適材適所
さて、前回紹介した正直者のボリス
と、同じくらい
いやそれ以上に有名なドライバーがモロンダバにはいる
二人目の登場人物を紹介してからタイトルの本題へ…
いろんな人の過去のブログを見ていると、昔は日本人御用達のドライバーといえば彼だったらしい
ところが、結構いろいろ問題を起こしているらしく、今や良くない方の有名人
アンタナナリボの宿にあった日本人のコメントにも事前情報があり、最近のブログ見てても金銭トラブルが多く、要注意人物として取り上げられていることが多い
ご多分にもれず、我々も彼に会った
興味本位で「会えるかな?」ってちょっと楽しみにしてたので、彼だとわかったときは謎に感動して目がキラキラしてしまってたことだと思う(笑)
モロンダバに着いて、トゥクトゥクに乗り込むとやたらとつきまとってくる人物が
流暢な英語で「いい宿があるから見に行こう。見てから決めたらいいから」「明日はどこへいく?俺はガイドだ」と、しきりに言ってくる
こいつはもしかして?噂の?
と、思って名前を聞いたら
違った…
こういうウザさじゃないのか???と思い
「宿も予約してるし、明日以降の予定も決まってるからいらない」
と断ったら、今度はトゥクトゥクに乗り込んでくる。おいおい!なんでお前も乗るんだ?
「運転手は俺の友達。俺は家に帰るだけ。」
とのこと…
運転手も迷惑そうにはしてたけど、結局、そいつも乗せてホテルまで。ホテルにいくって言ってるのにまだしつこく
「いい宿があるから見に行こう。見てから決めたらいいから」
「明日はどこへいく?」
と聞いてくるので、無視…
ホテル着いて荷物おろしてるときもまだ言ってくる
「もう行こう!(日本語)」
って、言ってたら
「やっぱり日本人じゃないか!!」(面倒なのでどこの国から来たか言ってなかった)
と、なぜか彼のテンションは爆上がり!!
「俺の名前は〇〇様だぁ!覚えとけ〜!」
と、まかさのカミングアウト
おーーー!!会えたーーーーー!!!!
偽名を使うとは聞いてたけどホントだったぁ!!!
噂の〇〇だぁ!!!!!!!!!!
と、思ってたら去っていった…
危うく握手求めそうになった(笑)
さて、
長々と二人目の登場人物を紹介してからのタイトルの話
適材適所
前回のnoteで書いたとおり鴨ネギをゲットしたボリスと、追い回して逃げられた噂の彼
最も特徴的な「正直者」vs「トラブルメーカー」な側面は一旦おいといて…(※)
仕事の仕方の特徴だけ捉えると、
彼らみんな個人商店だから得意じゃないこともやらなきゃいけないんだなぁ…
って、思った
ボリスはドライバーとしてはパーフェクト!
時間より早くくるし、ホスピタリティ高いし、やな顔せずずっと待っててくれるし、常に笑顔だし…
でも、営業が苦手。我々が見つけなければ、会えなかった。で、英語がほとんど話せない&読めない(5年くらい前のブログにも英語はほとんど話せないと書いてある)
一方、噂の彼はとにかく営業トーク、交渉術、コミュニケーションが上手い!
断っても断ってもへこたれないし、底抜けに明るい感じだし、あの手この手で売り込もうとしてくるし、英語は堪能だし、彼にとって必要な日本語も聞き取ってる…
でも、(あくまで勝手な仮説だけど)たぶん運転とか好きじゃないと思うし、「俺」好きそうだからホスピタリティは高くなさそうだし、時間も守らなさそうだし…
これが大きな旅行代理店だったら、ボリスはドライバーに専念できて、噂の彼は営業に専念できればスキル的にはマッチするのに…
適材適所ってあるなぁ…
と、職業病でそんなことを思った次第です
ま、私はスタンス面(※)で噂の彼は雇わないかもだけど…
(追記)
と、いうわけで、ドライバーとしてのオススメはボリスです
読んで少しでもあなたの世界を豊かにできたならそれだけで幸せです❤