星空TV第157回 流星群観望会の考え方 その1 流れ星は本当に一様に流れるか

流星群についての問い合わせで一番多いのが
「どっちを見たらいい」

輻射点の位置が星座名でだいたい理解できるだけに
知名度の低い星座でも星座早見盤とかあるし

輻射点のある方向/高度はわかるor説明できる前提で
どう案内すべきか……

輻射点近くの流星のほうが
写真には数倍たくさん写る

輻射点の逆側のほうが長経路
案外、写らないが流れてはいて

見ていて見応えがあるのは輻射点の逆側
輻射点が高高度になってきた場合は「頭上」

このあたりに「見るべき方角」の正解はあるが
SNS上での告知など場合によっては「どこでも見える」も正解ではあり

ただ、輻射点側だと、視野の外側に流星がでていく形に
視野を横切る流星のほうが素人には分かりやすく、見ていて迫力もあり

方向を敢えて案内するなら「輻射点の反対側」が正解かと
どこを見るべき、って話をするなら考えるべき視点!

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