こちらを見て楽しげに話しかけてくる。

碧川剣志:「! すごいですね…」

碧川剣志:中の人は全然わかんないけど碧川はわかってそう

石窯紅蓮:「……ぱる…とわ…?」
石窯紅蓮:(化学の話はわからない)
碧川剣志:「パルファムは長持ちする香水で、オードトワレは数時間くらいしか持たないやつ、です」

碧川剣志:だそうです

石窯紅蓮:「へえ…詳しいんだな」
石窯紅蓮:「全然知らなかった」
碧川剣志:「ちょっと調べたことがありました」
碧川剣志:右手がわのテーブルみます

幅広の鉄製のテーブルの上にはフラスコや減圧器付きのボンベ、冷却管の先には小さなビン。テーブルの下には一斗缶が置いてあり、まるで理科実験室のようです。実験装置のような物の隣には小さなビンが11個、試験管立てのようなものに入れられ置かれています。

浜茄子令亜:「あ、それね香水を作ってるところなの。「冷浸法」っていうやり方でね、ラードに匂いの元を飽和するまで漬けてそれをエタノールに混ぜて撹拌(かくはん)するの。んで、そのエタノールを蒸発させて匂いの元を抽出する。その小さな水滴が匂いの元。どう?面白いでしょ?」

とニコニコしながら教えてくれます。

碧川剣志:ラード、動物性の油だ
碧川剣志:「おもしろいですね…実験してるみたいで」
石窯紅蓮:「試験管…なんだか懐かしいな」
石窯紅蓮:「理科の授業で使ってたやつだ」
碧川剣志:「使ったのそんなに前ですか…」
石窯紅蓮:「中学かあ…」
碧川剣志:「わあ……」
碧川剣志:(中学時代の紅蓮さん)
碧川剣志:(想像が……つく)
石窯紅蓮:「???」

試験管立てのような物には11個のビンが置いてあります。11個には透明感のある茶色い液体が入っており、一つ間を置きカラのビンが立てられています。

浜茄子令亜:「それは香水のベースとなるものだね。それらをブレンドして作っていくんだ。12個目は今抽出しているそれ。さらに特別な香料を加えて究極の香水を作る!それを今目指してるんだ~」

と試験管を指さし少し興奮気味に話しかけてきます。

碧川剣志:「今度卒アル見せてください」
石窯紅蓮:「うん、いいぞ、剣志のも持ってきてくれよ」
碧川剣志:「僕のは……」
碧川剣志:「いいです見なくて」
石窯紅蓮:「え、見たい…ずるいぞ」
碧川剣志:「変わり映えしないんで」
石窯紅蓮:「髪赤いのか?」
碧川剣志:「へ?」
碧川剣志:「地毛じゃないので黒ですよ」
石窯紅蓮:「黒…!見たい!」

碧川剣志:浜茄子さんごめん
KP:浜茄子さんは作業に戻りました
碧川剣志:ごっごめん

碧川剣志:「恥ずかしいですよ」
石窯紅蓮:「モテたんだろ~?」
碧川剣志:「全く」
石窯紅蓮:「そんなことないだろ、剣志顔がいいし」
碧川剣志:「性格がこんなのだから女子は寄ってきませんでした」
石窯紅蓮:「そうなのか???」
石窯紅蓮:「性格もいいと思うぞ??」
碧川剣志:「………」
碧川剣志:「……」
石窯紅蓮:「今度みせてくれな」
石窯紅蓮:にこにこ
碧川剣志:「う……」
碧川剣志:「はい…」

石窯紅蓮:わあい
碧川剣志:手慣れてきてますか?

碧川剣志:んんんあ、真ん中の机みにいきます

良く見るような引き出し付きの木製の机と椅子です。机の上にはいくつかの香水のビンと白いハンカチ、さらに紙とペンが置いてあります。
香水は良く見るようなブランドの物が多いです。

浜茄子令亜:「ん?どうしたの?私に何か用かな?」
碧川剣志:「いえ、よく見るブランドだなと思いまして」
浜茄子令亜:「私はいろんな会社からの依頼を受けているからね」

碧川剣志:紙に何書かれてあるかみえますか?

