「memories」ログ

シナリオ:memories (シナリオ SAIクロン様)
PC:石窯 紅蓮(ピザ職人) PL:ハト
PC:碧川 剣志(医者) PL:いる
KP:いる

2017/06/19
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「memories」はじめますよ

石窯さん、あなたは自室にいると、コンコンコン、とノックが鳴ります
夜11時くらいですね

石窯紅蓮:「はーいどうぞ」

ガチャ、と碧川が顔を出します

碧川剣志:「遅くにすみません」
石窯紅蓮:「どうかしたか?」
碧川剣志:「あ、えっと、そんな大切なようじゃないんですけど…」
石窯紅蓮:「まあ入れよ」

碧川剣志:入ります
碧川剣志:おずおず

碧川剣志:「あの、もし明日時間あったら、どこか行きませんか?」
碧川剣志:「…って、さそいに、きたん、ですけど…」声が小さくなる
石窯紅蓮:「!いいぞ、どこいく?」

碧川剣志:決めてなかった顔

石窯紅蓮:「?」
石窯紅蓮:「決めてないなら、今から決めるか?」
碧川剣志:「今ですか」
石窯紅蓮:「明日になってから決めたら時間がもったいないだろ?」
碧川剣志:「そうですね、たしかに…。なんか誘っておいてこれですみません」

碧川剣志:choice[おかいもの,えいが,すいぞくかん,どうぶつえん] → おかいもの

碧川剣志:「街の中散歩するだけでも楽しいですけど…紅蓮さんなにか行きたい所とかありますか?」
石窯紅蓮:「散歩かー、いいな、公園とかでのんびりもできそうだしな」
碧川剣志:「そうですね、いいですね…」

碧川剣志:芝生でごろごろ

石窯紅蓮:「電車でちょっと遠出して、中華街とかいってもいいぞ」

碧川剣志:よこはま

石窯紅蓮:「あ、江の島もいいなぁ…」

碧川剣志:えのしま

碧川剣志:「東京ってどこにでも行けていいですね」
石窯紅蓮:「電車とかバスも多くて便利だよな」

碧川剣志:決められないからあみだくじを作ります

碧川剣志:choice[中華街,江の島,公園] → 中華街

碧川剣志:「中華街になりました」
石窯紅蓮:「じゃあ明日は横浜だ!」
石窯紅蓮:わーい
碧川剣志:「はい」わあい
石窯紅蓮:「いっぱい食べるために朝ごはん抜こうかなあ」
碧川剣志:「それはちょっと…」

2人で予定を立てると、不意に意識が遠のくのを感じる。

薄れゆく意識の中、声が聞こえる。

???:「仲良しなキミ達に少し付き合ってもらいたいことがあるんだ。なに、相手の何が大切か見せてくれればいいからさ」

―――――

あなたが目を覚ますと、そこは真っ白な部屋でした。
部屋には、テーブルとベッド、そして奥には黒い扉。
ベッドは誰か寝ているのだろうか、布団が膨らんでみえる。

石窯紅蓮:「………ま、また変なところで目覚めちまった……」

石窯紅蓮:剣志が居ないかきょろきょろ
KP:いないぞ
石窯紅蓮:いない!

石窯紅蓮:「誰か寝てる…」ベッド見に行きます

頭から掛け布団をかぶってるため誰が寝ているかはわからない。

石窯紅蓮:ぺらってめくります

ぺらりとめくると、まず見えたのは赤い髪。もう少しめくると、碧川がすやすやと静かな寝息を立てて眠っている。

碧川剣志:すや…
石窯紅蓮:ねてる・・・・・・・

石窯紅蓮:「剣志…!なあ、また変なところに来たみたいだぞ」ってゆさゆさします
碧川剣志:「んう……」

彼は目を覚まします

碧川剣志:「ん……?」
石窯紅蓮:「ここ、どこだろうな…」
碧川剣志:「ここ、どこ…も、そうなんだけど、」
碧川剣志:「あなたは、?」
石窯紅蓮:「……え‥」
碧川剣志:「僕は碧川剣志です…、あなたは?」
石窯紅蓮:「………俺のこと、覚えてない…?」
碧川剣志:「え、」
石窯紅蓮:ちょっとベッドから離れる

記憶がない大切な人を目の当たりにしたあなたはSAN値チェックです
0/1d2

石窯紅蓮:CCB<=78 SANC → 24 → 成功

碧川剣志:「え、どうして、はなれるの」
石窯紅蓮:本物と思ってないのかもしれない…
石窯紅蓮:「俺は、石窯紅蓮…えっと」
石窯紅蓮:「剣志、なのか?ホントに…?」

碧川剣志:頷きます

碧川剣志:「ほんとにって、嘘をつく理由もないけど…」
石窯紅蓮:「………そ、それなら、」もちものってありますか?

