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「借り人」競争(あそび方)

今回ご紹介するのは、借り物競争をアレンジしたあそびです。

災害時には、「色んな人の力を借りること」がとても大切です。

「借り人」競争は、それぞれが得意なこと、上手なことを見つけて借りてくるゲームです。

用意するもの・「借り人」カードの作成

用意するのはオリジナルの「借り人」カードです。

プリントアウトして作ったカードの例が下の写真です。一見、どこにでも居そうな特技ばかりですが、災害時には、色んな人の能力を借りながら対応することが大切です。

カードには、どんなときに、その人が活躍するかも書いておきましょう。カードは、プリントアウトしてトランプサイズのカードにしています。

※カードの内容は会場にいる人をイメージして、決めておきましょう。

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あそび方・説明の仕方

①カードの内容をふせた状態にして、複数のカードの中からカードを選んでもらいます。

②選んだカードを確認して、該当しそうな人を会場内で探します。

③記載内容について協力してくれそうな人に「この協力をしてもらえますか?」と聞いてOKをもらえたら、連れていきましょう。

※協力していただく会場の大人たちにも、予め趣旨を説明しておきましょう。

図1

指導時のポイント

・事前にどのような大人の人達が会場でご協力いただけるか、確認・検討しておくのが大切です。

・どんな特技でも何かしらの力になります。検討してみましょう。

・災害時をイメージして、「こんなことに力を貸してほしい」ということを検討しておきましょう。

・災害時など、困ったときに「助けて」を言えるのが重要です。多くの人の力を借りて乗り越えることを伝え、考えていきましょう。

ゲームの位置付けとワンポイントアドバイス

「借り人」競争では、必要な人が見つかった子ども達も、頼りにされた大人も楽しそうな様子でした。

このようにそれぞれの力を頼りにして災害時を乗り切れるように、普段から多くの人達の力を借りるコミュニケーションをしていけるといいですよね。

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