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30代でスタートアップへの選択。女性として逆算しすぎないキャリア観とは。

こんにちは。Assured人事の密谷です。
今回は、Assuredで活躍する女性社員のお二人にそれぞれのキャリア感とAssuredでのやりがいについて聞きました。
どんな思いで転職を考え、Assuredで日々事業づくりに向き合っているのかぜひ御覧ください。

メンバー紹介

斉藤 百香/Momoka Saito
2015年4月に株式会社ビズリーチに新卒入社。
キャリトレの法人営業・CSに従事し、各部門のリーダーを経験。
2020年4月、教育系スタートアップに転職。大手顧客のCSとして、利用拡大に向けたエリア開拓や、顧客課題に合わせた販促支援・講師育成支援等幅広く経験。
2023年11月、株式会社アシュアードにキャリア入社。アカウントグロースとして大手顧客への深耕営業・サービス開発に従事。

渡邉 舞/Mai Watanabe
2014年4月に株式会社オプトへ新卒入社
インターネット広告の営業、仕入れ部門などの経験を経てマーケティングプランナーとして従事。
その後、ホールディングス採用マネージャーとして従事したのち、新規事業へチャレンジ。
2023年12月、株式会社アシュアードにキャリア入社。プロバイダーグロースと兼務でアカウントグロースを担当。

── まずは簡単に自己紹介からお願いします!

斉藤:私は2015年に新卒で株式会社ビズリーチに入社をし、その当時ビズリーチの”若手版”ビズリーチとして立ち上がったばかりの「キャリトレ」事業部に配属され、営業やカスタマーサクセスとして約5年携わりました。その後、教育系のスタートアップに転職し、大手顧客のカスタマーサクセスを経験しました。そして、一社目・二社目の経験を活かしてチャレンジするなら今だと思い、アシュアードに入社をし、アカウントグロースとして大手顧客への深耕営業・サービス開発に従事しています。

渡邉:アシュアードは2社目で、前職には約10年前に新卒で入社しました。前職は広告代理店で、営業から始まり、マーケティングプランニング等いくつかの職種で広告事業に約7年ほど携わったのちに、ホールディングス人事で採用マネージャーを経験しました。その後は自ら手を挙げて、グループの新規事業会社でカスタマーサクセスをしていました。1社目には長く所属していましたが、幅広い経験をさせてもらったなと思っています。そして、更なるチャレンジをしたいなと思い切って転職を決意し、アシュアードに入社しました。

積み上げ型のキャリアをあえて選ぶ

── お二人とも同い年かつ同じタイミングでアシュアードに入社されたんですね!これまでどういう考え方でキャリアを積まれてきたのでしょうか?

斉藤:私はもともと何歳までにこうありたいというような逆算型でキャリアを考えてきたタイプではなく、「今はこれを頑張ろう」というテーマを持ってキャリアを積んできました。20代前半は社会人基礎力を徹底的に磨こう、20代後半は営業力の深さを追求しよう、そして今は最前線で事業・組織づくりに関わろうということをテーマに働いています。もちろん自分のスキルをどう伸ばしていくかは大事にしてきましたが、それよりもその時々で事業のために必要なことは全部やるという気持ちで仕事に向き合い、その積み上げた結果が私のキャリアになっています。

渡邉:私は人生のモットーとして「明日何があってもいいように、後悔しない毎日を生きる」ということを大事にしています。キャリアについては、「計画的偶発性」という言葉が、まさに自分のキャリアの考え方そのものだなと思います。大学までは言われるがままに地元の国公立大学に行くことを目標にしていたのですが、その目標を達成した途端、目指すべきものが何か分からなくなってしまったんですよね。いつの間にか家族や周りの人が良いと決めた道を選ぶようになっていた自分に、当時はコンプレックスを感じ、敷かれたレールから飛び出てみる勇気を持ちたいと思うようになりました。その気持ちがピークに達したのが就活の時でした。同じ学科生の90%以上が院に進学する中で就職の道を選び、家族が地元に残ることを望んでいるだろう中で自分の意志で東京の会社に就職することを決めたのは、大きな転機となりました。まさにレールから飛び出た瞬間ですね。今ではキャリアの選択に迷ったときは、世間的な安定や安心よりも、偶発性を大事にして自分がちょっとでも面白いと感じるほうを選ぶようにしています。

