私は長崎県の離島で
アスパラガス農家をやっております。

今回は人間も当たり前のようにやるよう
になった【殺菌】についてのお話です。

コロナの影響でアルコール消毒はすっかり
住民権を獲得しましたね。

どこに行ってもアルコールするやつ
設置してあります。

私も前職がお弁当屋でしたので
コロナ以前から除菌対策は意識的に
行っていました。

今思えば、東京で暮らしていた頃は、
うがい手洗い除菌
必要以上にやっていたと思います。

本当に必要があったのでしょうかね。

移住してからというもの
手洗いはするものの
除菌は一切やっていません。

除菌をしない暮らしをしても
風邪をひくこと、体調を崩すことも一切ありません。

除菌って一体何なのでしょう。

不安にさせ、安心させる
メーカーの販売戦略なのかとすら感じます。

そんなことを言っておりますが、
私が栽培しているアスパラガスも
２週間に一度除菌剤を散布します。

本当に効果があるのかは分かりませんが、
メーカーの記載量をしっかり守って
マジメに散布します。

とにかくアスパラガスが病気になるのが怖いです。

ただ病気にならないで欲しい、健康であって欲しい。

殺菌剤をやらなかったらどうなるか
試してみたいのですが、怖くてできません。

これもまたメーカーの戦略なんですかね。

化学肥料は人間でいうサプリやエナジードリンク
殺菌剤もまたアルコール消毒みたいなものです。

与えればとりあえず安心
おまじないみたいなものに投資をしている感じです。

無菌状態は、小さい乳児や体の弱った人は意識した
方がいいだけです。
健全な人はそこまで過敏にならなくていいのでは。
アスパラに殺菌剤を散布しながら考える私がいます。

殺菌必要ですか？

今日も最後まで読んで頂き
ありがとうございました。
では、また！