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これを読めばわかる!8宝シャニマスを徹底解説

こんにちわ、なっつんです。

今回は8宝シャニマスについて、初級・中級者向けにわかりやすく解説をしていきます。

これを読む事でこのデッキの立ち回りを理解する事ができ、また対策も立てやすくなるのではないかと思います。
かなり長丁場になりますので、見出しを活用しつつ最後までお付き合いいただけたら幸いです。

なおこの記事はPB「ペルソナ3 RELOAD」発売後時点での情報である事、そしてあくまで僕個人の主観でお話する事をあらかじめご了承ください。

それでは行きましょう。


前提

長文化を避けるため、一部の表現について以下の表記を使います。

CIP:手札から舞台に置いた際に発動する効果
PIG:舞台から控え室に置いた際に発動する効果
自傷:クロックにカードを置くコスト・効果のこと
踏む:相手キャラを一方的にリバースすること
振る:パワー/ソウル補正やテキストを任意のキャラに付与すること
構える:助太刀やカウンターイベントをプレイできる状態を作ること
焼く:カードの効果やパワーダウンによってキャラを控え室に送ること
チャンプ:バトルに勝てない状態でアタックすること
X連動:レベルXのCXコンボを持つキャラのこと
Xルック:山札の上からX枚まで見て指定されたカードを手札に加える効果
ルーター:1ドローして手札からカードを1枚捨てる効果
モード:複数の効果の中から選択して使用する効果
ツインドライブ:トリガーチェックを2回行う効果
○○相殺(特殊相殺):リバースした際に条件を満たすバトル相手をリバース、あるいは別領域に移動する効果

基本情報

デッキ概略

デッキの主要カードはこちら

■使用者視点
8宝シャニマス
は強力なCXコンボを活かして戦うミッドレンジデッキです。

バトル相手を踏む必要がある代わりに最大2枚のハンドアドバンテージが得られる「Housekeeping! 芹沢あさひ」を使って手札に加わったCXを打点やリソースに変換して戦っていきます。
あさひ(Housekeeping!)単体ではパワー7000までしか伸びませんが「バス・タイムの気分で 大崎甜花」の効果を絡めれば最大で11000までパワーを伸ばすことができるので効果を発動するのは難しくありません。

レベル2になるとあさひ(Housekeeping!)を山札からCXコンボ待機状態で舞台に出せる「空と青とアイツ 芹沢あさひ」や、CXをプレイするだけで最大13000までパワーが伸びる「cheer+ 有栖川夏葉」が解禁されるので、この時点で事実上デッキ内8枚すべてのCXを強く使うことが可能となります。
過剰にトリガーしたCXは「泣けよ洗濯機 七草にちか」でヒールに回すこともできるので全体的に隙がありません。

一方で強い行動の全てにCXが絡む関係上、プレイできないターンに大きなスキを晒すことになります。
リプレイ性が高いとはいえ毎ターン質の高いアクションを維持するのは難しいので、いかにそのスキをカバーするか考えて戦いましょう。

■対面視点
CXコンボのリプレイ性が高いデッキなので弱い山札を晒すタイミングはなるべく少なくしたいです。
特に1周目の山札については早急に崩せるのであれば崩して2周目の山札を構築し、そうでないのならルック系の効果で見る枚数を調整するなどしてキャンセルの期待値を自分から崩さないように気をつけましょう。

相手のリソース源はあさひ(Housekeeping!)なので、バトルを回避できる効果を持つキャラなどを採用している場合はある程度ケアは可能です。
また、1-0でターンを迎えるとのパワーが7000までしか伸びないので、レベル1で硬い盤面が作れるデッキなら0-6止めなどを狙うのも有効打になるでしょう。

デッキリスト解説

デッキログを確認したい場合はこちらをクリックしてください

レベル別に順番に解説していきます。

■レベル0

ハッピー・アイ・スクリーム 桑山千雪
CIP効果でキャラ限定の4ルックができるカード。
強力なサーチカードですが、その代償として甜花の共鳴が必須となっています。
常時パワー3500になる効果はこのデッキではほぼ空気です。発動したらラッキーくらいに思っておきましょう。

日刊ウィズ・ユー! 小宮果穂
CXを入れ替えられるカード。
リバース時にキャラ限定の3ルック行える効果もついているため、序盤は始動札として運用することもできます。
基礎パワー2000であるというのも地味に評価点。