幸運で

石窯紅蓮:CCB<=55 幸運 → 59 → 失敗

ない!

石窯紅蓮:(前みたいに物を見せて思い出させるのもできないか……どうしよう)
石窯紅蓮:「…なんでもない」
碧川剣志:「どうかしたの?」
碧川剣志:「……」
石窯紅蓮:「剣志、一緒にここから出よう。きっと出れば、俺のことも思い出せる!」
碧川剣志:「、うん」頷く
碧川剣志:「俺のことも思い出せるって…、あなたと僕は、どんな関係なの?」
石窯紅蓮:「………えーと」
石窯紅蓮:「今は、同じ家に住んでて……」
石窯紅蓮:「覚えてないか?剣志が東京に、来てくれたんだぞ」
碧川剣志:「? 僕はどこかにいたんですか?」
石窯紅蓮:「??剣志が覚えてるのはどこに住んでるときだ…?」
碧川剣志:「わかりません」
石窯紅蓮:「え…」
碧川剣志:「どこに住んでいたのかも、どこで生まれたとかも、全く」
石窯紅蓮:「自分のこと、わからないのか……前と同じ、なのかな…だったらまた思い出してもらえるかもしれない‥」ぼそぼそ

碧川剣志:CCB<=25 聞き耳 → 90 → 失敗

碧川剣志:「?」首をかしげる

会話を重ねていくとわかるのですが、覚えてるのは自分の名前くらいで、生きていくのに必要な知識はあるようです。

石窯紅蓮:「そうなのか…思い出せないのは不安だよな、大丈夫、俺も協力する!」
石窯紅蓮:「とりあえずこの部屋を出ないとな」
碧川剣志:「! ありがとう」

石窯紅蓮:一応剣志に目星できますか?
KP:できます、よ?

石窯紅蓮:CCB<=79 目星 → 69 → 成功

見た感じ、いつもの彼だということがわかる。特に何かついているわけでもなさそうだ

石窯紅蓮:ふんふん
石窯紅蓮:じゃあテーブルの所に行きます
碧川剣志:後ろをついて行きます

テーブルの上にはメモが1枚置かれている。

石窯紅蓮:よみます

「記憶があるのはどーこだ?中?外?」

石窯紅蓮:裏も見ます

「ちゃんと探す気はあるかい?」

石窯紅蓮:「あるぞ」
碧川剣志:「置手紙…ですか?」
石窯紅蓮:「記憶って、モノなのか…??」
碧川剣志:「?」
石窯紅蓮:「…うーん」
碧川剣志:「どうしたの」

石窯紅蓮:扉のほうに行きます
石窯紅蓮:剣志に手招きしよう

碧川剣志:「!」ついていきます

真っ黒な扉だ。鍵はついてなさそうだ。

石窯紅蓮:聞き耳します!
KP:はあい

石窯紅蓮:CCB<=77 聞き耳 → 71 → 成功

特に向こうから音は聞こえない

石窯紅蓮:「行ってみるか・・・」
石窯紅蓮:ちら
碧川剣志:「うん」

石窯紅蓮:うん
石窯紅蓮:開けます

そこは本棚で埋め尽くされてる部屋だった。本棚のほかにスタンドライトが付いたデスク、奥に一枚の黒い扉がある。

碧川剣志:「わ…本がいっぱいある」
石窯紅蓮:「すごいな、図書館みたいだ・・・」きょろきょろしつつもデスクに行きます

デスクの上には紙が散らばっている。また引き出しがひとつある。

石窯紅蓮:散らばった紙を見ます

どうやら絵本の原画のようだ
共有メモに貼ります

石窯紅蓮:引き出し開けます

引き出しを開けると、カードキーのようなものが1つ入っている。

碧川剣志:「ねえ」
石窯紅蓮:「んん?」
碧川剣志:「あなたのことは何て呼べばいい?」
石窯紅蓮:「剣志の好きによんでくれていいぞ」
碧川剣志:「……」
碧川剣志:「いつもは何て呼んでるの」
石窯紅蓮:「今は、紅蓮さん…って」
碧川剣志:「わかった、ありがとう」

