散文1
特に意味はない。
誰しもが何度も言ったであろうその言葉の中にはきっとたくさんの意味がある。特に意味がないこと程興味深く、本当は重要な事なのだろうと最近ふと思った。
この文章にだって特に意味はない。ピザも意味はない。
ただこうする事で私がちょっとスっとする(笑顔)くらいのものである。
私は絵を描いたり写真を撮ったり、歌を作ったりするのが好きだ。
でもそれは別に誰かに認められる訳でもなく、そのために何か必死で動いていく訳でもなく。
「別に?創作活動とか?うん、してるしてるよ?」
そういいたいがための、そう格好を付けたいがためのものなのではないかと思えてくる。
良くありがちな、青春漫画の主人公みたいな。恥ずかしくも、そういう生き方を地でいってるのだ。
趣味も中途半端、いわゆるサブカル女子だね、と言われてしまえばそれまでである。
アーティストにも、職人にも、アイドルにもなれないごく普通のそのへんに転がってる一市民。
こういう言い方をするのは、それを認めたくないのだろう。
客観的に言ってるつもりでも、心の奥底では私だって、いつか、きっと、が見え隠れしている格好の悪い人間が猫背でポチポチとキーボードで文字を打っては消し、打っては消し、を繰り返す様子がここまで読んでくれた奇特な人には手に取る様に分かるだろう。
こんなこっぱずかしい文章をネットに載せるのは戒めでもあり今時のストレス発散だ、と思うと同時に暇か!と思う。いや暇では無いんだけど、でも、うん、ほら?うん。
はい!暇ー!お前クズー!ニート!と自分で主張しているようなものだ。
noteには、いわゆるクリエイターの人がたくさん居る。
定期的に、クリエイティブ全般がキラキラしすぎてみれない病が出てくる。
サブカルチャーに殺される!
色んな事から逃げて来たから、向き合い方がわからないのです。
夢も目標も、昔から、今も、分からない。でもめっちゃ前向きなんですよ。
ゆっくり終わりに向かっていく様子が楽しみで仕方ない。
まあ特に意味はないんですけど!
何言ってんの?まあいいか。
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