夜よこノ窓は塗らないデ 七草にちか
マーカーを得ていると常時パワー3500になり、バトル相手を踏むことで手札交換が行えるカード。
CXが公開されない限りマーカーを付与する効果は失敗しないので期待値は高いですが、失敗すると何の効果も持たないパワー1000でしかないので注意。
また、「手札交換効果は全文強制効果」なので、控え室にキャラがいない状態で効果が発動すると手札が1枚減るので注意。

DIVA 緋田美琴
単レスト控え集中。
不確定ではありますがパワー+2000を振ることもできるので、自身をパワー3500のアタッカーとして運用したりあさひ(Housekeeping!)をサポートすることもできます。
効果が不発してもCXが公開されたらそのまま集中につなげたり、トリガーして手札に加えればいいのでそこまで痛くないです。

ジャンプ!スタッグ!!! 芹沢あさひ
手札の減らないサーチカード。
自傷+サーチ+マーカーを得る効果で最大3枚山札を圧縮することができ、自傷でCXがクロックに置かれなかった場合、集中につなげると期待がかなり高くなります。
マーカーを得ていると自ターンのみパワー3500になる点も強力です。

■レベル1

バス・タイムの気分で 大崎甜花
サブアタッカーもバッファーもこなせる便利なカード。
主にCXプレイ時に手札に戻してパワー+2000を振る効果であさひ(Housekeeping!)のCXコンボ発動をサポートするのがメイン。
自ターン中はそこそこのパワーとツインドライブを持っているため、2枚目以降をサブアタッカーに回して宝のトリガー期待値を底上げするといいでしょう。

泣けよ洗濯機 七草にちか
レベル比例応援。
プレイするだけでレベル1からトリガーした宝を捨てるだけでヒールできるようになるため、トリガー事故防止の面も含め毎ゲーム必ずプレイしたい1枚。
あさひ(Housekeeping!)夏葉が常時高パワーを維持するのでバッファーとしての価値もそれなりに高いです。

Housekeeping! 芹沢あさひ
トップチェック型の1連動。
バトル相手を踏む必要があるものの、発動すると効果が2回発動する上に1回目のトップチェックでCXがめくれる以外の裏目がないのも強力。
常時パワー6000なのでレベル0に踏まれる心配がないのも評価点に挙げられます。

■レベル2

空と青とアイツ 芹沢あさひ
あさひ(Housekeeping!)にチェンジする2連動。
基本はCXコンボを前提にプレイすることになります。あさひ(Housekeeping!)は山札からしかプレイできないのでしっかり把握しておきましょう。
単体でも自ターン偏重の早出し等なら踏むことができるので、CXをプレイできないターンなどにはお世話になることもあるでしょう。

サンセットスカイパッセージ 八宮めぐる
相手の早出しキャラを焼ける助太刀。
舞台のキャラを4枚要求する代わりに通常のカードよりもコストが安くなっています。
この条件を忘れることがよくあるので大会等では気をつけましょう。

ちび放課後クライマックスガールズ
防御札。
手札のCXを捨てることでわずか1コストでアタック以降のダメージを完全シャットアウトできる強力なカード。
手札にCXが入りやすい8宝との相性は抜群です。

夏葬灯
山札から3枚サーチor後列除去のモードを持つイベント。
どちらのモードも強力で、あさひ(Housekeeping!)のCXコンボでも手札に加えることができるので安定してプレイ可能です。
最近は枝扉プロセカ8門三玖など後列を強く使うデッキも多いので、リソースに余裕がある際は2連打して5面焼きを狙うのも悪くないでしょう。

■レベル3

たそがれスワッグ 八宮めぐる
アタック時に2コストと手札1枚で1ダメージ2回か3ダメージ与えるモードを持つカード。
CXを要求しない代わりにレベル置き場に3色のカードがないと使用できないため、レベルアップの際に置くカードは気を使う必要があります。

cheer+ 有栖川夏葉
CX2枚以下で早出しできるカード。
基礎パワーが8000とかなり低いですが、CXをプレイすると相手ターン終了時まで最大13000になり高い面取り性能を発揮します。
逆にCXが絡まないとレベル1にすら踏まれかねないので、3点火力として投げるタイミングはよく考えた方がいいでしょう。

プリティ・スイート 園田智代子
このデッキのフィニッシャー。
アタック終了時に2コスト+手札2枚で2回アタックできます。
CIP効果で2枚目以降を0コストでプレイできる上にバトル相手を踏むとストックブーストできるので、手札さえ用意すればストック2枚から3面連動可能です。

