【詩】「おめでと」

「好きだ」って呟いた帰り道
安っぽいけど、純粋な独り言
遠い君に「会いたい」
それらすべてが重量オーバー

天秤にかけることだけでも
重すぎて一苦労
もうね、粗大ゴミなんだって
知っているんだ
わかってるんだ

あなたの両親が出会って
君が生まれて
僕はそれを眺めてる
嬉しいな

君が好きあって
結婚して幸せになる
それを眺めてる
嬉しいな

ストーカー気取りのエゴのかたまり
こんな日でも重たすぎるんだ
ストーカーになってみたかったな
君が困るから無理やりにすればいい

中途半端なオトコだからさ
全部わかってる、そんな気はしてるんだ
天秤にのるには重すぎる、ふさわしくない
下がっちゃうんだ

面と向かったら、
滑っちゃうよ、口とか。手とか。
だから、帰り道呟いた

「おめでと」
って軽い声で

3

白アスパラガス

ことば・写真・絵(プロ画は「コーラ」様のでございます)

わたしの詩

数ヶ月に一度ある、感情の暴発を防ぐため、講じられた自分なりの対策の一つ。自分に酔っていることも多い。
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