紙は、香水の成分であろう材料の名前がつらつらと書かれている

碧川剣志:むずかしい
碧川剣志:引き出し開けてもいいですか?
KP:浜茄子さんが座っているので開けられません
碧川剣志:浜茄子さ~~~ん
碧川剣志:どいて~~~~~~~
碧川剣志:調香室出ます
石窯紅蓮:ついていこう

石窯紅蓮:「冷えてたな…」
碧川剣志:「寒かったですね」
碧川剣志:ぷるぷる
石窯紅蓮:「あったかいもの飲んで帰るか?」
碧川剣志:「……」うーん
碧川剣志:「……とりあえず、暖とらせてください」

碧川剣志:ぴと

石窯紅蓮:「ん…」

石窯紅蓮:ぎゅ

碧川剣志:「はぁ……あったかい」
石窯紅蓮:「へへ…」

いる:客間なんですけど
KP:客間なんだよなあ
碧川剣志:寒くてしにそうだったのかもしれない
石窯紅蓮:寒いの大丈夫そう。CON15
碧川剣志:人間カイロだ
石窯紅蓮:ハグしてます。
碧川剣志:ぬくぬくです
石窯紅蓮:人間ホカロン
碧川剣志:夏大変そう
石窯紅蓮:夏場は汗かきそうです・・・
碧川剣志:夏場もひんやりです

KP:じとー…
碧川剣志:すみません

碧川剣志:「……ありがとうございます」
石窯紅蓮:「あったまったか?」

碧川剣志:こく…って頷く
石窯紅蓮:にこにこしてます
碧川剣志:ちょっと寝室覗きたい…ちらちら
碧川剣志:ここなんの部屋かな~~?

寝室の部屋は扉に鍵がかかっているようで開かない

碧川剣志:「…あ、開かない」
石窯紅蓮:「大事なものがある部屋なのかな?」

2人ともCON*5ロールして

碧川剣志:CCB<=60 CON → 78 → 失敗
碧川剣志:はい
石窯紅蓮:CCB<=75 CON*5 → 94 → 失敗

2人は冷えたからか、トイレに行きたくなります

碧川剣志:連れションだ
KP:便座は1つだよ
碧川剣志:ピンチじゃん

碧川剣志:「……」
石窯紅蓮:「……ちょっとお手洗いいってくる」
碧川剣志:「あ、はい。どうぞ」

碧川剣志:94だしね

普通の洋式トイレです。小さな採光窓と換気扇、便座カバーなどは付けられていますが装飾はされておらず簡素な様子です。消臭剤が採光窓近くに置かれています。

石窯紅蓮:して、でる!
碧川剣志:手あらって!
KP:はい
石窯紅蓮:その足で洗面所に向かいます

碧川剣志:「すみません僕もいいですか」
石窯紅蓮:「お、おう…寒かったもんなあ」
碧川剣志:「そうなんですよね…」はいります

碧川剣志:ちゃんと流します
碧川剣志:トイレに目星します

碧川剣志:CCB<=65 目星 → 63 → 成功

トイレの消臭剤は、市販されている無香料の消臭剤ですね。使われて数日経っているのか内容液は減っています。

碧川剣志:(香水屋だけど無香料使ってんのか)
碧川剣志:洗面所で手を洗いつつ目星します

鏡付きの洗面台、その隣にはタテ型式の洗濯機があり、右手側には風呂場の中折れドアがあるという一般的な洗面所ですが、風呂場近くの壁際にはドラム缶が置かれています。
よくある鏡付きの洗面台です。浜茄子令亜が使っているであろうハブラシと歯磨き粉、ドライヤーがコンセントに刺さったまま収納されています。下の収納スペースには詰め替え用の洗濯洗剤などが入れられています。

碧川剣志:CCB<=65 目星 → 28 → 成功

洗剤や柔軟剤、歯磨き粉など全て無香料のものだとわかる。

碧川剣志:(ここも無香料だ)

