同人誌を作ったことがない

同人誌ってものを作ったことがありません。

ゲーム系の同人グッズだったら作ったことあるんですよ。
スキャニメーション(スリットアニメーション)でドット絵が動くやつとか、逆遠近立体錯視でダンジョンがリアルに見えるやつとか。

あと、DVDも作ったことある。
ゲーム開始直後に死んじゃうシーンを集めた映像とか、色んな野球ゲームのデッドボールシーンを集めた映像とか。

そういうのは作ったことあるんですが、同人誌ってものを作ったことがない。

まず、ちゃんとした絵が描けないから漫画が描けない。
俺が描ける絵といえば、アイコンとして使ってるような謎の生き物の絵ぐらいなもんで、違うポーズを付けることすら出来ない。

小説も長編を書こうとは思わないし、短編をある程度の数を揃えようとも思わない。
今まで「同人誌を出そう!」と思ったことがないせいもあってか、仕事以外でストーリーを書いたことがほぼないですしね。

批評だの論評だのもかけない。
人の作ったものをどうこう言えない。
歴史的背景を書き記すとか、研究して推測するとかも苦手。
なにせ性格がいい加減だから。
いわば、不正確な性格。

となると、もう、こういう「どうでもいい文章」しか残ってない。
耳障りの良い言い方をするとエッセイ集。
どうでもいい文章なら千夜一夜ぐらいの感じで書ける。
noteの数が1549だから、たぶん選抜しても300ぐらいならイケる。

でもなぁ、それで300Pの本を作っても誰も買わないよなぁ。
どこで売ったら良いのかも分からないしなぁ。
「電子書籍は?」って言われそうだけど、なにせ目的が「同人誌を作る」だから現物を作りたい。

いまちょっと調べてみたら、印刷所で300Pを100部作って10万3100円。
1部1000円を超えるから売るとしたら最低でも1500円ぐらいにはしたい所(こういうのはちゃんと儲け出るか、無料配布じゃないと嫌なんです)。
となると70部ほど売ってようやくトントン。

ハードルたけぇなぁ。
俺の文章、どう考えても70部は売れない。

となると無料配布か…
10万ちょっとをドブに捨てる感じで無料配布。
あれ?無料でも100部さばけない気がしてきたぞ(笑)

※いま検索し直してみたら文庫サイズなら73400円でイケることが判明。
文庫サイズで1000円で75部でトントンか。
結局厳しいな(笑)

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