2021-10-30更新「誰がために駆る衝動」創作メモ

⚠これは須藤水波の創作(フィクション)であり、登場する人物名、団体名はすべて架空のものです。階級等も、すべて本作品限定のものです。⚠

もし興味を持ってくださる方がいたら、反応いただけると励みになります。

「誰がために駆る衝動」はボイスドラマ>小説>小説+イメージボイス(PV)のいずれかで発表したいお話となります。

創作メモーーーーーーー

◇元ネタ

その世界では、26の国があった。

いつとも分からぬ日から、世界は三つの勢力に分裂した。
ひとつはある種族しか認めない優位主義者(ラディカリスト)、
ひとつは優位主義者に反対する全認主義者(レジスタンス)、
ひとつは二つともに属さない無個性主義者(ニュートラル)。

過激な優位主義者、それに抗う全認主義者、いずれにも属さず孤独を守る無個性主義者。

まさに戦乱の世だった。

そんなときにできたのが、軍構成を平等にするための組織構成委員会。
彼らにより決められた枠組みにそって、各勢力は「警察」という名の戦争をするための部隊を作った。警察は正義であると信じられた――。

ーーーーーーー◇イントロ

レイM「人はどうして戦うのでしょうか。何を求めて武力で盾を作るのでしょうか。戦うのは人だけ? 牙を向くのはいきものとてそう。野生のそれは生きるためだったり、家族を守るためだったり、理由がある。人はどうでしょうか。少なくとも、私が相手する“敵”はただ保身のためだけのように思える。そんなもの、守るに値しないというのに」

レイ「はーっ……」(ぎゅ、とにぎる)

レイM「私が守りたいものは、あなたへの衝動。生きている者に与えられた権利」

レイ「――斬撃機動隊所属、鬼神ライアー」

レイM「勝敗は生死。勝つには生きなければいけない、生きるためには勝たなければいけない。この衝動も、私の生きる証」

レイ「レイ・バッカーマン。出撃する」

ーーーーーーーイントロ終わり

ーーーーーーー用語ーーーーーーー

◇斬撃機動隊 雷切(ライキリ)ルートから出撃
“警察”のメインとなる部隊。
命知らずな人が多く、先陣切って敵方に突っ込む鬼神ライアーは“トップ”と呼ばれる。
乗る機体は「鬼神(キジン)」と呼称される。


◇空撃機動隊 疾風(ハヤテ)ルートから出撃
空からの攻撃・防衛を任務とする部隊。
機体は空陸両用のものがほとんどで、変形する。
陸の場合は斬撃機動隊に混ざる。
乗る機体は「天(アマノ)」と呼称される。


◇海戦機動隊 宗満(ソウマ)ルートから出撃
海からの攻撃・防衛を任務とする部隊。
空撃機動隊と連携を取る。主な戦力は戦艦、空母。
他、「海神(ワタツミ)」と呼称される機体も配備されている。


◇搭乗者
パイロット、もしくはライアーとよばれる。


◇オペレート担当
各機動隊が出撃できるようにオペレート担当がいる。
発進シークエンスが主な任務。

【服装】
各派閥によって制服が異なる。
宇宙では戦わないので宇宙服の要素はいらないかな……。普通の生地で作られた服で。機体に乗るときはヘルメット有り。
制帽無し。

警察≠軍隊、現実における軍隊とも警察とも異なる、「誰がために駆る衝動」での「警察」。

偉い人→その下の人

元帥→組織構成委員会(「委員会」と呼ばれる)・委員会会長→委員会所属委員→各派閥の統括官→各部隊の隊長→各部隊の隊員

※元帥は組織構成委員会が候補者の中から投票にて決める。

統括官は、オペ室(オペレーター室の略)にオペレーターらと共にいる。別で執務室、寝室がある。
オペレーター及びライアーは二人一室の相部屋。
(一人部屋なのは統括官及び中佐以上のみ)

コール=発進シークエンスを開始する の意味
ルート=各機体が射出される場所のこと 部隊により異なる(機体の形状が違うので)


◇勢力
ラディカリスト︰純白人主義、白人(髪、瞳、肌の色)でない者は奴隷と同じ扱いを受けるため、レジスタンスよりも“平和”なニュートラルに逃げる“脱走者”が多い。

レジスタンス︰ラディカリストの反対で、すべての個性を認めすべての人を受け入れるというスタンスをもつ派閥。ただし、すべてを認めるゆえに諍いもおきやすい。実力がものをいう派閥。戦うことに積極的。

ニュートラル︰ラディカリスト、レジスタンス、どちらにも属さない者たちが集まっている。レイがいることで、勢力バランスが保てている。セレーナ含め、レイ以外は戦うことに積極的ではない。しかし、カレンのように、戦いの中で命を落とすことになってもそれを受け入れるという者もいる。

ーーーーーーー◇キャラクター◇ーーーーーーー

(フルネームは仮なので名前だけ記載)
(「」台詞は仮なので本編にも出てくるとは限りません)

