小さな社会を感じる


このマガジンでは、アスノオトが運営する「さとのば大学」に関するnoteをまとめています。発起人の信岡をはじめとして、さとのば大学に関わる人たちがさとのば大学で大切にしていることや目指す未来について書いています。


さとのば大学発起人であり、アスノオトという会社の代表の信岡です。さとのば大学の一番の特徴は、地域に入って学ぶということだと思います。なぜ地域で学ぶのか、を今回は少しお話したいと思います。



今の教育が、社会とかけ離れたものになっているのではないか?ということや、社会に出ても役に立たないのではないか?と感じている人はとても多いように思います。

でも、それは考えてみれば当たり前で、なぜなら僕たちは学校という、社会から隔離された状態一定期間過ごしているんですよね。

小学生なら小学生だけとしゃべるし、中学校なら中学生だけとしゃべる空間にいることで、安心安全を守られている。だから、社会という場を経験せずに過ごし、下手すると社会人になっても会社のことは知ってるけど社会のことは知らないみたいなことが起こってしまっている。


とはいえ僕自身も、「東京」という場所に自然と流れていったというか、キャリアとして「田舎に行く」イメージは大学のときはまったくなくて、より都市度が高い・文明度が名高い場所に行くこと=いいキャリアだと思っていいました。


でも、島根県海士町という人口2300人の島に行って、(6年半海士町に住んでいたのですが)、その価値観が変わりました。

住んでみて、(当たり前なのですが)漁師さんとか農家さんは、すごくわかりやすく、普段自分が食べているものをまじかでつくっているんですよね。

そして、町の人たちに、町いうものがどう運営されているのか教わったり、「町の高校がなくなると町にどういう影響があるのか?」を永遠にしゃべったりもしていました。

つまり、そういうことを経験したことで、自分たちがやっていることが社会の一部の構成要素のなんだという感覚が、非常に大きく・強くなったのです。

社会と接続されて初めて自分の役割が分かる、ということがあるんだと、そこで思いました。


それを社会に出ることなく理解しようとするのは不可能なんだと思っています。

たぶん都会にいると、「社会」というものがおっきすぎて、自分がそこの一部を担っているというより、どうしてもすごく小さい歯車に見えてきてしまう。

分母が自分のいるまちの人口だとして、社会への自分の影響は分母が小さいほど大きいんですよね。東京で考える「日本の農業を変える」というのはすごくハードルが高いけれど、海士町で「島の農業を変える」なら島の3人の農家さんとしゃべればいいんです(笑)

ひとつの地域に入ることで、小さな社会を感じることで自分にも社会にちょっと影響が与えられるんだという感覚が持てるようになることを、さとのば大学で受講生に感じてもらえたらいいなと思っているのです。




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今日もすてきな一日になりますように!
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アスノオト

さとのば大学

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