インスピコラム(インスピレーションコラムの略、すぐ略すよ)、タロット編。

前回は、プロローグとしてご挨拶させていただきました。
早速スタート！今回は、The Fool だよ！

順番は、きちっと。
大アルカナから。

０ フール

だいたい、タロットの勉強を始めるときは、ここからなので、このパターンは飽きていますが、タロットは枚数が多いので、ぐちゃぐちゃになりそうなので、ちゃんと順番通りにやっていきます。

０番ということで、このカード、まだ何も始まっていない、純粋な状態。良いも悪いもないし、ただそこに可能性がある。

生まれる前。
魂。
人間としての肉体を持たない状態。

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私がタロットと出会った頃(もともとタロットにはそんなに興味なかったのです、内観やセラピーが好きだったかなぁ)、このカードはとても魅力的に見えました。

スピリチュアル、とか、アセンション、という言葉が溢れかえっていたころ(彼此、5年くらい前ですかね？)。

魂、純粋な存在、０という宇宙感！！

（０は、数秘だと、「無」「源」「光」という意味を持っていて、生命の根源だとか、無限だとか、目に見えない世界だとか、スピリチュアルなイメージを彷彿させるっていう意味で）

見えない世界への憧れが大きくて、社会性のない、フールがいちばんすてき、ラッキーカード！みたいな感覚が強かった。

フールは、まだ何も始まっていないので、エネルギーだけがあるようなそんな感じ。善悪という概念もないけど、これからどうなるかも未知。

すごく軽やかだし、始まるわくわく感みたいなものもあるけど、今の私は昔ほど、イェーイ！フール！って感覚はないですね。

かたちのないもの、始まる前のもの、純粋性、現実化していない状態。
これに、かたちを作って、肉付けして、他者に伝わりやすくしていく工程(客観性)を経て、やっと自己表現、自己実現、となる。

このままでは何も起こらない、というイメージもある。
ここからどう始めるか、何をしていくか、自分の行動や意志が必要になってくる。

人間として生きる魂を輝かせていくために磨いていく、ということ。
この地球上のルールの中で何を体験したいか、肉体があるという制限の中でどう遊びたいか。
目に見える物質として、現象として、表現していくことが大切なんだな、と思うようになりました。

目に見えない世界や悟りが特別、というわけではなく、翻弄されるわけでもなく、現実世界とバランスをとりながら、自分がどのように生きていきたいかを模索し、それを実現させていけば良いのかなと。

では、この辺で。
次回は、その2 The Magician 〜どうやって始める？〜 です。
お楽しみに！

↓↓下におまけがあるよ↓↓

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せっかくなので、カードからメッセージを。

今回はこのカードから↓

まだ見ぬ知らない
冒険のはじまり

どきどきわくわく
そして未来はキラキラと
輝いて見えるね

どんなことも
向き合うことで
成長していく物語

遠回りでも
自分の力で乗り越えていくよ