▼レイ Ray
女/ニュートラル
所属:G国斬撃機動隊 鬼神ライアー(トップ)
一○二(ひとまるふた)号機搭乗、少尉
20歳、164cm、58kg

・本作主人公。何を考えているかわからないほど、顔に表情を出さない。口数は多くはないが、戦闘狂(強い人と戦いたい人)なので戦場に出ているときは別人になる。

・上司にあたるアスラとは最初こそ良好な関係だったものの、最近は反抗しがち。アスラは自分をおさえつけようとしていると思っている。

・強すぎて勢力バランスの要として把握されている。

戦闘狂の理由:【ここでは書きません】
※スタッフさんにはお知らせします。

「レイ」はニュートラルでの名前であり、元々は別の名前だった。

「うるさいうるさいうるさい!!」
「カレンは……カレンは、私のっ……」
「全員殺す」

ーーーーーーー

▼アスラ Asura
男/ニュートラル
所属:G国空撃機動隊 天ライアー 
三五○(さんごーまる)号機搭乗、大佐
36歳、190cm、88kg

・幼き主人公が憧れた青年(アスラが24歳のとき)。
背が高く足がクソほど長い。喧嘩すると足で攻撃しがち。そして倒しがち。もっとも、あまり怒らない。いわゆる“いい人”。

・ラディカリスト、レジスタンスには反抗的で、ニュートラルこそが正しいと信じている。差別をしていない、と豪語するが、両者を無意識に差別していることには気付いていない。

・あまりの人気ぶりに、毎日ファンレターや支援物資がわんさか届く。

・レイがニュートラルにやってきた頃と変わってしまい、内心は困惑している。レイのことは妹のように面倒を見てきたつもり。


「もし本当ならお前が危ない。だからやめろ」
「レイ、レイ少尉! どこにいる! 作戦は終了だ!」
「私だって、人の子だ。泣くことくらいあるさ」
「……私たちには“警察”としての責務がある」

ーーーーーーー

▼ジーン Gene
男/レジスタンス
所属:D国空撃機動隊 天ライアー
六○四(ろくまるよん)号機搭乗、中佐
30歳、182cm、70kg

・ひょうひょうとした、一見やる気のなさそうに見える青年。
本当は実力も折り紙つきで、撃破数は群を抜いている。それでも鬼神にのらないのは、彼いわく「自分にあっていない」から。

・サボりぐせがあり、二言目には「面倒くさい」。なので、撃破するときは相手の遺体が残ってしまわないよう殺すようにしている。

・口調も表情も変わらないので、周囲は彼が怒っているのか平常心なのかつかめない。

・レイに興味を示し、レジスタンスに来るよう“スカウト”しにきた。実力はレイを上回っていることもあり、以前から“レジスタンスの重要人物”としてマークされている。


「もっと強いやつと戦いたくない?」
「神様かあ。いるとしたら、君のことだと思うけど。戦いの神様。ふふ」
「いるいる、そういう人。俺の嫌いな人種」
「戦うことに理由がいるなら作ればいい」

ーーーーーーー

○詳細は追々○

▼カレン
女性/ニュートラル 鬼神ライアー、少尉
レイのルームメイトであり同期。レイもカレンのいうことは聞く。レイ以外と話すときはやたら大きな声をだす。レイが唯一心を開いていた相手であり、キーキャラクター。レイのことを同志だといい、性格ゆえに孤立しがちなレイを気にかけている。

「あ、私はカレン! カレン・ショールっていうの。鬼神ライアーになりたくってさ」

▼セレーナ
女性/ニュートラル 統括官
レイ、アスラ、カレンの上司であり、若くしてニュートラル派閥の警察の頂点に君臨する女性。天ライアーを目指していただけあって、戦うこともできなくはない。気さくな性格で面倒見もいい。上司としての威圧感もある。

「……んん〜、殺すのはいいんだけど、そうなったらますます激化するって分かってるのよね?」

▼セイン
女性/ラディカリスト 鬼神ライアー(トップ)
まだ14歳の少女、本来は規則違反だが、外部へは18歳だと言っている。外見は大人びた少女だが、中身はまだまだ子供。喧嘩っ早く短気、ブラコンで兄・ルエンのことが大好き。両親を亡くしたため、唯一の家族である兄に執着している。

「あたしは、ラディカリスト派閥所属のっ、鬼神ライアー、セイン・メイガーだあああああああ」

▼ルエン
男性/ラディカリスト 鬼神ライアー
16歳の少年、セインの兄。規則違反でライアーになっている。外部へは19歳と言っている。妹のセインのほうが注目されがちなので影が薄い。ビビリ。セインが破天荒なので手を焼いている。

「ただ、これは……意味のある戦いなのかと思ってしまって……」
「セイン、帰ろう! 早く!」

▼ウォル
男性/ラディカリスト 鬼神ライアー
ルエン、セインの教育係であり上司。中佐。
やや挑発に乗りやすいところがあるものの、至って冷静でまじめな場面で茶化すときもある。セインの扱いに慣れている。ルエンのことも気にかけている。

「血気盛んな若者たちとは違って、あなたとはまともに話せそうだな」

▼ミザリー
男女不明(迷い中)/ラディカリスト 統括官
ウォル、ルエン、セインの上司でありやり手の統括官。ルエンとセインを特別にライアーとして招き入れた。二人の能力に期待している。ニュートラルのセレーナより厳しい。

「あれは評価、批評だ。それがひどいことだと言うのならば、教育というものはできないな」

▼シオン、マルチ

男女不明(迷い中)(なんなら名前も変わるかも)

ニュートラル/オペレーター

本来はオペレート担当の人たち。成り行きで戦闘に参加することとなるが、撃墜されてしまう。

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