人生計画を立てなければいけないと思っていた、20代

斉藤:当時の世の中の風潮もあったのかもしれませんが、特に20代までは人生計画をしっかり立ててキャリアを築いていかなければならない、という気持ちもありました。ただ、変化の多いこの時代に細かな人生計画を立てても世の中や自分の考えが変わっていく可能性があるので、緻密に考えることは重要ではないとアドバイスをもらったことをきっかけに、肩の荷がおりたのを覚えています。まだまだ悩むことはありますが、前より自分のキャリアの考え方に自信が持てるようになりました。

渡邉:とっても共感!私も20代後半のタイミングで結婚や出産など、漠然と今後の人生計画について、なんとなく頭の片隅でずっと考えているような状態が続いていました。そのときは、周囲の友人たちのライフステージがどんどん変わり、さらに親族からの期待の眼差しから計画を立てることが正解であると思っていましたし、焦りもありました。そんな中、いろんな価値観や考え方の人と出会ったり話したりして、彼・彼女たちがそれぞれの人生を謳歌しているのをみてきました。多くの出会いを経て、「世の中にはいろんな人生の考え方があっていいんだ!」と思うようになりました。そんな、正解という枠組みは自分の中にしかないという気づきから、自分らしく人生設計を立てることを受容できるようになった気がします。

30代は、自分の力を試す練習試合

── そんななか、このタイミングでスタートアップフェーズへの転職を考えたのはどんな理由からだったのでしょうか?

渡邉:私は日々の仕事にもっと「自ら価値を創った感」が欲しかったんだと思います。ファーストキャリアが広告代理店で、もちろんたくさんのやりがいがあったのですが、自社のサービスではないものを代理でお客様に届けている立場だったので、自分たちのつくったサービスをお客様に届けてみたいという野望がありました。あとは組織をつくることにも実は興味があるんです。同じ会社に集まった人全員が最大の力を発揮して働けたら、働いている本人たちも幸せだし、きっと社会を変えるようなインパクトを生み出せると思っているんですよね。それを数十名という現在の組織のフェーズから入ることで一緒につくる経験をしてみたかったんです。

斉藤:私は1社目がビズリーチだったこともあり、創業者の南さんのキャリアの考え方(20代は修行、30代は練習試合、40代からが公式戦)が無意識に刷り込まれているんだと思います(笑)。30代の練習試合をどう過ごすかを考えていた中で、より自分が矢面に立ってバッターボックスに立ちたいと強く思うようになりました。1社目、2社目で得た経験を糧に自分で組織をつくってみる、事業をつくってみる、これまで在籍していた組織規模以上の会社をつくっていくことに挑戦したいと思ったんです。今は自信をもって自分がやりたいことを言葉にできるようになりましたが、20代の頃は目の前のことに必死で、事業をつくる、組織をつくる、ということは正直ピンときていなかったですけどね(笑)。その20代の経験があったからこそ、改めて今スタートアップで力を試したいと思えるようになったのだと思います。

── 実際にスタートアップ環境へ転職しようと思ったときに不安はなかったですか?

渡邉:不安はなかったですね(即答)!もちろん事業がうまくいかなかったとき仕事を失うリスクや不安はありましたが、何かあったときはその先の生き方もいろんな形があって良いと自分で受け入れていたので、不安に感じなくなりました。これも、これまでいろんな生き方の人と話す中で得た考え方が活きていますね。

斉藤:私もなかった!一緒だね!会社って浮き沈みがあると思っているので、もちろん業績や組織状態が好調なときは良いのですが、苦しいタイミングになったときに自分がどのように貢献できるか、先を見据えて今は何をやっておくべきかという思考を持てていると感じています。それも含めて自分の力を試してみたい、という思いがあったのかもしれません。

「事業づくりは、仲間づくり」を体現する組織

── 数あるスタートアップの中でなぜAssuredを選んでいただけたのでしょうか?

