マガジンのカバー画像

星空案内の王道

59
星座案内、星空案内の正しい道、王道を追求していきます。 お客様はナニを見に来て、ナニを見ているのか?
運営しているクリエイター

記事一覧

第169回 3月29日ポンズ・ブルックス彗星撮影

友人と合流して近所で適当に撮影
道端に三脚を立てて

田舎なんで特に迷惑にもならない場所で
有名撮影ポイントが駐車場閉鎖する中で

星野写真で場所を捉えて→ズームレンズで
1枚目は35ミリくらい→望遠レンズに差し替えて55ミリ→250ミリ

第167回 望遠鏡の覗きかたに関する考察

望遠鏡の覗かせ方、は観望会の時短にとって一番大切
ピントが合わない、を激減させるための考察

大学のとき実験でやったやつ
顕微鏡の覗き方
もしくはカメラマンがよくやっているやつ
両目を開けて……顔面の筋肉を緊張させないやり方

それをやらないから天文ファンの視力が
左目だけ極端に悪い、という事例を多く聞いた平成時代
長くやり続けるなら、両目開けてスケッチとかも覚える必要
初心者向けのその場限りだと

もっとみる

「名所探訪日本のへそ道の駅ふじかわ」

日本のへそ、甲府盆地

甲府盆地底部(南部)で、日本列島を構成する3つのプレートは交わる!

北米プレート、ユーラシアプレート、フィリピン海プレート!!

星空TV 第78回 名所探訪 富士見高原リゾート天空カート

……素晴らしい景色だった

ところで、東がよくひらけたあづまやがあったんだけれど
月食のロケハンにならないですかこれ

【星空TV第77回】ケレスとヒアデス星団の接近 観測第2夜



インスタ使って正方形にトリミングしてみたw

11月3日(昨夜)と今日の写真を見比べて

それぞれ、アルデバラン+ケレスに○してみた

普通の一眼レフカメラで余裕で撮れるし、まだあと2週間はチャンス!

【星空TV第76回】ケレスがヒアデス星団を通過

3日夜あたり、ケレスがアルデバランに最接近

これから2週間ほどかけて星団のなかをケレスが移動

とりあえずヒアデス星団周辺を撮影しておけ

明日以降、同じ感じで撮影すれば移動してるのがケレス!!

Nikon D5300、キットレンズできっと撮れる!!

11月の星空

月のこよみ
5日 新月
11日 上弦
19日 満月
27日 下弦

7日 立冬
14日 十日夜

日の出入り(甲府)
1日 日の出 6:01 日の入 16:51
30日 日の出 6:36 日の入 16:33

主な天文現象
5日 天王星が衝
8日 金星食(東京:第一接触 13:47 第二接触 13:49 第三接触 14:38 第四接触 14:40)
5日頃~20日頃(最接近 14日) 準惑星ケレス

もっとみる

【星空TV #62】都会のほうが好条件?地上の乱流から逃れろ!

都会のほうが星がよく見える、という話について本気出して考えてみた

どうせ望遠鏡で見るのは月木星土星火星

この4天体を見るのに、都会の方がよく見える可能性はある

都会のほうが見つけやすい、という話のほうが嘘

都会のほうが見つけやすい嘘

月木星、観測好機の時の火星は十分明るく
「あのあたりで一番明るい星」
土星も1等級の明るさがあり、田舎だから見つけづらい、ということはない

月や明るい惑星

もっとみる

2021年10月の星空

10月の星空

月のこよみ
6日 新月
13日 上弦
20日 満月
29日 下弦

10月16日 国際お月見ナイト
10月18日 十三夜

日の出入り(甲府)
1日 日の出 5:40 日の入 17:30
31日 日の出 6:06 日の入 16:52

主な天文現象

21日 オリオン座流星群極大
25日 水星西方最大離角
30日 金星東方最大離角

「世界中で同じ星を見て」

国際お月見ナイト、は

もっとみる

【星空TV #61】観望会用望遠鏡、なにを買う?

観望会をやる、という後輩から相談を受けた「何を買う」

候補4パターンから、取捨選択!!

選択肢1 15センチシュミカセ
お値段15万程度
ほか3つの選択肢の3倍のお値段だけあって攻守最強
ただし、もちろん壊れた時の金銭的被害も3倍。
この選択肢を選べるのか?
ブルジョワめが。

選択肢2 8センチ屈折式
普通の屈折式。
今回例示した3台の「予算5万円程度の観望会用望遠鏡」の中では一番、
倍率が

もっとみる

【星空TV #57】名所探訪・美星天文台(岡山県井原市)

美星天文台から下流にあたる福山市出身の知り合いが3人ほど
その全員が「美星天文台ってのがあって」と自慢してきやがるww

ということで、福山に戻った後輩を訪ねた所、おすすめスポットとして美星天文台に連れて行ってくれたw
地元ヤンキーによる「美星天文台」案内をお聞きください。

【星空TV #56】2021年 主な天文現象

1月3日 しぶんぎ座流星群極大

月明かり明るく……
極大時刻の輻射点高度も低く来年こそ期待

5月26日 皆既月食

夕方、日没前後から欠け始める皆既月食。
皆既持続時間が20分前後と短いが、ターコイズフリンジを狙いやすそうだし、サクっと観測していきたい。
時期的には梅雨入り前で晴れてくれれば……

6月10日 金環日食(北米~グリーンランド)

この時期までにコロナが落ち着くなら……
カナダ~

もっとみる

【星空TV #55】冬型の気圧配置と観光

「北日本から西日本にかけて大雪の恐れ」

でも、ウチは全く雪が降ってない

せいぜい、1センチくらい舞ってくることがあるくらい

冬型の気圧配置は太平洋側ではカラカラの晴れになる

日本海側から遠ければ遠いほどカラカラの晴れになる……

冬の観光、で太平洋側に来る価値は相当あるはずなんだ。

「ここは冬型で晴れる土地」というのを積極的にアピールしていくことを考えろ

機会損失は大きい。「星空の見え

もっとみる

12月13/14日 ふたご座流星群極大解説

ピーク時期は短め(24時間程度)

今年は13日の晩が好条件

月明かりも全くなく

適当に見ていても1時間あたり50個程度

日暮れ~22時前後までは長経路狙いで夏の大三角形あたりがおすすめ

ふたご座が高く登る真夜中はオリオン座から冬の大三角あたりを

もちろん、どこを向いても流れ星の流れる確率はさして変わらない

ただ、何人かで見る場合、同じ方向を向いたほうが「同じ流れ星」の思い出を共有でき

もっとみる