石窯紅蓮:タオルで手を拭いてます
碧川剣志:ドラム缶見に行きます

緑色の塗装がされたドラム缶です。上の蓋は外レバータイプのバンドで閉じられていますが簡単に開けられそうです。

碧川剣志:わ、開けてみます

バンドを外し上の蓋を取り、中を見ると粘性のある白濁としたゼリー状の物がドラム缶いっぱいに入れられています。

碧川剣志:「?」ちょっと指に取ってみます

指に取ると、少し粘っている。臭いはしない。

石窯紅蓮:お風呂覗いてみよう。人の家のお風呂見るの好き
碧川剣志:わかる

白のタイルで囲まれた良くある風呂場です。左側の壁に蛇口とシャワーヘッドがあります。
浴槽は入口に対して垂直にあり、窓は左側にあります。浴槽には蓋はされておらず壁に立て掛けられています。
浴槽のフチには小さいナイフのような物が置かれています。

石窯紅蓮:「?」ナイフ拾ってよく見て見ます

それは折りたたみ式のストレートカミソリです。使用されたのか少し湿っており金色の髪の毛がついています。

石窯紅蓮:「金髪……?」

石窯紅蓮:元の場所に戻す。
碧川剣志:手を洗ってます
石窯紅蓮:浴槽覗いてみる
碧川剣志:浜茄子さんは金髪?
KP:ではないです
碧川剣志:不穏だ

どこにでもあるようなステンレスの浴槽です。横幅は130cmあり足を伸ばして入れそうです。蓋は外され栓もされていないので水は溜まっていません。しかし、浴槽のフチに白いゼリー状の物がついています。
【知識】を振れます。

石窯紅蓮:CCB<=80 知識 → 18 → 成功

では、ラードであると分かります。また、食用ではないのか匂いがしないというのもわかります。

碧川剣志:もうこれさあ
石窯紅蓮:「ラード‥?」
石窯紅蓮:「なんでこんな場所に??」

石窯紅蓮:風呂場から出ます

碧川剣志:「なにかありました?」ひょこ
石窯紅蓮:「ん、普通の風呂場だったぞ。ラードみたいなものが付いてたけど…リンスの代わりにでもしてるのかな??」
碧川剣志:「そんな人いるんですかね…」
石窯紅蓮:「でも食用じゃないみたいだし…」
碧川剣志:「ラードってどこについてたんですか?リンスに使ってるなら排水口とかにたまってたんですか?」
石窯紅蓮:「浴槽の縁だけど」
碧川剣志:「……」
碧川剣志:「なんか…つき方おかしくありませんか?」
石窯紅蓮:「あと、金髪の髪が付いた剃刀があったけど…」
碧川剣志:「浜茄子さんって金髪じゃないですよね…彼氏とかですかね」
石窯紅蓮:「かなあ……??」
碧川剣志:「でも…なんか…ラードが縁についてるってなんか…」
石窯紅蓮:「少し、ヘンだな…」
碧川剣志:「まるで浴槽に溜めてたみたいですよね」
石窯紅蓮:「……そ、そんなたくさんのラード溜めて、何するんだよ…」
碧川剣志:「さっき、匂いの元をラードに漬け込む…みたいなこと言ってましたよね」
碧川剣志:「……」
石窯紅蓮:「…………」
碧川剣志:「……ラードって、動物の油ですよね」
石窯紅蓮:「…………剣志…」
碧川剣志:「……はい」
石窯紅蓮:「か、帰ろう」

碧川剣志:帰ってだいじょうぶなの

聞き耳どうぞ

碧川剣志:CCB<=66 聞き耳 → 65 → 成功
石窯紅蓮:CCB<=77 聞き耳 → 77 → 成功

では、どこかの部屋の扉が開いた音が聞こえる。

碧川剣志:あああああああああああ

碧川剣志:「……」石窯くんを見ます
石窯紅蓮:「……帰ろう」

石窯紅蓮:手を引っ張ります

碧川剣志:PC的には帰りたいけどPL的には帰りたくない
碧川剣志:ちらっと、客間みてみます
碧川剣志:ちょっとだけドア開けて

客間を覗くと、客間にいた浜茄子と目が合う

碧川剣志:へへへ

浜茄子令亜:「あれ?まだいたの??」
碧川剣志:「……」
碧川剣志:「すみません、お手洗いをお借りしていて…手を洗ってました」
浜茄子令亜:「もう閉店の時間だよ、さ、帰った帰った」
碧川剣志:「…今日はありがとうございました」
石窯紅蓮:「お、お邪魔しました…」

