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ニュースからの学び|内閣改造の結果から見る今後

2023年9月13日に第2次岸田第2次改造内閣の発足されました。
現状(9月17日現在)、結果としては支持率が特に上がることもないわけです。
今回は、内閣改造について、なぜ下がったのか、なぜ支持率向上に繋がらないのかを考察します。


内閣支持率低下の原因

色々あるとは思いますが、一例を挙げてみたいと思います。

マイナンバーカードをめぐる混乱

決定打ですね。
マイナンバーカード自体には個人的には肯定派です。
システマチックに行政手続きを気軽に行えるのはかなりありがたいと思うからです。

しかし、管理が杜撰すぎました。
これには、下請けに回しすぎ問題が潜んでいると予想されます。
結果として「どこに責任があるのかわからない」「不具合の修正担当がどこなのかわからない」などの問題が起こり、広まるまで対応ができなかったのだと思われます。
総理自身が実はよくわかってない説もあり得ます。

物価対策が進まない

経済面の改善は難しく、内閣だけの問題ではないとも思うのですが、説明責任を果たすことぐらいはできるはずです。

止まらない物価高に対する、直接的な対策は時間がかかっても「対応を検討しています」レベルの説明ではもはや国民を騙すことはできないと思うのです。

LGBT法の中途半端な成立

LGBT法(性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性に関する国民の理解の増進に関する法律)の成立にあたり、保守派の意見も取り入れるため、以下の文言がしれっと追加されました。

「すべての国民が安心して生活することができるよう留意するものとする」
まあわからんではないですが、反対派からは「LGBTにより国民の安全を脅かす」という意味合いが含まれていると大顰蹙を浴びました。

LGBTだけでなく多様性への理解、DEIの促進を多く得るためには、一旦は法的根拠が必要だと思うので成立自体に反対はしていませんが、ちょっと言葉が軽かったというか。

確かに国民の安全を脅かすのはLGBTではなく、LGBTのフリをした変態ですからね。もう少し言葉を選ぶべきだったかと思います。と、言葉を選ばずに言っていますが。

第2次岸田第2次改造内閣

5人の女性を起用

多い少ないも確かに問題ではありますので、5人の起用は過去最多(タイだけど。6人起用すればええやんと思ってしまったのは私だけでしょうか)となりますが、その後の「女性ならでは」という発言が物議を醸しました。

無意識に偏見、バイアスがかかってますね。

「30%の起用」を目標として掲げましたが、形だけの対策となってしまっているということが浮き彫りになりました。
茶番劇が上手いのか下手なのかイマイチわかりませんね。
ダイバーシティ的にはそもそも、統計的に必要なだけであってフル女性議員でも問題はないと思います。

しかし、政治の世界だと多方面からの意見が必要なので、ある程度あらゆる人員をおかないといけない難しさは理解できますが、言葉のセンスが悪かった感は否めません。

林外務大臣交代

続投やろと思っちゃいます。
外務大臣は重役なので、今変更するのはちょっとうーんとなります。

まとめ:パフォーマンスなのか本気なのかよくわからない

窮地に立たされているのはわかりますが、詰めが甘いというかワードチョイスが悪い感は否めません。

そして、内閣にとって不利な記者会見などで、淡々と喋る能力は今のご時世で言えば少し熱量が足りてないイメージがついちゃいます。

とはいえ、野党に任せられるような政党もないのも事実なので様子見するしかないのかなと思っちゃいます。

からの下のやつですね。

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