碧川剣志:紅蓮さん、紅蓮さん…って呟いてます

石窯紅蓮:「………うん」引き出しに目を戻します

カードキーのようなもの以外、中には何もないようだ

石窯紅蓮:机に目星します
KP:はい

石窯紅蓮:CCB<=79 目星 → 66 → 成功

白紙のケント紙とケント紙の間にメモが挟まっている

石窯紅蓮:引っ張り出して読みます
KP:共有メモに開示します

石窯紅蓮:「…これ、あの原画のことかな…」

石窯紅蓮:剣志は何してるだろうと思ってちら見します

KP:シークレットダイス
schoice[めがあう,あわない] → めがあう

碧川剣志:「!」ハっとして目をそらします
石窯紅蓮:「??」

一瞬目があったようだ

石窯紅蓮:ふふ
石窯紅蓮:いつもの剣志みたいだな

碧川剣志:「ご、めん」
石窯紅蓮:「何がだ?次は本、見に行ってみようぜ。一緒に探そう」
碧川剣志:「うん、」

石窯紅蓮:本棚の本見に行きます

色んなアルバムが入っている。みていると、一冊一冊が違う人のアルバムなのがわかる。

石窯紅蓮:「未完成の本を完成させればいいのかな…」ぶつぶつ
石窯紅蓮:気になるものをさがします!

目星か図書館

石窯紅蓮:CCB<=51 図書館 → 84 → 失敗

碧川剣志:「? 僕も探すよ」

石窯紅蓮:CCB<=79 目星 → 90 → 失敗
碧川剣志:CCB<=50 目星 → 99 → 致命的失敗

碧川剣志:ううううううう
石窯紅蓮:はっ・・・

碧川の頭のてっぺんに分厚いアルバムがあたります
HP-1

碧川剣志:「うっ……」
石窯紅蓮:「ありがと…ってあぶな…!」

碧川剣志:頭をおさえる

石窯紅蓮:「大丈夫か…?」
碧川剣志:「いたい」

石窯紅蓮:応急手当ふります
KP:はあい

石窯紅蓮:CCB<=53 応急手当 → 61 → 失敗

石窯紅蓮:なでなで
石窯紅蓮:しただけ

碧川剣志:CCB<=70 応急手当 → 4 → 決定的成功/スペシャル

全回復ですね

碧川剣志:「…ありがとう」
石窯紅蓮:「いや俺は何も……」
碧川剣志:「なんか、撫でられると…ほっとしたから」
石窯紅蓮:「………」うう
石窯紅蓮:「……覚えてるのかな」
石窯紅蓮:ぼそ

碧川剣志:CCB<=25 聞き耳 → 34 → 失敗

碧川剣志:「……何かおかしいこと言ったかな・・?」
石窯紅蓮:「アルバム、知らない人のばっかりだな…」
碧川剣志:「知ってる人のあると、楽しそうだけど…」頷きながら

応急振ったしもう一回どうぞ
碧川はだめだよ

石窯紅蓮:CCB<=51 図書館 → 64 → 失敗
石窯紅蓮:CCB<=79 目星 → 4 → 決定的成功/スペシャル
石窯紅蓮:やったー!