碧川剣志:こりゃ帰るわ

浜茄子令亜:「あ、そうだ」
碧川剣志:「?」
浜茄子令亜:「せっかくだから今作ってる香水使っていってよ。」

と言い、浜茄子は小さなビンを取り出し数滴ハンカチにつけて2人の首筋、手首に擦りつけます。

碧川剣志:つけられちゃった
石窯紅蓮:硬直

その後ドアを開き外へと続く空間でハンカチをパンッと振りながら「今日はありがとう。またのご来店待ってるよ。」と外へと促されます。

碧川剣志:静かに会釈して帰ります

外はもう薄暗くなっており、街には灯りが灯っている

碧川剣志:石窯くんといつもより距離近めに帰ります

香水をつけた2人は、外に出た瞬間目の前の光景に釘付けになります。
見慣れた街並みのはずなのに色鮮やかで清々しくこの世界は幸せに満ち溢れているものだと全身で感じ取ります。
自身も足取りは軽くとても気持ち良く歩けているのが分かります。自然でありながら今まで嗅いだ事のない芳醇で豊かな香りは今まで悩んでいたこと全て吹き飛ぶほどです。
すれ違う人々も全員とても幸せそうな顔をしながら通り過ぎていきます。2人はその光景を見てさらに幸せを覚えるでしょう。

碧川剣志:やばいやつじゃんこれーーーー
石窯紅蓮:ほわあ・・・
碧川剣志:ついに頭の中全部ハッピーになっちゃった
碧川剣志:うかれぽんちです
石窯紅蓮:るんるんしてます

自宅に帰った2人は更に驚きます。いつもの部屋であるはずなのにまるでそこが宮殿のように素晴らしく美しく見えます。

碧川剣志:石窯宮殿

石窯紅蓮:「俺の家こんなだったっけ……すごい…」
石窯紅蓮:ほわわ~
碧川剣志:「ほんとですね……誰かの家みたい」
碧川剣志:はわ・・・
碧川剣志:頭がハッピーにもほどがある
石窯紅蓮:「わあ、ベッドもふかふかだ…」
石窯紅蓮:「良い匂いがする…」
碧川剣志:「なんか、いい匂いにあふれてますね」

碧川剣志:だめになりそう
碧川剣志:いろいろとだめになりそう

石窯紅蓮:「このまま眠りたい…」
碧川剣志:「……風呂ははいってください」
石窯紅蓮:「一緒にはいるか?」

碧川剣志:ど
碧川剣志:どき
碧川剣志:あ、これ碧川です碧川です

碧川剣志:「……」
碧川剣志:ちょっと…頷く
碧川剣志:ちょっと…

では、時間を忘れ至福の時を過ごしていると、急に目の前の光景が色あせるように感じました。
実際には先程までとなんら変わりがないのですがそう思わざると思えないほど「世界が汚く」見えます。
この世の破滅なのではないかと思うくらい、鼻がひん曲がるほどの悪臭に包まれている、そう感じてしまいます。
床や壁、水周り、トイレなどの匂いを敏感に嗅ぎ取ります。

碧川剣志:「……」
碧川剣志:なんだこれって顔

さらには自分自身の体臭まで気になってしまいます。「自分はこんなにも醜く汚い生物だったのか」という自己嫌悪、共に吐き気や震え、涙が止まりません。

碧川剣志:wwwwwww
碧川剣志:じゃあ泣きます
石窯紅蓮:「…く、くさい……」
石窯紅蓮:泣いてる
碧川剣志:「すみません……一緒に風呂入ろうとか思ってすみません…」

SANチェックです。→1d3+2/1d6+4

石窯紅蓮:CCB<=90 SANC → 46 → 成功
碧川剣志:CCB<=73 SAN → 59 → 成功
石窯紅蓮:1D3+2 → 5
碧川剣志:1d3+2 → 3

