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眠くなる音


今朝、電車が走る音しが響いてこない車内のどこかから、気持ちよさそうに寝てるんだろうなという軽いイビキの音が聞こえてきて、なんか和んだと書いた。
こっちまで眠くなるような。

わたしにとって、遠くで飛ぶ飛行機の音というのも眠くなる音だ。
中学生のとき、部活の休憩時間だったか体育館でみんなで寝転がっていた。
さんざん走って、疲れて気だるく、熱のこもった身体。髪の毛も汗でしっとり濡れてしまうような暑さに、開け放しの体育館の扉から入ってきた一涼の風に吹かれて目を閉じていると、かすかに飛行機が飛んでいる音がする。
考えてみたら、瞑想状態ということだったんだろう。
たぶん15分間くらいのことだったと思うけれど、印象に残っていて、耳もそれを覚えている。


あとは、明け方にやってくる新聞配達のバイクの音。
あの音に気がつくと、眠くなる。
あ、新聞屋さんのバイクだと夢うつつに思いなかがら、もう少しで完全に目が覚めてしまう手前のところで折り返して、気持ちよく眠りに入っていける。
なんでしょう、まだ寝ていても間に合う大丈夫という安心感からなのかな。



おやすみなさい。

よい夢を。

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