では、背表紙に碧川剣志と書かれたアルバムを見つける

石窯紅蓮:「剣志のアルバム…?」ぺら
碧川剣志:「? 僕の?」

碧川剣志:のぞきます
石窯紅蓮:みせながら見ます

写真をみると、彼の生い立ちをそのままアルバム形式にとじたように細かすぎる内容だった。
SAN値チェック0/1

石窯紅蓮:CCB<=78 SANC → 64 → 成功

彼のいままでやってきたことや、彼とあなたの思い出が写真としてアルバム形式で入っている。
きっとなんか京都でのことも何から何までですね
北海道もあるよ
きっとなんか天田町のこともあるよ

碧川剣志:「……なんか物騒じゃない…?」
石窯紅蓮:「………」びっくりしてる
石窯紅蓮:「……知らなかった」
碧川剣志:「?」
石窯紅蓮:「……全部、本当のことはわからないけど…」
碧川剣志:「もし全部本当だったら、どうするの?」
碧川剣志:「僕は、この写真のことが本当かどうか何もわからない。でもこの写真が自分であることはわかる」
石窯紅蓮:「本当だったら……俺は‥全然、剣志の事知らなかったんだな……」ぱたん
石窯紅蓮:「知られたくないこともあるだろうし…これは剣志が持ってるといい」アルバム渡します
碧川剣志:「え」
碧川剣志:「僕は……いらないかな」戻します
石窯紅蓮:「見てたら、何か思い出せるかもしれないぞ?」
碧川剣志:「……」困ったような顔をします
碧川剣志:「あ、ほら、何か落ちてるよ、ドアのところ」
石窯紅蓮:「…ん?」見に行きます

黒い扉のそばに、カードキーのようなものが落ちている
それには文字が書かれています

「通るには一人一枚使うこと」

さっきのにはなにも書かれていません

石窯紅蓮:「まただ…」拾います

石窯紅蓮:見た目同じですか?
KP:おなじかんじですね

石窯紅蓮:「1人1枚……」
石窯紅蓮:「剣志、これ、もっててくれ」渡します
碧川剣志:「わかった」
碧川剣志:「一人1枚?紅蓮さんは持ってる?」

石窯紅蓮:ちょっととってくる!
KP:どたどた

石窯紅蓮:「取ってくる、さっき見つけたから」

碧川剣志:ほっとした顔をします
石窯紅蓮:キャッチ&リターン

碧川剣志:「よかった…」

石窯紅蓮:アルバム、やっぱり置いていくのもなんだかなとおもうので持っていきます
KP:どうぞ

石窯紅蓮:「必要になるかもしれないし、剣志の思い出みたいだからな」独り言

石窯紅蓮:扉行きます

真っ黒な扉で、鍵はついていないようだ

石窯紅蓮:あけます!

はあい、扉は簡単に開きます
そこは、まっしろな扉が奥に一枚あるだけの、真っ白な部屋だ

石窯紅蓮:「扉しかない…」
碧川剣志:「うーん…」

石窯紅蓮:部屋全体に目星します!
KP:どうぞ

石窯紅蓮:CCB<=79 目星 → 59 → 成功

入ってきた黒い扉にメモが貼り付けられている

石窯紅蓮:「お」読みます

「当たり前にあるものほど認識は難しい。違和感があるから見つけられる。無いと認識しているから探すことができる」

石窯紅蓮:「そうだよなぁ」
碧川剣志:「そうなの?」

石窯紅蓮:どうしようなあ

石窯紅蓮:「無くしてから分かるってよく言うもんな…」
碧川剣志:「?」
石窯紅蓮:「??」

石窯紅蓮:なんか様子が変?
碧川剣志:どういうことなんだろうなあと感じただけです

白い扉には、カードキーを差し込む場所があり、何か貼り紙のようなものがされているのに気が付く

石窯紅蓮:白い扉に向かいます

白い扉には、カードキーを差し込む場所があり、何か貼り紙のようなものがされている

石窯紅蓮:張り紙見ます

「答えはちゃんと理解できたかい?」

碧川剣志:「ここ、出口かな?記憶は確かにないけど、あなたの様子を見て大切に思ってくれてることは伝わったよ。それに…ここまで短い間だけど一緒にいて、特別だなと感じたんだ。きっと記憶もそのうちもどるし。なくても僕は僕だし…帰ろう?」

碧川剣志:扉を見ながら

石窯紅蓮:「ほんとか……?でも、どこかにあるなら、見つけないと…」

石窯紅蓮:アルバムぎゅってする

碧川剣志:「記憶は物なの?」
石窯紅蓮:「モノじゃない…と思うけど…」
石窯紅蓮:「モノを見て思い出すこともあるだろ。何かきっかけが…」
碧川剣志:「それ、見てもだめだったじゃない…。思い出せなくても、僕は僕だし、紅蓮さんがいれば、安心だし………」
碧川剣志:それってアルバムね
石窯紅蓮:「でも……でも……」
碧川剣志:「……」
石窯紅蓮:「……ごめん……わかった、先に進もう」