石窯はアイデアロール

石窯紅蓮:CCB<=60 アイデア → 59 → 成功

ここでの発狂は、自動的に「良い匂いの異常執着」となります

石窯紅蓮:「……行かなきゃ…また、匂い……付けてもらって……」ふらふら部屋を出ていきます
碧川剣志:「!?え、紅蓮さん?!」
碧川剣志:「き、気持ちはわかりますけど、夜遅いし…」
石窯紅蓮:「さ、触らないでくれ…俺、臭いし…」夕方行った香水の店に向かいます
碧川剣志:「え、触らないでって…」

碧川剣志:えん
石窯紅蓮:走ります…

碧川剣志:「待って、待ってください、待って」
碧川剣志:おいかけます

石窯は夕方訪れた香水店、アスタルテの扉を開けて中に入っていく。

石窯紅蓮:「……香水……香水…どこだ」

碧川剣志:追いかけてはいります、、勝手に入っちゃだめだよ

店内は薄暗い。浜茄子の姿は見当たらない。

碧川剣志:「紅蓮さん、勝手に入ったら駄目ですよ」

碧川剣志:触らないようにちょっと距離を取る・・・

石窯紅蓮:「……剣志……でも、俺、臭いから……」
碧川剣志:「……そんなことないです」
石窯紅蓮:「………俺がくさいから、離れてるんだろ…」
石窯紅蓮:「ほっといてくれ……」
碧川剣志:「違う…・・・触らないでって言われ・・・」
碧川剣志:「・・・」ほっといてって言われた…えん

KP:おいおい

碧川剣志:「放っておけるわけないじゃないですか……」えん、精神分析します

碧川剣志:CCB<=57 精神分析 → 88 → 失敗

碧川剣志:しってた
KP:はい・・・
碧川剣志:そういうやつです

石窯紅蓮:「………どこだ…あの匂い…」
碧川剣志:「落ち着いて、俺の話聞いて・・・」
碧川剣志:「俺の話・・・きいて・・・」
碧川剣志:えん
碧川剣志:「紅蓮さん・・・・」

石窯紅蓮:調香室向かいます
碧川剣志:えん
碧川剣志:遠くで見守ります

調香室には誰もいない。

碧川剣志:ぐすん・・・
石窯紅蓮:机とか棚とか漁ります
碧川剣志:ドアの所でしゃがんで顔うずめてます

机の引き出しの中には鉄製のなめし棒が入っている。
棚の香水を触ろうとした瞬間、強烈な寒気、息苦しさ、めまいといった症状を感じる。
SANチェック1d4/1d6+2

石窯紅蓮:CCB<=85 SANC → 39 → 成功
石窯紅蓮:1D4 → 4

一時的狂気は解除

石窯紅蓮:「……うっ」頭抑えてしゃがみます
碧川剣志:「……!」どうしよう…って見てる
碧川剣志:しゃがんでる
石窯紅蓮:「…………」くらくらする
石窯紅蓮:「…うう…なんで俺こんなとこにいるんだ……?」
碧川剣志:「……」
石窯紅蓮:「……剣志…?」
碧川剣志:「……はい…」
碧川剣志:声泣いてる
石窯紅蓮:「なんで俺、こんなとこに…?剣志も気付いたらまた来てたのか…?」
碧川剣志:「・・・・・」
碧川剣志:「紅蓮さんが、触らないでって…それで、追いかけたら、ここにきてました」
石窯紅蓮:「…そ、そんなこと言ってたか…俺…??」
碧川剣志:「ほっといてくれって……」消えそうな声
石窯紅蓮:「………ご、ごめん、でも、追いかけてきてくれたんだな……」近づきます
碧川剣志:「・・・・」頷きます

石窯紅蓮:ぎゅーっとします

碧川剣志:「……っいいんですか」
石窯紅蓮:「寒気が酷いから、すこし、このままでいいかな…」
碧川剣志:「……」頷きます
碧川剣志:「もう、触っていいんですか」
石窯紅蓮:「いつだって触っていいに決まってるだろ」
碧川剣志:「……」ぐずぐず
石窯紅蓮:「……泣いてるのか剣志?」
碧川剣志:「……ないてません」ぐず
石窯紅蓮:「ごめんな…」なでなで
碧川剣志:「……絶対わかってないでしょ」
石窯紅蓮:「???」
石窯紅蓮:「え、ええと……」
石窯紅蓮:「………ご、ごめん」

