相席居酒屋へ行ってきた話

こんにちは!

私は飲むのが大好きです。強いわけでもありませんが弱くもないので、ゴクゴク飲んで酔っ払い、陽気な気分に浸って友人たちと楽しくお話しする。人間の特権だと思います。

しかし飲むのは、お金がかかりますよね。さあ飲もうとすれば、英世、2~5人くらいとんでいきます。英世フットワーク軽過ぎですね。
そこで、素晴らしいシステムの居酒屋を発見してしまいました。
その名も「相席居酒屋」。

…とてつもなく怪しいと思ったんですけど、好奇心と友人とのノリで行ってきてしまいました。

友人と店内へ入ると、普通の居酒屋と何も変わらない様子。
入店するや否や、愛想のいい、笑顔のテカテカしたお兄さんにシステムを紹介されました。
以下は私たちがうけた、女性向けの説明です。

●女性は飲み放題無料。アプリをインストールすれば食べ放題も無料。
●2人組になり、男性2人組と相席をして飲み食いをする。
●もし合わなければ、男女お互い自由にチェンジ出来る。30分で席は移動出来る。

なんてシステムでしょう。
え、ていうことは合コンみたいな!?いや合コンじゃね!?と焦りました。
何せ、合コンらしい合コンに参加したことが無かったのです。

ドキドキしながら、案内された場所へ行くと、2組の男性が。
20代後半くらいでしょうか。一人は表参道、もう一人は小田原にいそうな顔だな、とかよくわからないイメージづくりで自分を和ませました。
「こんにちは~^^」
ブスが来たな、と思われてるだろうなと被害妄想、自己防衛を脳内で行いながらも、動揺を隠し着席しました。

店員さんが来て、またメニュー等の説明をします。
相手の目を見ることが出来ず、店員さんの目ばかり凝視をしてましたね。相手も緊張していたようで、メニューを持つ手がプルプルしていました。その時脳裏に「ゼラチン男」と文字がうかんだのを覚えてます。

さて、お酒がきました。
乾杯をする時は店員さん立ち合いのもと行うみたいです。
「相席屋で乾杯と言って乾杯してくださいネ♪」
と言われ、(うわこの店員さんめっちゃ可愛いな)と思いつつ、
「相席屋で~かんぱ~~い!!」
と相席屋デビューを果たしました。

最初はお互い探り探りだった質問も、
お酒の力でだんだんテンポのよい会話になっていきました。
そういえば、お酒はセルフサービスです。自分でビールをついだり、置いてあるリキュールを混ぜてお酒をつくったりします。

緊張していて、なおかつケチな私は、
全てのお酒を濃いめで作りグビグビ飲み、「その服のデザイナー絶対失恋してやけくそでその服デザインしたよ」という言葉を放ちながらも、楽しい時間は過ぎていきました。

その後、ラインを交換したのち、翌日が早いという男性2人は帰宅。

女性グループ男性グループどちらかが帰宅や変更した場合、また新しい2人組のグループが来ます。

私が行った時は、この料金設定にも関わらず女性のグループが数グループ少なく、待っている2人組の男性グループがちらほらいました。

待つこと15分程。
今まさに入店してきたであろう男性二人が登場。
なんと。結構年がいってるではないか…?
私の友人はがっくり。彼女、本気で彼氏を探しにきているのだ。

ただでお酒が飲めるからと割り切って、私たちの倍の年齢だという男性二人とお酒を飲む。何故だろう、接待している気分でした。とてつもなくバブリーな臭いのするギャグを連発し、下ネタも連発し、最悪な印象を次々に繰り出す。私たちは「どこかがお腹いっぱいになる感覚」を感じ、帰ることにした。

さて、相席居酒屋へ行ってみての感想です。
まず、相席居酒屋を使う人のメリットとして、以下が挙げられるでしょう。

【女性側のメリット】
・タダで飲み食い出来る
・めんどくさいセッティング無しに合コンが出来る
・合わないと思ったら相手を変えられる

【男性側のメリット】
・めんどくさいセッティング無しに合コンが出来る
・合わないと思ったら相手を変えられる
・視点を変えれば、システムとしてキャバクラに近いが、安い

といったところでしょうか。
デメリットとしては、「合わない人とあたる」ことがあることですね。
男性の場合は、飲み放題30分1500円程払っているらしいので、合わない人とあたった場合すぐに合わないから変えてと言えずに1500円、いや何千円もその合わない人との会話に払わざるを得ないリスクがあります。

簡単になりますが、相席居酒屋へ行ってみた時の話でした。
本当はもっと詳細に書きたかったのですが、今とてつもなくまぶたがヘビー級でして、書き急いじゃいました。
また行く機会ありましたら書きますね!