碧川剣志:「……戻した方がいい?」
石窯紅蓮:「…もし、この部屋のどこかに剣志の記憶があるなら…それを戻さないと、もう全部忘れたままになるかもしれないと思ったら、不安で…」
碧川剣志:「やっぱり、記憶のない僕は、あなたの知ってる僕じゃない、のかな」
石窯紅蓮:「剣志は、剣志だぞ。性格は俺の知ってる剣志と、ちょっと違うけど」
石窯紅蓮:「俺がどう思うかは置いといて、自分が何者かわからないのは、不安だろ…?」
碧川剣志:「……」
碧川剣志:「、でも」
石窯紅蓮:「だから思い出してほしい。俺と一緒にいた時のことは、俺が教えられるけど、それは剣志の、今まで生きてきた時間の中ではほんの少しの時間だから…」
碧川剣志:「……」俯きます

碧川剣志:「アルバム、見て…。あなたとの思い出も、いままでの思い出も…忘れたままなんて嫌だなって、そう思ってたけど…」
碧川剣志:「こんなところに居させるの、迷惑かなって、思ってて……」
石窯紅蓮:「…そんなこと気にしてたのか?」
碧川剣志:「そんなことって、なに…」
石窯紅蓮:「迷惑なんて思ってない。大事な人が困ってるなら、助けるのは当然だろ」
碧川剣志:「……あり、がと」
碧川剣志:「もう少し…付き合ってもらっても…いい?」
石窯紅蓮:「いいに決まってるだろ」

石窯紅蓮:絵本のこととかも気になってるんだよなぁ・・・

碧川剣志:「ありがとう」
碧川剣志:「あ」

碧川の目には部屋のすみに奇妙なスイッチがあるのに気づくみたいです。

碧川剣志:押してみよう

石窯紅蓮:「??」
碧川剣志:「ここ、スイッチ」

碧川剣志:ぽち

石窯紅蓮:「スイッチなんてあったかな…」

押すとどこからともなく壁に扉が現れるぞ!

碧川剣志:「あるんだよ、ここ」
石窯紅蓮:みえ、ない?

扉はみえる
スイッチはみえない

石窯紅蓮:「俺には見えないな…」ごしごし
碧川剣志:ふふ
石窯紅蓮:「って扉が…!?」
碧川剣志:「びっくりした」
石窯紅蓮:「いきなりだったから…」
碧川剣志:「うん、僕もそう」

碧川剣志:びっくりしてます

石窯紅蓮:「反応あっさりだな…」
碧川剣志:「そうかな…?」

石窯紅蓮:扉に近づきます

扉は鍵はついてなさそうだ

石窯紅蓮:ソロっと開けてみます

扉を開けると甘い香りが漂う。
そこは小さな部屋で、部屋の中には棚とテーブル、テーブルをはさんで向かい合うようにソファが二つおいてある。

石窯紅蓮:すんすん

碧川剣志:「あまいにおいがする」

石窯紅蓮:何の臭いかわかりますか?
KP:お菓子系の
石窯紅蓮:おいしそう
KP:焼きたてのにおい
石窯紅蓮:!
KP:ピザではない
KP:ごめんね
石窯紅蓮:棚見に行きます

棚には、様々なクッキーがおかれている

石窯紅蓮:CCB<=79 目星 → 3 → 決定的成功/スペシャル

本がたくさんある部屋でみつけた、碧川剣志のアルバムの本と同じ色のアイシングクッキーがみつかる。
赤いアルバムにしておくね

石窯紅蓮:「クッキー…?アルバムと同じだ」
碧川剣志:「本当だ」
石窯紅蓮:「なんだろうな…?」とりあえずもっていこう

KP:どうぞ
石窯紅蓮:テーブルみます

テーブルには、紅茶が二杯とアイスボックスクッキー、それとメモがおかれている。

石窯紅蓮:メモ見ます

「どうぞあなたたちの大切な思い出をお茶菓子をお供に語り合ってください」

碧川剣志:「座って、いいのかな?」
石窯紅蓮:「……語り合う…?」

石窯紅蓮:紅茶とクッキーを調べます
KP:薬学かな?
石窯紅蓮:ちょっと飲んで、クッキーも一口食べます
KP:どっちもおいしいぞ!
KP:混じりけのないおいしさ!

