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【雑記】相棒(カブ)を手放しました。

こんにちは。
しろまる最北日記です。

最近あった身のまわりの出来事をちょっと文章で綴りたかったので、ご無沙汰していたnoteを開きました。

内容はタイトルにあるとおり、学生時代からお世話になった相棒であるリトルカブを手放したというご報告です。

このリトルカブは、わたしが人生で一番最初に購入したエンジン付きの乗り物です。普通のカブよりも少しタイヤが小さい、可愛らしいモデルです。50ccの非力な原付ですが、大学2年の秋に新車でお迎えしてから7年間で約2万キロを走ってくれました。

国道1号を走破し、箱根やいろは坂などの山道を越え、日本縦断も達成しているこのカブ。北は宗谷岬、南は鹿児島県の種子島に至るまで、全国各地を共に旅した最高の相棒でした。知床や三宅島で住み込みのアルバイトをしていた時には、僻地での日常生活の足として大活躍してくれました。思い出と感謝がいっぱいいっぱい詰まった大切な個体です。

横浜から稚内へ就職する際に一度本州へ置きざりにしてきましたが、社会人2年目の夏に取りに帰り、その後は最北端で夏の間だけ通勤などに使っていました。燃費がよく、税金も安い実用的なセカンドマシンだったのですが、この度生活環境の変化にともない手放す決意をしました。

頑丈で壊れにくいことで有名なカブにとって、2万キロという走行距離はまだまだ序の口です。本当はもっと長く乗ってやりたかったです。変速操作を自分でするのにも関わらずエンストしないカブ独特の機構は「乗り物を操っている」感覚をダイレクトに得ることができ、とても楽しかったです。スーパーカブというカテゴリーは、乗り物界で唯一無二の存在だと思います。

わたしの旅と人生に、大きな変化を与えてくれた最初の一台。
リトルカブ、ありがとう。

これからは残された相棒(ハスラー)と一緒に、まだ見ぬ景色を求めて走り続けていきたいと思います。

2023年10月 しろまる最北日記

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