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真珠腫性中耳炎になった話 (SC-004)

前回に引き続いてのアーカイブです。前回同様、日付はその日の出来事や気づいた事(出来事きっかけとは限らない)をざっくりまとめた日となっています。

この状況に慣れているのもあって書いてないこともあるんですが、軽いルーチンとしては
・毎週月曜午前と土曜午前(または金曜午後)に通院、耳浴・耳洗
・毎食後に抗生剤3錠と鼻水などの切れをよくする薬1錠を服用
を6月末まで行ってました。

そして、入院は明日7/4~12までとなりました。5日にはもう手術、その後は経過観察。
左耳は普通なんで、ノートPCやiPadを持ち込んで作曲やら開発系の勉強やら積ん読状態だった本を読もうかなと思ってます。

0603

大病院にて耳浴。鼓膜が見えてきた。真珠腫の壁がせり出してる。
かかりつけ医へ通院する際、薬の塗布はもうしなくて良いので洗って欲しいと伝えてくださいと言われる。
健常な左耳に痛みを少し感じたので併せて診てもらうが不安なし。今まで耳掃除をしすぎて乾き切ってたのが戻ってきてると思われる。
通院後、限度額適用認定証の交付手続き。即日交付される。毎年7月末で切り替えと説明を受ける。

ほんの少しだけ聞こえの回復を実感。ステレオ感が戻る。振動に過敏っぽいので程々にしておく。耳鳴りの懸念はある。
耳抜きは出来るかどうか?

難聴それ自体について詳しく知りたくなっている。

0604

雑踏や現場の音量や音質に比例して耳鳴りが増す感覚。静かな環境に移ると自ずと治まる。
風呂上がりに鼻をかんだら耳抜きができた。1ヶ月以上ぶり。非常にスッキリした気分。

0605

音の聞こえ方が良くなったみたい。鼓膜が見えてきたから?綿球をずっと詰めてても音を拾う。
ただ、道を歩いてるとシュルシュルと壊れたフランジャーとかフェイザーみたいな効果が混じる。電波の取れないラジオみたい。少し気色悪い。

0607

聞こえ自体は問題なく取り戻せそう、何なら良くなるかも。
だけど真珠腫取り切るのにやはり入院はいる。
入院日がなかなか決められない状態もあって次の仕事が定めにくく、難儀している(というか詰んでる!!!)

0610

酷い状況からは落ち着いてきた。発病初期を100%としたら50%ほどまでになったとの事。
ようやく入院段取りになり、7/4からと希望を出す。
手術は5日、以降は経過観察~抜糸まで。入院前までの通院で、入院と麻酔の説明があるそう。

0614

聴こえがほぼ発病前に戻ったと気づく。それでもまだ60~70%くらいか。
ただこれが完全かというと妙な気がする。妙なまま長年(それこそ子供の頃から)過ごしてたようにも思う。

0615

耳鳴りもほとんど意識しなくなった。意識しないだけで、静かなところでは鳴ってて意識が向く。これも以前通り。
以前より耳鳴りの層が厚い気がするが、まだ戻りきってないだけか意識が向いてるからか実際に厚いのかはわからない。

0616

電車や喧騒の下での影響はまだわからないかも。

0617

入院日決定。大部屋(相部屋、4人収容)だとベッド代無料。
ほぼ意識しなくなったけど、少しだけ聴こえが戻った時に耳の振動が少ししんどかったのは覚えておこうと思う。何かに活かそうとも考える。

0624

各種検査。尿、採血、胸レントゲン、呼吸、心電図。
入院手続き。抗生剤終わり。

ひとまずここまで。SC-005へ続きます。

電子音楽や諸々を創作しつつ、反射された記録(活動、思考、日記など)を概ねランダムに残しています。もし何かの拍子に気に入っていただけたら幸いです。