石窯紅蓮:「大丈夫だな」もぐもぐ
碧川剣志:「? 大丈夫って?」
石窯紅蓮:「食べられそうだぞ」
碧川剣志:「いや…クッキーだし、食べれるでしょ…」
石窯紅蓮:「そうだな。じゃあ座るか」

石窯紅蓮:よいしょ
碧川剣志:頭に?浮かべながら座ります
碧川剣志:よいしょ

石窯紅蓮:「大切な思い出を語り合うって…書いてあるけど…」
碧川剣志:「片方忘れてるんだよね」
石窯紅蓮:「俺が話して聞かせればいいのかな……」
碧川剣志:「楽しそう」
碧川剣志:「じゃあ、なんとなく気になったんだけど普段の僕ってどんな感じなの?」
石窯紅蓮:「普段の剣志は、知らない人の前だと無愛想であんまり喋らないかな…」
碧川剣志:「喋らない、んだ…」
石窯紅蓮:「でも知り合いと一緒だと優しいし、笑ったり、一緒に話してて楽しいぞ」
碧川剣志:「!」
石窯紅蓮:「最近は小児科で働き始めて、毎日大変そうだけど…まえよりなんだか表情が柔らかくなってる気がしたなぁ…」
碧川剣志:「僕が小児科?医者なの?」
石窯紅蓮:「ああ、医者だって、俺は聞いてたよ。一度俺の店、そうだ、俺はピザ屋やってるんだけど…その店を手伝ってくれたこともあって」
石窯紅蓮:「一緒に仕事してた時、楽しかったな…」思い出してふふってします
碧川剣志:「ピザ屋にさせちゃえばよかったのに」

石窯紅蓮:紅茶ごくごく

碧川剣志:「俺は聞いてたってことは、その・・・」
碧川剣志:「アルバムの、なんだか後ろ暗い感じのことは、なにも知らないの?」
石窯紅蓮:「………うん、知らなかった…」
石窯紅蓮:「言えないことも、あるだろ」
碧川剣志:「でもこれ、完璧、悪いことだと思う」
石窯紅蓮:「……なにか訳があったのかもしれないし…」

碧川剣志:紅茶のむ

碧川剣志:「そっか……」
碧川剣志:「…お腹いっぱいだし、このクッキーもらっていこうかな」

石窯紅蓮:どうぞどうぞ
石窯紅蓮:すっ

碧川剣志:「い、いや、自分の分だけで、いいんだけど…」

碧川剣志:すっ

石窯紅蓮:「甘いの好きだろ?」
碧川剣志:「そうなの?」
石窯紅蓮:「うん、剣志は甘い物が好きで、寝起きにも甘い物欲しがるくらいだったぞ」
碧川剣志:「寝起きにも…って…」
碧川剣志:「そんなに好きだったんだ」

碧川剣志:じゃあきっと別腹だし1こ食べよう
碧川剣志:カリカリ

石窯紅蓮:「これも食べるか?」アルバムのクッキー
碧川剣志:「…おいしい。いいの?」
石窯紅蓮:「ああ、いいぞ」
碧川剣志:「ありがとう」サクサク
碧川剣志:「……」

石窯紅蓮:じー

石窯紅蓮:「おいしい?」
碧川剣志:「……お、いしい、です…」
石窯紅蓮:「よかった」にこ
碧川剣志:「……」頷きます
碧川剣志:「ありがとう、ございます」
石窯紅蓮:「礼なんていいって。俺のでもないし」
碧川剣志:「そうじゃ、ないんです。その…」
石窯紅蓮:「??」
碧川剣志:「一緒に、記憶、探してくれて……」
碧川剣志:「また、忘れて……すみません」
石窯紅蓮:「…さっきも言ったけど、俺は、当たり前のことをしてるだけだ。剣志は、何も悪くない」
碧川剣志:「その当たり前のことをしてくれるのが…うれしいです」
石窯紅蓮:「剣志が嬉しいと、俺も嬉しいよ」

