森川晶 氏

東京芸術大学/美術学部 デザイン科 東京芸術
大学大学院/美術研究科 デザイン専攻 環境・設計研究室

「自分の将来と向き合う」

初めに、森川さんの受賞作品の制作コンセプトを教えていただけますか? 

この作品は水道水を飲料として商品化するにあたって、水道水の当たり前を見直したデザインになっているんです。日本は水資源がとても豊富なのに、毎年58万キロリットルもの水を遠い海外から輸入してるんです。そのことに衝撃を受けて日本の水資源をより有効活用するためのパッケージデザインです。
水資源の中でも水道水というのは面白い視点ですね。

日本の水道水は世界基準でもとても安全ですし、安価なんです。だから水道水を活かすことで日本の資源を活かして、海外からの水の輸送費(CO2)削減にも繋がると考えてましたね。

具体的にデザインについては工夫された点はどこですか?

まず、水道水をおいしく飲むためには「冷やすこと」と「ビタミンCを入れると塩素のにおいが消える」ということがポイントなんです。それを具体的にパッケージに落とし込むと、ビタミンC豊富な果実のエキスが入っている図柄でシズル感。ラベルのドットは中身の温度によって消えたり現れたりするインクを使って視覚的においしさを理解できるんです。この特殊なインキを探すのにはとても苦労したことは今でもよく覚えています!!すごい大変だった。。。
森川さんの作品はコンセプト設計がしっかりしてましたね。

今だから言えますけど、この作品に関しては自分でも自信があって応募するときは「これ、受賞できるかも?」って思ってました(笑)
最後に今後の展望についてお教えください。

実は、将来的に海外への留学を考えています!この日韓学生コンテストで海外デザインの刺激をたくさん感じたこともあり、海外デザインにある「国民性」=「無意識の中にあるデザイン」というものを肌で体感したいと思っているんです。新しいものやいろいろな文化に触れることで、常に新鮮なデザインを世に生み出し続けるパッケージデザイナーになりたいと思ってます!!
ありがとうございました!森川さんなら今までにないデザインを生み出せると思います!

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ASPaC受賞者

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