碧川剣志:ぎゅってします
石窯紅蓮:ぎゅってくっつきます。

碧川剣志:「嫌われたと思った」
石窯紅蓮:「急に嫌いになるやつがいるか…」
碧川剣志:「・・・・・・すみません」
碧川剣志:えん
石窯紅蓮:「……俺もどうかしてたみたいだから……不安にさせて、ごめん」
碧川剣志:首を横にふります

KP:じと……
碧川剣志:たんさく・・・
碧川剣志:お部屋を目星、してみます

目星+アイデアでどうぞ

碧川剣志:CCB<=65 目星 → 86 → 失敗
碧川剣志:はい
碧川剣志:涙目で見えなかったんだ
石窯紅蓮:CCB<=79 目星 → 44 → 成功
石窯紅蓮:CCB<=60 アイデア → 81 → 失敗

わかりません

碧川剣志:人気ってあるのかなあ
KP:人の気配はありません
碧川剣志:隣の部屋とかも
KP:隣の部屋も静かです
碧川剣志:無人……?

碧川剣志:「……なんか、静かすぎませんか」
石窯紅蓮:「…ああ。今日のことといい…不気味だな」
石窯紅蓮:「離れないで動こう…」
碧川剣志:頷きます

石窯紅蓮:手を握ります
碧川剣志:う、握り返します
石窯紅蓮:調香室を出ます
碧川剣志:隣の部屋寝室だし、寝てるかな?ってドアに聞き耳たてます

どうぞ

碧川剣志:CCB<=66 聞き耳 → 12 → スペシャル

部屋からは何の音も聞こえない

碧川剣志:「……本当に誰もいない、かも」
石窯紅蓮:「……」きょろきょろ

碧川剣志:静かにドア開けてみます
KP:鍵はかけられていません。
碧川剣志:うわ、あけます

寝室は、木製の壁で囲まれたシックな部屋です。正面には大きな窓があり外の光を取り入れています。その近くにシングルベッド、ベッドサイドテーブル。右手側の壁はクローゼット、ドア近くには本棚が置いてあります。

碧川剣志:「……ちょっと、見て行っていいですか」
石窯紅蓮:「…証拠があるかもしれないしな……」頷く
碧川剣志:頷く

碧川剣志:本棚みにいきます
碧川剣志:あ、ドア閉めておきます
KP:了解です

本棚には小説や雑誌、マンガなど様々な大きさの本が収納されています。
【図書館】が振れます。

碧川剣志:CCB<=25 図書館 → 50 → 失敗
石窯紅蓮:CCB<=51 図書館 → 59 → 失敗
石窯紅蓮:うう

2人とも特に気になる本は見つけない

碧川剣志:クローゼットみます

クローゼットの中には浜茄子令亜が普段着ているであろうブラウスやパンツなどがハンガーに掛けられています。奥にはコートなどの冬物も見えます。

碧川剣志:なにかあるかな。目星いけますか?
KP:どうぞ

碧川剣志:CCB<=65 目星 → 12 → スペシャル

女性物の他にサイズの違う男性物のジーンズやコートも数着あることがわかる。

碧川剣志:サイズのちがう

碧川剣志:「こんなバラバラのサイズで何するんでしょう…」
石窯紅蓮:「………怪しいな」
碧川剣志:「とっても」

碧川剣志:テーブルみます

ベッドの近くには小さな棚が置いてあります。引き出しは2つ付いています。

碧川剣志:上からあけます

引き出しを開けるとペンと何も書かれていないメモ帳が置かれています。
引き出しを探している途中テーブルの下の床が引きづって出来たような傷が出来ているのを見つけます。

碧川剣志:あやしい

碧川剣志:「これ、床」
石窯紅蓮:「……引きずった跡だ…何か隠したのか…?」
碧川剣志:「よく、小説とかでありますよね…地下の階段とか」
石窯紅蓮:「……いよいよって感じだな」
碧川剣志:「はあ…」

