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処理速度凸の長所&注意点

処理速度凸というのはどうやら少数派らしく、「情報が少ない」「何に活かせるのかわからない」と困っている方もおられるようなので、私が思う処理凸さんの良さについて書いてみようと思います✨
あくまで私の例でしかないですが、部分的にでも何かお役に立てば嬉しいです✨

まずは長所について。

・試行回数を重ねられる
個人的には、処理凸最大の強みはここだと思っています。スラムダンクの桜木花道のプレースタイルですね笑
他人が1回動く間に、2回、3回動いてシュートできる。仮に成功確率が低くても何回もやれば当たるし、失敗してもリカバリーの動作も速い。
そして何であれ技術の習得には反復が重要なので、その反復が人より少ない時間で出来るというのは、すごくお得なのではないかと思います。

・タイピングや作業が早い
手を動かす作業全般が速いので、デスクワーク系のお仕事ではかなり活きてくるのではないでしょうか。
思うに処理凸は、他の凸より専門性や天才性に結びつきづらく、その代わり日常のあらゆる仕事や家事などの作業を下支えしてくれる能力なのかなと思います。
何でもソツなくこなせるので活かせる範囲が広いですし、もし専門性を極めたい場合は、そこに向かって高速反復・高速試行を繰り返せば、いつかスペシャリストにだってなれるはずです。

・マルチタスク(風)が出来る
処理凸でも、並列処理が得意な人と苦手な人がいると思います。私の父は並列処理得意+処理凸なので、マルチタスクと速度を求められる職種がハマり、大活躍だったようです。
私は並列処理は苦手ですが、シングルタスクを素早く繰り返すことによって、マルチタスクできてる風を装っています笑

・記号情報の処理に強い
限定的な例で申し訳ないのですが、楽譜を読むのが速いなど。例えばピアノの技術そのものは処理速度とは関係ないと思いますが、譜読み、初見に強いので、期日までに大量の楽譜を読まないといけないときなど便利でした。大量の情報処理が求められる仕事などに向いているのかもしれません。

次は注意点について。

・反復の合間に分析と改善の時間を挟む
手が速い分、とにかくやる!作業量で押し切る!という脳筋スタイルになりがちです笑
全然いいのですが、それだといつまでも本質的な理解に到達しなかったりもするので、合間に「問題の核心はどこか?」「方法を改善する余地はないか?」を考えることによってより能率が上がり、他にも活かせるように思います。

・周囲に自分と同じ速度を押しつけない
自分の普通を他人に対しても求めてしまうと、周囲とずれたり他責的になりやすいので、自分が速いのであって周囲が遅いわけではないというのを知っていることが大事。

・速さが出過ぎてしまったとき(思考が止まらないなど)の対処法を知っておく
思考の速度が速くなりすぎて、自力で止まらなくなることがあります。自然に止まるまで待つだけだと、眠りの質が悪くなるなど身体的に影響があるので、ブレーキの踏み方を覚えていると便利です。

最後に、自己肯定感が下がり「どうせ私なんて」と後ろ向きになると、せっかくの"何度でもトライできる"という良さが薄れてしまいます。人より多く動けるのだから、一回で成功しなくても何度でも挑戦したらいいんだし、そうすればいつか上手くいくという成功体験も大切なのかもしれないですね。

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