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恩師のメッセージ

人生を変えてくれた恩師の言葉。
よく聞く言葉ですね。

私は、そんな大げさなことを意識したことはありませんでした。

blogを書くようになってから少し考えてみました。

思えば、今の自分の基準となった『言葉』
になっていることに気が付きました。


恩師からのメッセージ



1.『臨機応変』


小学校の頃、いつもポジティブな先生が言っていた言葉です。

当時はそこまで意識していなかったけれども
今思えば、私の根幹となっています。

『その場に応じて柔軟に対応する。』

自称マジメな私は、この柔軟というワードが
いつも行動の幅をもたらしてくれいます。

『まっいっか。』『それもそうだね。』
こんな考え方がいつでもできるのは、
『臨機応変』が根幹にあるからです。



2.『意識のマラソン』


中学校のサッカー部の顧問の言葉です。

毎日部活でクタクタ、その後も塾と
長話など全く頭に入らない状況の中で
記憶に定着し続けているワードです。

全てのことは終わりなどなく(終わりは死ぬ時)
長期スパンで考えて、マラソンのごとく
前へ前へと一歩ずつゴールに向かって行動していく。

自分のペース配分で取り組んでいく。
一気に進んで、一喜一憂していては息切れしてしまう。
遠くのゴールを意識しながら今できることに集中する。

『意識のマラソン』は、続けることの大切さ。
続けることで積みあがる貴重な価値。
そんなことを教えてくれた言葉となっています。


3.『環境』

高校の部活の顧問は、
言葉ではなく環境を与えてくれました。

全国大会に出られそうで出られない
そんな高校のサッカー部でした。

当時、千葉県にあるそこそこの強豪校
中学校時代には、県や都の選抜だった者
Jリーグのジュニアユース上がり者
当然、市や区選抜だった者も多数いました。

自分よりサッカーが上手な人ばかり。
しかも3学年で100人以上の部員数

そんな中、無名の私が1年生からレギュラー抜擢。
私も含め誰もが 『???』 な状態だったと思います。

おもしろいもので、実力など関係なく
その環境に入れば、遜色なくできてしまうことに驚きました

レギュラーとして演じる。
ただそれだけでいいのです。

『環境』が自分をその存在まで引き上げてくれる。

自分の望む環境に飛び込めば
望む結果が得られる。
簡単ですね。

あとは飛び込むか飛び込まないか
決断すればいいんですね。


4.『人間らしい暮らし』

これは私にアスパラガスの魅力を
惜しみなく伝えてくれた農家さんの言葉です。

『夜はしっかり休む』

17時までしっかり働き、夜はしっかり休む。
良く寝る、よく食べる

移住前、東京で生活していた頃は
なりふり構わず毎日12時間以上の労働
5時間弱の睡眠時間、休みの日は、人のあふれる
ショッピングモールで家族サービスそして外食。

東京ではこれが当たり前と思っていました。
今思えば、ずーっと疲れている状態でした。

移住して農業を始めて、夜しっかり休む生活を
始めてから毎日が軽快に過ごせるようになりました。

朝が来るのが楽しみ。
これこそ『人間らしい暮らし』なんです。


5.『なるようにしかならない』

私が目指すべく、鷹揚な人の言葉です。

鷹揚(おうよう)
《鷹 (たか) が悠然と空を飛ぶように》小さなことにこだわらずゆったりとしているさま。おっとりとして上品なさま。

goo辞書

悩んだって、心配したって
先のことはすべて『なるようにしかならない』
今までの行いの結果が起こるだけ。

良いことをすれば良いことが起こる
誠実にしていれば誠実になる
笑顔でいれば笑顔が増える
感謝をすれば感謝をされる

すべての原因は自分自身に既存するもの。
『なるようにしかならない』



まとめ

何気なく聞いていた言葉でも
何年か先に効いてくる恩師のメッセージ。

恩師の意図はわかりません。
自分なりに振り返って、勝手に解釈を進めていくと
思考が広がります。恩師の顔が思い浮かぶます。
当時の記憶もよみがえります。楽しいですよ。


今回も最後まで読んで頂き
ありがとうございます。

では、ままた!



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