碧川剣志:もう一回図書館いいですか??
KP:いいですよ
碧川剣志:わあい

碧川剣志:CCB<=25 図書館!!!!!!!!!!!!!!!! → 56 → 失敗
碧川剣志:ふふ
石窯紅蓮:CCB<=51 図書館 → 45 → 成功

石窯は、裸婦が描かれた表紙の小説を発見します。
題名は「Das Parfum – Die Geschichte eines Mörders」とドイツ語で書かれており下に「香水 - ある人殺しの物語」と邦題が書かれています。中の文章は日本語で書かれています。

石窯紅蓮:「香水‥人殺し……」
碧川剣志:「……不穏ですね」

石窯紅蓮:中身を読みます

内容はとある嗅覚の優れた男性がとても良い匂いのする女性を殺してしまい、「良い匂いを保存」することに執着します。
有名な調香師の元で働き経験を積んだ後、香水の生産が活発な町へ移り住み「良い匂いのする女性たち」を次々と殺害し「冷浸法」を用いて究極の香水を作ろうとする男性を描いた物語だと分かります。
その時の匂いの収集方法は「身体中に獣脂を塗り冷浸法を用いて抽出する」という方法です。
ここに書いてある方法と報道されている殺害方法、また調香室にある道具そしてラードの存在。あらゆる物が類似しているこの空間。そこで生活をしている浜茄子令亜がこの連続殺人の犯人ではないかと結びつけてしまいます。
殺人犯と同じ家の中にいるということ。凶悪な事件性と親切な対応というミスマッチな状況に恐怖と混乱が全身を包みます。
SANチェックです。→1/1d4

石窯紅蓮:CCB<=81 SANC → 40 → 成功

石窯紅蓮:「……っ」
石窯紅蓮:本を閉じる
碧川剣志:「…? どうしました?」
石窯紅蓮:「この小説に書かれてるの…連続殺人なんだけど……」
碧川剣志:「…はい」
石窯紅蓮:「その…ラードで匂いを抽出して…あの、調香室で聞いた方法で、人間から香水を作る話……なんだけど……」
碧川剣志:「……」

0/1で

碧川剣志:CCB<=70 SAN → 36 → 成功

碧川剣志:「嫌ですね」
石窯紅蓮:「ビンゴな気がするな……」
碧川剣志:「とっても」

碧川剣志:一応ベッドの下のぞきます
KP:ベッドの下は埃が積もっています
碧川剣志:よかった

碧川剣志:「これ、動かしますか」ベッドサイドテーブル
石窯紅蓮:コクリ

碧川剣志:うごかします
碧川剣志:ずずず
石窯紅蓮:手伝う

サイドテーブルを手前に動かすと埃の積もった床が見えます。その床の30cm四方に切れ込みのような線が見えます。

碧川剣志:外れるかな?

爪を引っ掛け上げると床が外れます。そこには石で囲まれた床下であり1冊の日記が置かれているのが見えます。

碧川剣志:「あ……日記だ」
石窯紅蓮:「……ゴクリ」
碧川剣志:「探してた、って言ってましたよね」
石窯紅蓮:「…うん」

日記は茶色いレザーカバーが付けられた日記帳です。カビなどは発生しておらず状態は良さそうです。
聞き耳が振れます

碧川剣志:なんか禍々しいオーラとかは

碧川剣志:CCB<=66 聞き耳 → 66 → 成功
石窯紅蓮:CCB<=77 聞き耳 → 6 → スペシャル

では、皮独特の匂いや紙の匂いなどが全くしないことに気付くでしょう。

碧川剣志:「これも無臭……」

碧川剣志:とりあえず、日記は取り出して、サイドテーブルとかはもとに戻します
KP:了解です

では日記を読むか読まないか、判断をしてください。

碧川剣志:日記読むか読まないか

碧川剣志:「……返してって言われたから返したい、ですけど」
碧川剣志:「探してるみたいでしたし…」
石窯紅蓮:「……事件のこととか、書いてあるのかな…」
碧川剣志:「じゃないと、いいですね」

