ところで、ツイート検索テストの「文頭一致ワード」「文中一致ワード」「文末一致ワード」というのは何に使うのでしょうか？

「文頭一致ワード」「文中一致ワード」「文末一致ワード」の3つは、より精度の高いツイートをするためのオプションです。
例えば、単に「ハワイ」というキーワードだけだと現在ハワイにいるのか、それとも過去にハワイに行ったのか、あるいはたまたま文章でハワイという単語がヒットしたのかまでは絞り込めませんよね。

あーなるほどー。

そこで、もう少し精度の高いのツイートだけに絞り込みたい場合に「文頭一致ワード」「文中一致ワード」「文末一致ワード」を使ってフィルタリングします。

例えば、「文頭一致ワード」はツイートの出だしが何かを指定します。「ワイキキ」と指定すると、「ワイキキ」から始まるツイートだけが表示されます。

ほんとだー。
じゃあ、「文末一致ワード」はツイートの最後が何かを指定できるわけですね？

その通りです。

あれっ「文頭一致ワード」に「ハワイ」で「文末一致ワード」に「行ってきました！」と入力して検索したのですが、「ツイートが取得できませんでした。」と出てましたよ。
なぜなのでしょうか？

ツイートが取得できない理由としては、直近のツイートで文頭が「ハワイ」から始まって、文末が「行ってきました！」で終わる文章がなかったためです。ツイートは最大140文字以内なので、140文字以内で文頭と文末が一致するツイートというのは確率的には少ないかもしれません。

「文末一致ワード」だけにして「。」と入力して検索するとこのようになります。
「。」で終わるツイートはまともな文章(宣伝広告などではない)に多かったりします。

あーなるほどー。取得できるのは直近のツイートなんですね。

検索キーワードで過去の日付も指定できるのですが、特に検索オプションを指定しなければ、直近のツイートで検索されます。
なのでタイミングによって刻々と検索結果は変わるのでネタは時価です。
※タイミングによって検索結果が得られない場合もあります

むしろ、使いやすいのは「文中一致ワード」でしょうか。

「文中一致ワード」は文章内のどこでも一致させられるのでしょうか？

その通りです。
「文中一致ワード」は文頭や文末にもマッチするので見つかる可能性は高くなります。
因みに「文頭一致ワード」「文中一致ワード」「文末一致ワード」の3つを同時に指定するとマッチするツイートは格段に減ります。
ある特定のフォーマットに沿ったツイートだけに絞り込みたい場合は便利かもしれませんが。

なんとなくイメージが掴めてきました！

具体的な使い方としては、記事内にゲット・ツイート・インを使ってその記事に関連したコメントをTwitterから取得する際、単にキーワードにかすっているだけのツイートだと不自然な場合があります。
そこで、記事内のメインキーワードを「文中一致ワード」で指定し、絞り込みすることで、記事に関連したツイートのみを抽出し表示できるようになります。

おおっーーなるほどー。
じゃあ例えば、「○○を使ってみた」という記事で関連したツイートを表示したい場合は、「文中一致ワード」に「使」を指定すればいいわけでしょうか？

その通りです。
キーワードには「○○」を使った場合、「○○」に関する様々なツイートが抽出されます。
その中で「使ってみた」というレビュー系のツイートだけに絞り込みたい場合は「文中一致ワード」で「使」を指定しておくと、「使った」「使って」「使い」「使う」といった文章にもマッチします。

おおー便利ですねー。

ただし、同じことは検索キーワードでも可能です。
「○○」を「○○　使」に変えることで絞り込み検索が可能です。
これで「○○」と「使」という単語を含んだツイートを取得できます。

あっそっか。部分的にキーワードが含まれるという条件なら、キーワードを空白で区切ればいいわけですもんね。

はい。しかし、キーワードの絞り込み検索では単語が出現する順番までは指定できないんですね。
そこで、「文頭一致ワード」「文中一致ワード」「文末一致ワード」を使用するわけです。
もちろん使う必要がなければ使わなくても全然問題はありません。

理解できました！

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