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打ち砕かれた尖塔、オゾリスとかいう鱗親和に対するラブレター 3/30,31

本日、衝撃の新カードが公開された。

《打ち砕かれた尖塔、オゾリス》。

オゾリス…変わり果てた姿になって…

このカード、書いていることが一字一句おかしい。モダンの鱗親和の目線で順番に紐解いていく。

オゾリスとは?

オゾリスはイコリアで登場した伝説のアーティファクトで、イコリアの怪物の進化や変容を促す巨大な水晶体として登場した。イコリアのストーリーでは、ルーカに怪物と繋がる眷者の力を与え、最終的に力に溺れたルーカからの要求に耐えられずに爆発してしまう。

いつもお世話になっております

ストーリー上で爆発してしまった都合もう登場しないものだと思い込んでいたが、なんと今回は砕かれた後の姿でのカード化となった。これは予想だにしなかった。驚きを隠せない。

硬化した鱗の上位互換のような効果

まず一つ目の効果だが、これは《オゾリス》というよりは《硬化した鱗》の方が近い。

ウォーハンマー版が至高

デッキの中に8枚鱗を入れられるのはキープ基準が緩まりデッキ強度が上がる。「同じカードが8枚あればデッキになる」といった言葉もあるが、鱗親和はやっと鱗の8枚目を手に入れられたと言える。(今までもカウンターを増やすカードは存在していたがいずれも重い、またはアーティファクトではないクリーチャーで接合との相性が悪かった)
新オゾリスが鱗と違うのは、アーティファクトに乗るカウンターにも反応する点だ。これは旧オゾリスに乗せられるカウンターも増加するというオゾリス間でのシナジーに繋がる。1/1カウンターが一個乗った《電結の働き手》を鱗、オゾリスをコントロールしている状態で《電結の荒廃者》でサクると荒廃者に合計でカウンターが6個乗る。この動きに新オゾリスを加えると10個ものカウンターを乗せることが出来る。ただでさえ高い爆発力がさらに増す。素晴らしい。

カウンターを1個置く(1個ではない)

二番目はソーサリータイミングのカウンター設置。一番目の能力と自己完結しており、スタックでこのカードが除去されない限り2個置ける。発売直後はここを勘違いしてプレイングをミスる相手を見られそうだ。鱗親和は独特な動きをする都合対戦相手のミスを誘いやすく、そこを突いて勝つ試合も少なくないのでもし鱗親和と対戦する時にはこのような落とし穴には気を付けよう。
また、起動コストの軽さも見逃せない。鱗親和にはマナを払ってカウンターを乗せるカードが多数存在するが、《歩行バリスタ》で4マナ、《活性機構》で3マナとそれなりに重い。好きな場所にカウンターを2個乗せつつ2マナしかかからない取り回しの良さはそれらと併用する際に強みとなるはずだ。

二番目の効果は活性機構にちょっとだけ似てるかも


余談だが、このカードはクリーチャーだけでないアーティファクトにもカウンターを乗せられる。おそらく同セットの培養のためなのだろうが、活性機構と一緒に使えば場にクリーチャーがいなくても活性機構の能力を誘発させられる。コントロールにはこのコンボだけで勝ちまで持っていけそうだ。

サイクリング

このカードは伝説なので重ね貼りが出来ない。そんな不満を解消するのがサイクリングだ。正直ここが一番驚いた。鱗親和を使っている人間ならば何度も体験した「オゾリスを重ね引きしちゃって手札で腐る」という事象を新オゾリスは防ぐことが出来るのだ。しかもサイクリングはイコリアで再登場したキーワード能力で、なぜオゾリスにサイクリングがついているのかのフレーバー的な答えにもなっている。

最後に

個人的な感想だが、このカードはスタンダード、パイオニアで使用することをあまり想定しておらず、モダン鱗親和のためだけに作られたように思える(もちろんこのカードのおかげでスタンとパイオニアで新しいデッキが生まれたらとても嬉しい)。カードに印刷されたすべての文章が鱗親和のために綴られた熱烈なラブレターのように感じてしまうのだ。ここまで理解度の高い強化カードを作れるなんてWotcの社員に重度の鱗親和使いがいるに違いない。ありがとうWotc。このデッキでモダンの頂点を狙えるくらいに鱗親和がつよくなったらいいな。


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