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「ヒントは手帳にある。」      やりたいことの棚卸しと来年の一文字


尾石晴さんのVoicy♯1367 
「今年一番時間とお金を使ったことから、
やりたいことを棚卸しする」を聞き、
私もやってみようという気になった。

早速、手帳と家計簿を見返して今年を思い出す。
時間とお金。
この二つを軸に今年を振り返る。

今年のウイッシュリスト

今年の手帳に書いたウイッシュリスト
(途中で足していく方式)は
75のうち46個叶っていた。

今年の願いは会いたい人に会いにいく。
行ってみたいところに行ってみる。
推し活仲間の皆さん(縁側の皆さん)がその中心。

結果的にたくさんの人に会い(再会もあり)、
たくさんのオフ会にも参加(企画?)した。
ついでにその土地での観光(探検隊)もした。
訪れた場所は
東京・鎌倉・福岡・糸島・名古屋・常滑・西宮。
我が家に来てくださった方もいた。

推しである小川奈緒さんはもちろん、
奈緒さんに関わる人すべてが
推しになりつつある私。

6月には奈緒さんの1万人イベント(東京)
に参加した。
奈緒さんのご著書「すこやかな方へ」の見開きには
奈緒さんご家族のサインをいただいた。

奈緒さんとたかひろさん


裏の見開きには縁側の皆さんや
ボイシー関係者の方のサインも書いてもらった。
推し活の初めましての人に会えるときには、
いつもこの本が一緒だった。

これからまだまだ増えるんだ!

その数67人。(2023年12月現在)
今年のウイッシュ活動の成果である。

間違いなく、
今年の最も時間とお金をかけたのが
この推し活だ。
大好きな人のサインが並んでいるこの本は、
買ったときよりもすでに
私の宝物としての価値は上がっている。

今年の一文字

今年の一文字「紡」。
昨年末に掲げて、文章を「紡」ぐことをテーマに、
この一年を生きた。
前半は文章をとにかく質を考えずに
書くことそのものに取り組んだ。
質より量だ。

長女の不登校から高校進学へむけて、
苦しく心配なこともたくさんあって
なかなかしんどかったが、
何とか気持ちを切らさずに量をこなした。

春からは子ども達がそろって無事進学。
新生活を整えながら、
本来の長女が戻ってくるようで嬉しかった。
2人とも思春期の健全な悩みを抱えながら、
日々を元気に過ごしている。

苦しい時の方がたくさん書くことがある
(気づきが多い)ことも
気がついたことの一つだ。

また、一田さんのオンラインライター塾
に参加した。字数を区切られることで、
頑張って書いた文章も泣く泣く削った。
落とすところを考えながら、
内容を絞り込む経験もした。

一田さんから
「推敲を繰り返して仕上げた文章には、
もう残ってはいない見えない文章の形跡が
あるものだ」と言われた。
制限無く、好き勝手に書くことは簡単だ。
だからこそ、推敲を重ねて
「本当に伝えたいこと」は何か。

「本当に伝えたいこと」=「自分のなかの真実」
そこにたどり着くまでの作業は、
自分の中に潜って自分自身と対峙し、
私が何を大事にするかを磨き上げることに通じる。

ライター塾参加中より
推敲する時間は減ってしまった。
それでも、これからも忘れずにいたい教訓だ。

ある人に年間50本を目標に書くと宣言した。
今回で40本目。
(正確には昨年末に1本書いたけど、
 大目に見てね♥)
これでもよく頑張ったと思う。

縁側の皆さんにもご協力いただき
インタビュー記事を書いた。
魅力的な皆さんの深いところを知りたい。
人との間を紡ぎたいと思い、
4人の方にお話を聞き
人生の一部を紡ぐことが出来た。
ほんの一部だけど、確かな一部。
今後もライフワークとして
皆さんの人生を聞かせていただきたい。
どうぞよろしくお願いします。

インタビュー記事は思っていた以上に、
大変だった。
が、思っていた以上に
学びの多い取り組みだった。

結局は「人」のなのだ。
素晴らしい人格の裏にはそれ相応の苦悩があり、
優しさの深さは涙の数に比例する。
その圧倒的事実を目の当たりにする作業だった。
人に歴史あり。縁側に人生訓あり。
困ったときは縁側住民に聞け。だ。

家づくり

今年最大の買い物と言えば、「家」。
間違いなく、人生で最大の買い物。
家なら何でもいいわけじゃない。
モノが大好きな私が、そのモノ達を納める場所に
こだわらない訳がない。
だから、家づくりは真剣だ。真剣そのモノだ。

私は人生の中でやっておきたいと
思っていることの一つに「自分の家を作る」
ということがずっとあった。

一昨年、一目惚れした土地があったのに、
うまく折り合いが合わず、泣く泣く見送った。
引っ越しも考え、賃貸も探した。
自分が今住む家を愛そうと思って模様替えをし、
大がかりな断捨離もした。

「ここならどうだ?」という
土地の情報がネットに出るたびに、
行ってみたり電話で問い合わせたり。
それでもなかなか先には進まなかった。

今の場所に出会った時は、
「やばい。出会った気がする。」だった。
結婚相手にビビッとくるって聞いたことあるけど、
場所にも「ビビッ」はあった。

考えるよりも先に体が反応して、
それに心や頭が付いてきた感じ。
不思議な感覚は、今も続いている。
来年以降の夢は、この家から始まる。

今年お金と時間をかけてきたことは以上だ。
来年やりたいことはこの続き。

「推し活」「書き続けること」「家づくり」
今年になんの悔いも無い。
悩みはあるし、時間は有限。
でもとても幸せ。
幸せなことを実感できる。それが幸せ。

来年の一文字

来年の一文字は、悩みに悩んだ。
どれもしっくりこなかった。
この文章を書きながら、降りてきたのは

「樹」

種を蒔き、育て、根を巡らせ、
葉をつけ、幹を大きくする。
花が咲くのを、実がなるのを待ちながら。
少しずつ。呼吸しながら。
大きくなっていく、深まっていく。
そんなイメージ。

推し活も、書くことも、家も。私自身も。

来年も大きく、
深くなっていることを目指して。



今年のnoteにお付き合いいただき、
ありがとうございました。

読者の皆さんに支えられて、
アスノコトノハは何とか書き続けることが
できました。
来年も私らしく書き続けたいと思います。
来年もどうぞよろしくお願いします。

よいお年をお迎えください。

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