碧川剣志:うなずきます

碧川剣志:「帰りましょう」
石窯紅蓮:「……え」
石窯紅蓮:「帰り方、わかるのか…?」
碧川剣志:「いいえ。でも。ドアあったし…」
石窯紅蓮:「……記憶、見つかってないけど…」
碧川剣志:「…………」
碧川剣志:「……もー…」
石窯紅蓮:「…あれ?もしかしてどってる?」
碧川剣志:「……気づいてないんですか」
石窯紅蓮:「……へ……」

石窯紅蓮:立ち上がる
碧川剣志:石窯くんを見上げる

碧川剣志:「どうしました」
石窯紅蓮:「………剣志?」
碧川剣志:「はい…?」
石窯紅蓮:「思い出したのか……?」
碧川剣志:「そう思いますか?」
石窯紅蓮:「………う、うぅ」

石窯紅蓮:泣きます

碧川剣志:「え、」おろ
石窯紅蓮:「………これ」アルバム押しつけます
碧川剣志:「は、い…」受け取る…

石窯紅蓮:で、その場にうずくまって泣きます

石窯紅蓮:「……もどって、よかった……」ぐすぐす
碧川剣志:「……ごめんなさい」よしよししにいきます
石窯紅蓮:「……心配、したんだぞ…」
碧川剣志:「はい…すみません」
石窯紅蓮:「………ちゃんと全部、覚えてるか…?」顔を上げる

碧川剣志:頷きます

石窯紅蓮:「……よかった…」泣き笑いです
碧川剣志:「はい…ありがとうございます」

石窯紅蓮:抱きしめます
石窯紅蓮:ぎゅー
碧川剣志:ぎゅ、かえします

碧川剣志:「記憶ないときも、あなたばっかり見てました」
石窯紅蓮:「……そんなに俺怪しかったか?」
碧川剣志:「……」ふふって笑います
碧川剣志:「そうじゃないです」
石窯紅蓮:「……よかった」

石窯紅蓮:ぎゅ

石窯紅蓮:「……安心したら、涙出てきて…泣かないようにしてたんだけど、難しいな」
碧川剣志:「……つられるのでやめてください」
石窯紅蓮:「…へへ、もう大丈夫だ」剣志のあたまなでなでしつつ離れます。
石窯紅蓮:「さて、進むか…!」
碧川剣志:「はい」

石窯紅蓮:前の部屋に戻って白い扉の前に行きます
KP:はい
石窯紅蓮:カードキー使います!
碧川剣志:つかいます
KP:では鍵があきます

石窯紅蓮:「この先は何があるんだろうな…」
碧川剣志:「なんでしょうね」

石窯紅蓮:あけます!

あなたは扉の奥へ進む。するとあなたはここに来た時と同じように意識が遠くなるのを感じる。
そしてどこからか声が聞こえる。

???:「なるほど?記憶もその人を構成する一部だから大切というわけか…参考になったよ。これからも今まで通りの彼と仲良くね」

―――――

目が覚めると意識を失った場所だった。

石窯紅蓮:「ふぁ・・・」

さきほどみたのは夢だったのか、あなたは妙に嫌な汗をかいている
おかえり

石窯紅蓮:目の前に剣志はいる?
KP:あ、いるね
KP:いるいる、いた

碧川剣志:「…んう…?」
碧川剣志:「紅蓮さん…?あ、よかった」
石窯紅蓮:「良かった…ちゃんといる…」ふーーー
碧川剣志:「ちゃんといるし、ちゃんと覚えてます」
碧川剣志:「…明日の約束、なんですけど」
石窯紅蓮:「……う、うん」
碧川剣志:「出かけたあと、少し話しませんか?特に理由もないんですけど…いろいろ、話したいなって、思いまして」
石窯紅蓮:「話……?いいぞ、いくらでも付き合うぞ」
碧川剣志:「よかった」

石窯紅蓮:わらってる・・・
石窯紅蓮:ふふ

明日のお出かけに備えて、2人はそれぞれ眠りにつきます。

石窯紅蓮:明日はたくさん楽しい日にするんだ…

ちゃんと約束したとおり、横浜に行きます。忘れてないからね
これでシナリオ閉めます、おつかれさまです