碧川剣志:ぱら…ちょっとだけ開きます。本当に日記かな?
碧川剣志:ぱらぱら、と見ます

日記を開くとまるで見えない薄皮が破れるような感覚がしました。
それと同時に紙と皮独特の芳醇な匂い、また今まで嗅いだ事のないこの世の全ての物質を混ぜても作りだすことが出来ないような言い表せない不快な匂いも同時に立ち込めてきました。
嗅いではいけない、知ってはいけないという本能的なものが働き顔を背けてしまいます。
SANチェックです。→1/1d2

碧川剣志:CCB<=70 SAN → 34 → 成功
石窯紅蓮:CCB<=80 SANC → 51 → 成功

内容を読みますか?

碧川剣志:「……やばいきがする」
石窯紅蓮:「何だ、この臭い…」鼻を塞ぐ

碧川剣志:臭いしとじます
碧川剣志:よまなーい

浜茄子令亜:「…なにかみつかった?」

と突然耳元で声が聞こえる。

碧川剣志:「…………」
碧川剣志:固まる
石窯紅蓮:ビクッ

背後には浜茄子令亜が微笑みながら後ろ手に立っています。

碧川剣志:浜茄子さんに向き直ろう…
石窯紅蓮:おそるおそる振り返る

碧川剣志:「勝手に入ってすみません」
石窯紅蓮:「す、すみません」
浜茄子令亜:「うん、どうしたのかな?」
碧川剣志:「いえ……誰もいないから気になってしまって…日中話していた日記の件もありましたし…そういえばこの部屋探してなかったなと思いまして」
石窯紅蓮:ちら…
浜茄子令亜:「探してくれてたんだね。それで、日記はみつかった?」
碧川剣志:「はい…こんな夜にすみませんでした。ええと…」
碧川剣志:「こちらですか…?」日記見せてみますね
浜茄子令亜:「それ…!見つけてくれたんだぁありがとう!」
碧川剣志:「!」

と大喜びで日記を受け取ります。そして中の文章を読み進めていくうちに表情が真剣なものへと変わっていきます。

石窯紅蓮:ハラハラ
碧川剣志:顔色うかがっておこう

読み終えると彼女は一息つく。

浜茄子令亜:「…今日は帰ってくれるかな?」

そう、笑顔で言った。

碧川剣志:「……ええ、夜分遅くに来てしまったのも、申し訳ありませんし…」石窯くん見る

碧川剣志:夜道には気を付けないとこわい

石窯紅蓮:「…帰ろう」小声
碧川剣志:「そうしましょう」

浜茄子は店の出口まで2人を案内する。

碧川剣志:すみませんでしたーって帰るよ

浜茄子令亜:「…じゃあね。またどこかで。」

彼女はそう言うと店の扉にカギをかけました。

碧川剣志:「? はい」
石窯紅蓮:「…???」
碧川剣志:「なんでしょうか……」
石窯紅蓮:「な、なんだ……何が書いてあったんだ…‥」
碧川剣志:「さあ…」
碧川剣志:「とりあえず、気を付けて帰りましょう…背後とか」
石窯紅蓮:「…ああ、聞き耳立てておく……」
碧川剣志:「僕もそうします」

自宅に着いたのは深夜です。無事に家に帰れた2人は緊張状態が解け、すぐに寝てしまうでしょう。

碧川剣志:怖いので一緒に寝ます
石窯紅蓮:抱きついて寝ます……
碧川剣志:ぎゅ、すや
石窯紅蓮:すや…ぬく

ーーーーー

翌日、なにげなくテレビのニュースを見ていると「香水店から火災、全焼」という字を目にします。そこは紛れもなく香水店アスタルテでした。原因は香水を作る際のエタノールに引火したことによるものだと言われています。焼死体などはなく居住者の「浜茄子令亜」を捜索しているとのことです。
その後、変わらぬ日常を送る中、すれ違う人の残り香にあの時の天国にいたような香りを思い出すのでした。

シナリオクリアです

碧川剣志:おつかれさまです!

【クリア報酬】
・探索者が生存:SAN値 1回復
・浜茄子令亜に日記を渡した:SAN値 1回復

碧川剣志:>>2<<