立ち回り

マリガン

■使用者視点
レベル0とあさひ(Housekeeping!)およびその対応CX、にちか(洗濯機)甜花がキープ対象です。
ただし甜花は2枚目以降はマリガンしましょう。

■対面視点
不確定ではありますがパワー3500になるカードが多いのでパワー不足で踏み漏らすことがほとんどない対面です。
移動以外のキャラは基本踏まれる想定でマリガンするといいでしょう。

レベル0

■使用者視点
にちか(夜よこノ窓)
あさひ(ジャンプスタッグ)を使ってあさひ(Housekeeping!)を集めながら積極的に攻めていきます。
相手キャラを踏む手段には困らない上に失ったリソースはあさひ(Housekeeping!)で回収可能なので打点を稼ぎながら相手の準備時間を奪っていくように戦いましょう。

千雪や集中を使えばレベル1でリフレッシュするのは簡単ですが、あまり早すぎると夏葉を早出しするタイミングを逸しやすくなるので注意が必要です。

■対面視点
開幕からキャラの踏み合いになります。
パワー4000超か移動効果持ちのカード以外は場持ちを期待できないのでダイレクト枠でシステムを強く使っていき、レベル1の準備を整えるといいでしょう。

一応パワー2500以上のカードはパンプ効果が成功しないと踏めないので、相手のプレイしたカードを見て押しつけていくのもありです。

レベル1

■使用者視点
あさひ(Housekeeping!)のCXコンボで打点を作りながらハンドアドバンテージを稼いでいきます。

あさひ(Housekeeping!)はパワーが高いので並べて面を作って行きたいですが、多面連動すると折角のアドバンテージが手札超過で無駄になってしまうのでCXコンボが使えるターンは展開枚数に気を遣いましょう。
控えのキャラにアクセスする手段もないので、あさひ(Housekeeping!)が踏まれる=レベル1での攻防において一手損となります。

■対面視点
あさひ(Housekeeping!)を巡る攻防がしばらく続きます。
こちらが先上がりする展開が多いので、先に1連動をプレイする場合は返しにあさひ(Housekeeping!)にすべて踏まれる前提で回収するカードを選びましょう。
あさひ(Housekeeping!)を残すと追加のCXコンボでリソース差が広がる一方なので、多少無理してでも踏むことも重要です。

相手は甜花のバフ効果等でパワー9000を1-2面用意することができるので、盤面を構築する際は点ではなく面を意識して無理せず3面踏まれる展開を作らないようにしましょう。

レベル2

■使用者視点
あさひ(空と青とアイツ)
夏葉夏葬灯の解禁によってデッキの出力がこの時点で最大となります。
1-6リフレッシュから夏葉2面プレイ→CXでの面取りプランや、あさひ(空と青とアイツ)経由でプレイした超パワーのあさひ(Housekeeping!)で盤面を荒らすプランで相手の勝ち筋を潰していきましょう。

高効率のサーチや後列焼き、にちか(洗濯機)のヒール効果も組み合わせれば大勢を決めることも難しくありません。

■対面視点
突如として4点火力+パワー13000で降臨する夏葉の存在が脅威。
とはいえ毎ターンその状態を維持できるわけではないので、パワーダウンした際に確実に踏んでいきたいところ。
早出し条件がCX2枚以下なのでそれを崩しにかかるのも有効です。

盤面を作る場合はあさひ(空と青とアイツ)が作れるパワー11000-12500辺りがボーダーになります。
これを超えるラインを2面以上踏む手はかなり限られるので(状況限定かつ3手以上要求)必ず意識しましょう。

レベル3

■使用者視点
めぐる智代子を使って残りのクロックを迅速に積み上げていきます。
相手の山札がそれなりに強いと智代子3面連動では詰め切れない場合が多いので、めぐるの1ダメージ×2回を絡めて調整するといいでしょう。

■対面視点
メインのリーサル手段である智代子はソウル減少やダメージカット、強い山札を用意した上で全枠チャンプする等、取れる対策手段が多いので意識して再現できるように練習しましょう。
思い出送りを付与する助太刀も有効ですが、2枚目以降の智代子はパワー12000になっているので注意が必要です。

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今回は以上となります。
もしよかったら、他の記事も読んでいただけたら幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。

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