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パリコレでラウールに度肝を抜かれた話

どうも、raです。パリにいたらパリコレに来ていたラウールを見て度肝を抜かれたただの大学生が、レポのような、Tipsをまとめたような、そんな話を記憶が新しいうちにまとめておこうと思います。

まず私は恥ずかしながら、Snowmanは知っているけれども、ラウールガチ担というほどではなかったんです。ただ、ファッション業界にちょっとだけ興味があって…くらいのしがない大学生です。そんなラウール初心者の素直なファーストインプレッションになるので、その点だけご留意ください。


経緯、的な

例年通り、淡々とコレクションの動画や呼ばれたゲスト、その辺を洗っていたとき(ミーハーなので)、今年は目黒蓮さんがミラノコレクションに初登場&去年に引き続きラウールもミラノコレクションには初登場!といった記事を見かけました。

過去を振り返って、数々の俳優やモデルがコレクションにゲストとして呼ばれることは珍しい話ではありませんでしたが、中々あのアイドル事務所の方がというのは去年のラウールが初めてのケース(しかもゲストではなく、実際にYohji Yamamotoでモデルとして登場)だったので、かなり衝撃的ではありました。昨年は縁がなくパリにいたにも関わらず、ラウールを実際に見ることはできなかったのですが、ベネズエラと日本の血を引いた、とんでもスタイルの方だという認識はあったのでいつか実際にこの目で見て確かめてみたいと常々思っていました。

そんな中、ミラノコレクションに来たのならば、彼ならパリコレクションにも確実に来るはず。そう考えて実際にパリに移動し、まあいわゆる人生初"追っかけ"をしてみました。(注意:パリコレはメゾンごとに開催場所や時間が明らかになっているため出待ち行為が黙認されていますが、そうではないスケジュールやプライベートの時間の追っかけは犯罪行為です。気をつけましょう。)

結構、空振る

ミーハーなので(強調)、実は過去にもパリコレで韓国ドルやハリウッド俳優を一目見るためにメゾンの会場に行っての出待ち行為はしたことがありました。しかし、さすが日本のアイドル。情報が事前に流出することがほぼなく、コレクション期間の前半は完全に苦戦を強いられました。

私の考えも今振り返ると甘いのですが、基本的にゲストとして呼ばれる方は毎年同じメゾンに呼ばれます。(付き合い、ってやつですね) そこから推測して、昨年参列していたGIVENCHY(17日開催)に来るのではないかということで待機。で、空振り。
そもそも本人のインスタの投稿がないことや、割とバシバシ色んな芸能人を呼ぶVUITTONに参列していなかったので、パリに来ているかどうかもわからず、これは判断ミスったな〜なんて同行者と話していました。

本人インスタ更新に喜ぶ:)

そんな中、Retour à Paris.のテキストともに華々しくインスタを更新したラウールを見て安堵も束の間。では一体何に来るんだ、ラウール。という悩みと直面しました。今振り返ると、結果として彼はインスタのストーリーで参列するメゾンのアカウントを引用し告知していました。が!当時は前触れなく参加もあるのではないか、という考えに基づき、まずは去年はモデルもしていたYohji YAMAMOTOには来るだろう、なんて考えながら会場前で待っていました。

…だが待てど暮らせど、ラウールは来ず。しかも今年のパリは例年の比じゃなく寒い。ガチ寒い。こんなに寒いの久しぶりだったと思う。実際パリんちゅ(parisienのこと)は4年ぶりに雪が降ったんだと凍えながら文句を言っていました。

本人が参加を明言していたAMIの会場は、パリ人間からしたらあんな時間にあんな遠くになんて、行けないよ、ということで断念。結構割と途方に暮れていました。こんなに近くにいるのに、わかっているのに見れない。この事実が結構キツかったです。

19日はPaul SmithにDIOR,KENZOもあり得るということで奔走しまくり

かなり寒さが身に沁みながら、19日は朝早くから昨年参加していたPaul Smithの会場へ。かなり知名度が低い会場だったので、どうかな〜来ないだろうな〜なんて思いながらも出待ち。ここで日本から旅行で来ていらしゃったスノ担お姉様方と遭遇しました。色々お話をしていただいて、情報交換もしながら待ってはいたのですが、結果としては来ず。次の可能性としてあったDIORのショーに行ってくるね〜ということでお別れしました。

個人的には昨年のDIOR HOMMEの方の会場でかなりしんどい思いをしたので(見にきている人間の比が他のメゾンとは比べ物にならないくらい多いです。)二の足を踏んではいましたが、後悔したくないので会場へ。
図らずも入場口の最前列に来てしまい、割と怪我を覚悟しながら横からも後ろからも押されて待ちましたが、やはりラウールは現れませんでした。(ケイトモスやTXTを見れて嬉しかったですが笑)

そしてKENZOのストーリー更新。はいはいはいはい…ね、KENZOが正解だったか…なんて思いつつ、その日はディナーの約束があるので断念。ここまで連敗です。

本気を出そう、いざValentinoへ

本業、というか本来の目的であるコレクション動画を見ながら、もう会えないんじゃないかと途方にくれる同行者を宥めつつ夜を過ごしました。結構、私は悲観的なタイプなのでここまで縁がないと、無理そうだななんて思っていました。それでも情報収集は欠かさず20日、21日の開催場所を把握したり。
そんな中、21日、本人のストーリーでValentinoに行くことを確認。
しかも会場の規模、周りの道路的に出入り口もかなり絞れる、ある種コスパの良い会場だったため寒さに震える身体に鞭を打って向かいました。

で、これ。

近すぎ、発光しすぎ、オーラありすぎ。

もう空振りが続いたこととか、21日も相変わらず寒すぎたこととか、そんなこと吹っ飛ぶくらい、すごかった。意味がわからないくらいすごかった。意味わかんないよ、実際。顔がかっこいい、とか当たり前のことは置いといて。脚長い、というかプロポーション、全てが良い。本人の美的センスもいいんだと思います。服のチョイスに髪のセット。彫刻のような顔が綺麗に映えるように計算され尽くされた、彼の、全て。この格好をしているラウールにこんな近距離で会えてよかった。多分一生を終える時に、思い出すと思う。こんなに高貴な存在を間近で見ることが叶えられてよかった。本当に。

普通にキャパオーバーしました。普通に。
twitter(今はX)の公開垢なんて動かしていなかったけど、これは共有しなきゃ、と。ここまで来た人間としての使命だとまで思って使えそうなアカウントに載せました。
ていうか、私みたいな素人がiPhoneで撮って、これ。超越している。何かを、彼は。多分。

今冷静に振り返って

曲がりなりにも、フランス語をそこそこ勉強し話し、大学に行き…という人間なので、嫌でも現地の学生sの会話も耳に入ってきてました。
フランスのティーンの中で一番人気の日本人モデルといえば、シュウゾウとヤマトの2人なんですが(大平修蔵さんと井上大和さん まじかっこいい)、この2人のおかげで日本人、というかアジア人有名人界隈を撮影&追っかけしてる現地の子も増えてきたんですよね〜
実際にもValentinoの会場では以下ポストの通り、結構ラウール話題になっていました笑

当然ですが、スタイルもセンスもいいラウールは、次回以降ももっとより注目度の高いメゾンに呼ばれると私は確信しています。(誰って感じだけど)
一回リアルで見ちゃうと、もう中毒なので、次回も足を運ぼうかな〜:)


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