第167回 望遠鏡の覗きかたに関する考察

望遠鏡の覗かせ方、は観望会の時短にとって一番大切
ピントが合わない、を激減させるための考察

大学のとき実験でやったやつ
顕微鏡の覗き方
もしくはカメラマンがよくやっているやつ
両目を開けて……顔面の筋肉を緊張させないやり方

それをやらないから天文ファンの視力が
左目だけ極端に悪い、という事例を多く聞いた平成時代
長くやり続けるなら、両目開けてスケッチとかも覚える必要
初心者向けのその場限りだとしても、片方の目はウインクでなく手で押さえる

望遠鏡以外を見るとき
みんな自然にピントを合わせて見ている
コンタクトレンズだったりメガネをしていれば
その像に自分の目がピントを合わせられないのが不可解

「ピントには個人差があるから」
バカみたいなセリフで正当化
実際には案内ひとつで軽減できる
客の目にもダメージがあるし、案内に無駄に時間がかかる

覗き方の案内がひとこともない時点で観望会としては怠慢
お客がわかっていないのは前提として考えるべきだし
ダメージ面でもスムーズな進行という点でも
絶対に案内すべきポイントのはず

自分の視力に差が出て気付いたし
自分が手動導入で観望会やり続けて気付いた
まだそこまでたどり着いてないのかもしれないが
絶対にやるべきこと、と断言できる

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