#2 自分の純度を高めながら


アスノオトのインターンの、そい(noteはこちら)です。

アスノオト信岡がメインファシリテーターを務め、「Next Commons Lab」とともに行っている学びの場「COMMONS SCHOOL Vol.1」に受講生として参加させていただきつつ、学びの一部を発信しています。


9月6日のsession2は、ゲストに勉強家の兼松佳宏さんをお迎えしました。

兼松佳宏(かねまつ よしひろ)勉強家/京都精華大学人文学部 特任講師/「スタディホール」研究者1979年生まれ。ウェブデザイナーとしてNPO支援に関わりながら「デザインは世界を変えられる?」をテーマに世界中のデザイナーへのインタビューを連載。その後、ソーシャルデザインのためのヒントを発信するウェブマガジン「greenz.jp」の立ち上げに関わり、10年から15年まで編集長。 2016年、フリーランスの勉強家として独立し、著述家、京都精華大学人文学部特任講師、ひとりで/みんなで勉強する【co-study】のための空間づくりの手法「スタディホール」研究者として、教育分野を中心に活動中。秋田県出身、京都府在住。一児の父。



「勉強家であることが生かせれば、僕はなんのプロジェクトでもいいんですよ。」


というセリフが、兼松さんのお話のなかで印象的でした。(ちなみに写真は、いま兼松さんがハマっている空海のお話の途中で、菩薩のポーズをしているところ。)


そのあとも、

「勉強家である自分が満たされなければ意味がないんですよ。声をかけていただいたお仕事を、受けるかどうか迷ったときの明確なボーダーラインは ”Beの肩書き"が満たせるかどうか 。勉強家として意味づけられるならやる、そうじゃなかったらやらないですね。」

とおっしゃっていました。

「Beの肩書き」という言葉で兼松さんのことを知っている方も多いと思いますが、

「Beの肩書き」とは例えば、「Doの肩書き」が同じ「ライター」であっても、単純に書くことや言葉にすることが好きな人もいれば、学びのシェアをすることが好きな人だったらBeの肩書きは「勉強家」かもしれないし、いいなと思うものを他の人にも紹介して書いている人ならBeの肩書きは「編集者」かもしれない。

Beの肩書きを満たす手段として共通しているのがライターというだけ。

Doの肩書きよりも、もう少し深い部分にあるのがBeの肩書き。


一口に「映画がすき」といっても、映画監督として関わるのか、プロデューサーとしてなのか、それとも広報や宣伝、音楽や衣装としてなのか…

「それにどう関わるときに自分を生かせる感じがするのか」「それをどんな潜在的な職業としてやりたいのか」によって、見たい未来へのアプローチの仕方はかなり違ってくる。

そんな風に、Beの肩書きは「潜在的職業」とか、「気質」「使命」みたいな言葉に置き換えられるのかもしれませんね。



なんでこの話が印象的だったのか、という話になるのですが、

なんかやっぱり普通に生活していると、目の前のやらなきゃいけないことをこなすことに慣れていてそれをしているのが自分だ、みたいに思ってしまう気がするんですよね。

でもなんか本当はもっと、「これをしているときの方が自分らしいな」って思うことがあると思うし、「自分はどんなことで人を幸せにしたい?」っていう問いに答えようとすると今やってること(仕事とか)とは全然ことを回答したりすると思うんですよね。

実際、COMMONS SCHOOLでも、仕事以外の自分のすきなことをする時間を増やしたい、っていう欲求をもって受講してくださっている人も多いですしね。


わたしは、「自分の純度を高める」という表現が好きで。

これはわたしが持っているイメージなんですけど、人はいろんなものを身に纏っていて、

学歴とか年齢などの、それを質問してもその人のことがほんの少ししかわからないようなことから、もう少し中心に近づくと「なにをしている人か」などのいわゆるDoの肩書きがあって、その奥にBeの肩書きがあるようなイメージ。


その、外側にある部分をできるだけ削いで、中心にある自分の「使命」とか、「他の人には代替できない魅力」みたいな部分だけに集中して、より自分が自分らしくなることを「自分の純度を高める」という言葉でわたしは表現していて。

外側にある、仕事とか人付き合いとか、もちろんそれも含めて自分だし、そこから生まれる出逢いや気づきもあるから別にそれが悪いってわけではないけれど、普通に生活していると自分に対しても他者に対しても、外側の部分でしか見なくなってしまっていたりするから、

だから自分の奥にあるもの、Beの肩書きを満たそうとする瞬間が必要だなと思うんですよね。


なにか新しいことをはじめるとき、Beの肩書きが喜んでいれば続くし、一度やってみて「自分は意外と喜ばないんだなぁ」と思うのであれば、同じテーマでもアプローチを変えてみる。

自分とのつながりを確認するためにも「やってみる」がキーワードになってくるなぁと思うし、その過程で自分の純度も高まっていくと思うんですよね。


今回はそのことを、改めて大切にしたいな、と思える時間でした。


おまけ

放課後はみんなでお酒を飲みながら、兼松さんの用意してくださったリストをもとに自分のBeの肩書きを考える時間でした。(見出し画像はそのときのもの。)

まずは気になるものなんでも◯をつけて行きます。小さい頃憧れていたもの、名前が気になるものなど。

そしてそれらの共通点もなんとなく探しつつ、

さいごは自分が一番しっくりくる&エピソードがよりたくさん話せそうなものを選びます!

そして、そのエピソードを話し、そのなかのワード(形容詞)と組み合わせます(わたしだったら「原っぱを駆け回る評論家」みたいな)。それがあなたのBeの肩書きです!

みなさんもぜひやってみてくださいね。

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アスノオト

『beの肩書き』(勉強家のワークショップシリーズ①)

do(していること)ではなくbe(ありたいこと)についての肩書きを持つことで、「自分らしさ」を言葉にしていく手法「beの肩書き」の関連ノートです
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