斉藤:大森さんが信じられる人だなと思ったことですかね。大森さんはビズリーチの新卒時代の同期なので、あまり良く言うのは照れ臭いですが(笑)、このフェーズにおいては特に、代表の事業・組織(採用・カルチャー)に対する意思が、会社そのものに表れると思います。まずこの領域に課題があると感じ事業を前に進め続けていることはもちろんですが、組織に投資するという意思を代表自ら発信しており、それを入社前から感じられているからこそ、一緒に働きたい、もっというと一緒に会社をつくっていきたいと心から思えたのが大きいです。

渡邉:私も斉藤さんと同じく、最終的には大森さんです(笑)。なぜそう思ったか言語化してみると、「何を成す事業なのか」が明確だったことが前提にあると思います。この事業を通して社会にどんな価値を生み出すのか。セキュリティの領域に触れたことは今まで全くありませんでしたが、この事業は世の中の当たり前を変えるかもしれない、と、その可能性にシンプルにわくわくしました。
それを自分の力だけではなく、仲間と組織を作ることで実現しようとしている大森さんの考え方に、強く共感しました。初対面のお酒の席で、終電近くまでこの話で盛り上がったのを覚えています。Visionalグループのバリューの一つに「事業づくりは、仲間づくり」という言葉があり、これをまさに体現しているのが我らがリーダーである大森さんなんです。前述の事業を本気で推進するために、本気で仲間探しをしている。業務や役割を執行できる「従業員」ではなくて、一緒に将来を目指して船を漕げる「仲間」を探し一緒に組織を作っていく、その一人に私もなりたいと直感的に思いました。

── Assuredに実際に入社してみてギャップなどはなかったですか?

斉藤:ギャップは本当に無かったです。むしろ入社後はやりたいことや目指したいことがより具体化され、もっと頑張らなくては…!と思っているところです。逆にやりたいことややるべきことはたくさんあるので、その中で線引きをどうしていくべきかが難しいなと感じています。

渡邉:私も良い意味でのギャップだったのは、びっくりするくらい社員全員がコトに向かってることです。おそらく一人一人の主体性が強いからだと思うのですが、全員が「事業のために自分は何ができるか」を思考している組織だなと。

斉藤:私も同感です!だからこそ毎日バッターボックスに立っているような気持ちです。自分の決めたことがどんどん組織のルールになっていくし、今後の方針になっていきます。そのスピード感も早く、何気ない会話の中で決まっていくことも多いので、常に頭をフル回転させて仕事に向き合っています。

渡邉:本当に毎日バッターボックスだよね(笑)。今は複数の役割を任せてもらっていますが、今までの経験が活きる仕事も、初めてチャレンジする仕事も両方あって、まさに二刀流にチャレンジしているような状態です。この歳になってもまだまだ自分の足りない部分が見つかり、まだまだ新しい伸び代があるものだなと、久々に仕事の筋肉痛を感じています。事業に向き合っているからこそ、この筋肉痛も喜んで受け入れることができて、自ら未踏のキャリアを作っていることを楽しめているように思います。

── 最後に今後のキャリアに悩む読者のみなさんへ一言お願いします!

渡邉:まず、お悩みを持たれている皆様、本当にわかります。そして、私たち人間はきっと、一生悩み続けるのだと思います。私自身も今も悩み続けていますが、悩みと向き合うのが少しずつ上手になっているように思います。その背景には、「受容」というキーワードがあります。
年齢を重ねるごとに多様になっていく悩みの中で、いろんな人の考え方や生き方を吸収し、自分にとって受容できる幅を広げることが結果的にキャリアの幅にもつながってきます。何かを選択するときは、「本当に大事にしたいこと」と「受容できること」に分けてみると意外と答えには迷わないかもしれません。私自身も誰かの選択肢の幅を広げるきっかけの1人になれたら嬉しいなと思っているので、もし気になる方いたらぜひお話ししましょう!

斉藤:事業づくり、組織づくりと聞くとなんだかすごいことのように聞こえると思うのですが、それに向けて行なっている業務や日々の判断は今みなさんが仕事の中でやっていることと変わりません。それを誰とどこでやるかの違いで、Assuredは間違いなく毎日がバッターボックスのような環境だと感じられています。このフェーズに今飛び込めて心から良かったと思っていますし、とても楽しく働けています!複数社経験しているからこそ、その時々の選択にいたった背景や迷い等、お話できることもあると思いますので、キャリアに悩むみなさんの力になれればと思います!


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