プ事成語〜言葉の世代闘争〜
「あなたの意見は矛盾してる」、「この会社の個人データ管理はあまりに杜撰だ」、「次こそは捲土重来で挑む」
他にも呉越同舟、助長、衣食足りて礼節を知る、…
私たちは日常でこのような言葉を使っています。
いわゆる故事成語。
読んで字の如く
昔のエピソードから出来た言葉ですが、
私はふと思いました。
いつまでこの言葉に頼ってるんだと。
噛みつくなら今しかない。
私はここに言葉の世代闘争をブチ上げたいと思います!
その故事成語になり変わるジャンルこそ
プ事成語です。
故事成語がいにしえの出来事に由来した言葉なら
プ事成語とはプロレスの出来事に由来する言葉です。
(あまりに安直なネーミングなので変えるかもしれません。)
私は人生を生きる上での多くの教訓をプロレスから学びました。
プロレスにおける出来事には全て意味があります。
それを言葉、熟語化することで日常生活が少しでも豊かになれば嬉しいです。
そして今回紹介するのは
冒頭でも出した『世代闘争』。
世代闘争
〈意味〉
下の(若い)者が、上の者に立ち向かうこと。
下の者が敵味方問わず団結して、上の者に立ち向かい、序列を崩そうとすること。
〈出典〉
'87.6.12新日本両国大会のメイン後、
長州力を筆頭に、藤波、木村、前田らと敵対関係にあった若い世代が手を組み、
猪木ら上の世代に、世代交代の宣戦布告したもの。また、この一連の抗争の総称。
〈例文〉
この国を変えるためには若い人が活躍すべく世代闘争が必要だ
映像配信サービスの台頭はまさにテレビとの世代闘争だ
年上、上の世代の意見をただ従順に聞くのではなく
時には自分の意見を主張して大きなうねり、世代闘争を起こすのも必要かもしれませんね。
ぜひ、使ってみてください!
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