サラリーマンと格闘技選手
1,サラリーマン×格闘技選手
現在サラリーマンとして働きながら格闘技選手としても活動をしています。
珍しいように見えて、実際は働きながら格闘技をしている選手がほとんど。
自分は3年前に縁あって今の会社に新卒として入社しました。
僕の勤めている会社は
"ダブルキャリア"
を、応援してくれる文化があり、
他にもチアダンスや陸上部などがあります。
デュアルキャリアとも言いますね。
簡単に言うと、
「仕事もスポーツも頑張って!」
という感じです。
実業団とはまた少し違うのかな…と思います。
実業団の方がより、アスリート寄りになっている気がします。
詳しくは把握していませんが、
勤務時間は短く、練習時間も勤務としてのカウントになっているのが実業団としての形態なのかな、と思ってます。
自分は通常の社員と同様に
・平日週5日で8時間勤務
で、働いています。
どんな1週間のスケジュールかは下記になります。
2,椿飛鳥の1週間のスケジュール
【月曜日】
09:00〜18:00 勤務
18:30〜19:30 移動
20:00〜22:30 練習
週の初めで会社への足取りは重いです。笑
こんなに月曜日が嫌になるとは社会人になる前は思いませんでした…
日曜日が休みなので、月曜日の練習は比較的体が軽いです。
【火曜日】
10:00〜19:00 勤務
19:30〜20:30 移動
21:00〜22:30 練習
月曜日よりも練習の開始時間が遅いため、出勤を1時間遅らせてます。
練習は実戦練習をするため、自分の中で頑張る日という感覚です。
【水曜日】
09:00〜11:00 勤務
11:00〜12:00 移動
12:00〜13:30 練習
13:30〜14:30 移動
15:00〜21:00 勤務
1番の疲労のピーク。魔の水曜日。
前日が頑張る日にしてるので、水曜の朝が1番キツいです。
朝2時間だけ仕事してから、昼休みと中抜けという事で練習をします。
終わったら戻って仕事を21時までして勤務時間を8時間にする、という感じです。
【木曜日】
11:00〜12:30 練習
13:00〜13:40 移動
14:00〜21:00 勤務
木曜日だけ練習→仕事というスケジュールなので、練習にフルパワーを出せるので好きです。笑
朝も少しゆっくりなので頑張って前日の夜から睡眠時間を取るように意識してます。(睡眠はマジで大事!)
練習後は仕事ですが、練習で出し切るのでほぼライフは0です。。
【金曜日】
Aパターン
09:00〜19:00 勤務
20:00〜20:30 移動
21:00〜22:15 練習
Bパターン
09:00〜19:00 勤務
19:30〜20:30 移動
21:00〜22:30 練習
木曜日の勤務時間が7時間になってしまうため、この日を9時間勤務にして週の勤務時間を40時間に調整してます。
練習は2パターンあってAパターンの方がキツいため、体の調子などを考慮して決めてます。
【土曜日】
11:00〜14:00 練習
休みです。
練習したら終わりです。
仕事の事を考えずに練習だけしていいなんて、天国です。
練習が終わったら昼寝もできます。
練習時間が長いのはフィジカルトレーニングもまとめて行うので、なんだかんだでこのくらいになってしまいます。
こんな感じで1週間を過ごしており、特別試合前でも変わらない感じです。
練習は週6回。
格闘技の練習がメインになりウエイトやサーキットトレーニングは週1回にしてます。
仕事はデスクワークになるので、体への普段は現場仕事などと比べるとかなり楽なのかなぁ、と思います。
3,サラリーマンと格闘技選手の相性は…
3年間サラリーマンと格闘技選手をやってみてあくまで自分の感覚ですが、、
相性は悪いと思います。笑
というのも8時間勤務、という所がかなりキツいと感じており、仕事と練習をすると1日が終わるため、回復の時間が取れないのがキツいところかなぁ…と思います。
良い練習に加えて体のケアにも練習と同じくらいの熱量、時間、お金をかけるべきだな…
と、26歳にして感じております。
仕事もうちの場合は
「椿君は格闘技やってるから出来なくてもいいよ!」
なんて事はひとつも無く、他の社員の方と同等です。
ただ、相性が悪いからダメ、という事は違うと思います。
自分は今の会社が好きだし、職場の人は試合など会場に応援に来てくれたり、仕事も楽しくやれてます。
世の中何でもそうだと思うのですが、
・相性が悪い
・向いていない
このような理由で辞めたり、諦めたりする人がいますが、
続ける理由として
・好きだから
これだけで十分だと思います。
たまに職業を選択する際に
「○○なら月給が○○万円で、ボーナスも○ヶ月分で、将来安泰!」
という人が就職活動の際など多かったですが、
そもそも将来なんて何も分からないし、安泰な職業なんて何ひとつ無い。
※私は大学4年生の時1分も就職活動しませんでした。。。
お金もたしかに自分への評価だし、理由のひとつかもしれないけど、好きでも無い仕事を続ける事ほどの辛さは無いなぁ、と思います。
未来は誰にもわからない。
とにかく今を頑張りましょう。
僕は今の会社が好きだし、格闘技も好きなので続けていこうと思います。
向いてないなら向くまで頑張れ。
2020年に工藤諒司、西川大和と2連敗した後、青木さんに言われた言葉です。
これからも向くまで頑張ろう。
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