かさましこ

以前の妻と妻の母がつくばに来て、笠間市に一泊旅行した時のこと。

前回愛宕神社の帰りに1人で訪れた、岩間の彩美亭
https://tabelog.com/ibaraki/A0801/A080103/8001929/
で昼食後、少し早かったけど、笠間稲荷神社近くの割烹旅館城山
http://www.siroyama.biz/
にチェックイン。
笠間稲荷神社⛩では、御神体とおぼしき、気品ある外国風の子猫がお出迎え。
凛々しいのに落ち着きのない、眷属風のシベリアンハスキーにも遭遇。
通り過ぎそうになって、妙に「上を向いて歩こう笠間」という文字が気になって買ってしまったお饅頭やさん。
宿に帰って、温泉ではないが、切り薔薇を浮かべたお風呂。
大浴場はひとつで、男女が一時間半毎に入れ替わるので、番頭さん的なポジションのご主人が、夕食前に入れるよう気を使ってくれて、予定時間より早めに入るもむしろドキドキ。
夕食の懐石料理は、創作の和洋折衷で、食材の良さを引き出す、絶品の品が続々と。
部屋に帰ってテレビをつけると、何と偶然にも昭和の名曲を振り返るような番組で、坂本九と日航機123便墜落のシーンが。
坂本九は母方の実家が笠間で、幼少期を、一時期過ごし、お母様が信心深く、笠間稲荷のお守りを身につけていて、それが身元確認にもなったらしい。
幼稚園小学校の同級生のお父様がチーフパーサーで搭乗していて亡くなっているのもあり、いい意味でキツネにつままれた様な不思議な感覚。
部屋は、京都の地名のついた名前が多く、泊まったのは、西陣。
天井には、千字文
http://www.1-em.net/sampo/sisyogokyo/rongobook/senjimonS.htm
という、全部違う漢字の四字熟語が1000文字集まった、書道の手本になる漢詩が書かれていて、真上が宇宙❗️(天地玄黄宇宙洪荒から始まる)
翌日は、朝から、道の駅かさま
https://m-kasama.com/
に寄り、早めに笠間芸術の森公園
https://www.city.kasama.lg.jp/page/page000122.html
へ。
笠間焼は、益子焼の兄貴分で、自由で芸術性も強く、カラフルな色彩や大胆な遊び心のある作家さんの個性的な作品も多い。
ハブになる公園内の笠間工芸の丘の展示販売スペースで、気になる作家さん
http://tadataka.net/
を調べて、近くの陶窯、東風舎
https://pottery-store-190.business.site/
ヘ歩いて向かう。
交通に便利なハブでインスピレーションを得つつ、気に入った現場へ少し足を伸ばすと深い体験ができる人流設計は、地方創生には欠かせない仕掛け。
ご多分に漏れず、途中のアルパカ専門店T’IKA
https://tika-alpaca.com/
に寄り道し、帽子とアルパカ人形を買ってしまい、店主とも色々と話せて、南米旅行にも行けた気分。
東風舎は、インターフォンを鳴らすもいらしゃらず、買えなかったのは、また来てフラグか?
森の石窯パン屋さん
https://tabelog.com/ibaraki/A0801/A080103/8016290/
と、ハンバーガー屋さんのポテトを外食べ。
このあたりの歩道が広く歩きやすく舗装されていたのは、貯水池の用水路を埋め立てたとのこと。
いくつか近くの陶芸店もまわり、今回の実用的な目的だったどんぶりを購入。
車で移動し、奥田製陶所のNIDO展
https://www.city.kasama.lg.jp/mobile/page/page013091.html
などにも立ち寄り、楽しませてもらいました。
時間を忘れて予定より遅くなるも、まだまだ見切れない充実した個性的な窯元もあり、食材も充実した道の駅かさまに戻り日用食品の買い物も済ませ、また近いうちに来ることを誓って、つくばまで1時間ほどの道のりを帰りました。

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