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美しい写真の舞台裏

こんにちは!ヘアメイク&フォトグラファー 遠藤あすみです。
今日は写真の舞台裏を大公開しますよ〜!!
 

プロのカメラマンが昨品としてあげる様々な完成された写真達は、とても美しく、見る人の心を魅了します


さて!皆さん
 
その写真、一体どんな風に撮影されたと思いますか
華やかに見えるその世界の裏側は実はこんなにも
 
 
「、、、、!!!」
 
ふふふ!ワクワクしますね♡

今日は、3枚の写真が
 
どの様なシチュエーションでどんな風に作られたのか

そのあるがままをお届けしたいと思います!!

KAEDE1のコピー


物憂げな視線を遠くに向ける女性と、その気持ちの流れを表すかの様な白い斜線。どこかノスタルジックな空気を醸し出す1枚です。

皆さんなら、どんな場所、時間帯、シチュエーションを想像しますか?
朝?昼?夕方?それぞれに思い浮かべる景色があると思います


実はこの写真の撮影場所は、朝の代官山です。
早速、写真の舞台裏のシチュエーションを見てみましょう!

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ジャン!パッと見た所、
一人の女の子が階段に座ってボーッとしている様にしか見えません。


この写真は、200mmの望遠レンズを使って撮影しているので
私は少し離れた所から、盗撮している様な感じです!

街中を歩いていて、大きなガラス、被写体の女の子、手すりの斜線、
「よし、これを使って世界を作ってみたら、なんかいける気がする!」
なんてワクワクしてしまう


まるで大きな子供の様でしょう?

華やかな写真の裏側では、そんな童心を忘れない大人達が
走り回り、おかしな体勢で、必死になりながら、 1枚の写真作りに情熱を燃やしているのです。


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さて、次の写真はこちら!


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白いシャツに薄いピンクの桜がなんとも愛らしく、またフワッとした世界に影が落ちる事で、少女性×色気が混在する1枚。

ちなみに、1枚目の写真と同じ女性ですが、衣装やシチュエーションが変わる事で伝わる人間性もグッと変化を感じるのが写真の面白い所ですよね!

さて、この写真の裏側はどんな場所でしょうか?
皆さんも是非一緒に妄想してくださいね!


それでは舞台裏です!

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思いっきり道端でした!(笑)
近くで摘んだ、桜の花びらを片手に

「あ!あの光、あの影で撮りたい!」

そう思ったらもう駆けていました。

女の子の白いYシャツに桜の花びらを落とし、近くに落ちていた桜の花のついた、小さな小枝を拾って前ボケを作り

レンズをのぞいて、光の世界に飛び込んでいく。

端からみたら、
大人の女性が二人、外で寝転んで写真を撮って、一体何してるんだろう?
と思われたに違いありません。

だけど、
写真の中には、こんなにもファンタジーな世界が広がっていたのです。


1のコピー



さて、
最後は今回の記事の見出し画像にも使った、こちらの写真です

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セピア色の世界に佇む、
まるで物語のワンシーンの様な情緒ある1枚。


「フィルターを使ったのかな?」と思う方も多いかもしれませんね!

実は、これも道端のあるものを使用して作り出した世界なんです。

それでは舞台裏を覗いてみましょう!!


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フィルターの様な光の筋、セピア色の世界の種明かしは、
実は、傷の付いた電話ボックスでした!

「あ!良い感じに傷が入ってて、なんだか面白そう!」

という気付きがきっかけとなり、
200mmの望遠レンズを使用して撮影した1枚です!

「何だか面白そう!と思ったら、試してみる。」
その行動の先には、無限の世界が広がっていて、こんなにも面白い!

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皆さん「写真の裏側」はいかがでしたか?


想像が当たっていた方も、
想像とは違った方も、楽しんで頂けたでしょうか?

「仕上がった作品」だけを見ていたら、
知ることの出来ない「裏側の世界」

一見華やかに見える作品が仕上がるまでは、想像以上に泥くさく、
時には滑稽なものですらあるかもしれません。

だけど、「この世界が見たい!」という情熱は、ただただひたむきに
一直線に、仕上がりまで向かっていってしまう。



1枚の写真には、
実は想像以上に作り手の想いや情熱が沢山詰まっているのです!


写真は、現実と、少し違う現実とを繋ぎ、肉眼では見えない世界を映し出してくれる最高の宝箱です。


この記事を読んだ皆さんに
もっともっと写真に興味を持って頂けたら
めーっちゃ嬉しいです!


ASUMI


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