見出し画像

【オススメ間接照明】Philips hue ライトリボンでしみったれた生活のテンションが上った話

Philips hueのライトリボンとは

Philips hueのPCモニター用間接照明

 Philips hue ライトリボンとは、簡単にいえばPCモニター裏に設置する間接照明だ。
アプリを使用することで自在に色や発光パターンを操作できるだけでなく、PC上のゲーム画面や動画、音楽にシンクロして光の演出が楽しめる。

 僕はここしばらくデスク周りを改造するのにハマっていたのだが、その際参考にするために多数のデスク周りの記事や動画を見漁った。
もともと部屋の灯りはつけない派だったのだが、目に良くないので改善策としてデスク裏間接照明は数年前から使用していた。
デスクツアー動画を見ると、僕と同じくLEDテープを使ったモニター裏照明は割りとポピュラーな方法のようである。

 間接照明メーカーは多く存在するが、その中でも人気なのがこのPhilips hue製品である。
日本で展開されて4年位?みたいだが、世界ではかなり人気で勢いはあるようだ。
 その製品の中でかなり新しい製品であるこのライトリボンを、この度導入してみることにした。

導入はカンタン/必要なもの

 導入に関しては、公式サイトで説明があるためここでは詳しくは述べないが、ざっくり言うと必要なものは2つの製品だ。
①ライトリボン
②hueブリッジ

ブリッジとは、照明のコントロールをする中枢に当たるパーツである。
ブリッジを介して、家中のhue製品をひとつの大きなシステムとすることができ、最大50個もの製品を一つのスマートフォンアプリで操作可能。
ちなみに、ライトリボンはブリッジがないと使えないので、最初に購入するときは必ずブリッジも購入する必要がある。

 導入は極めてシンプルだった。ライトリボンをモニター裏に設置し、電源を繋いで、ブリッジを起動してペアリング。
アプリをインストールして認識させたら準備完了だ。

使用例

 今回は手始めということで、ライトリボンとブリッジのセットに加え、テープライトも使用してPCデスク周りの照明にした。
テープライトは、机の裏にはって背面のカーテンに反射させた。
すると下図のようになる。

 画像はPC画面とシンクロさせる機能を使用しているが、複数の色を画面の色に合わせて発光しているのがおわかりだろう。
通常のLEDテープでは、このように画面に合わせるわけではなく、ボタン操作で色を単色で変えるものがほとんどだ。
hueライトリボンは、このシンクロの性能が非常に優れており、また光量も通常のLEDテープに比べて明るい。

導入した感想

単純に日常のテンションが上がる

 さて、hueを導入して数日間使ってみたが、結論から言えばかなり満足した。
光の演出というのは単純だが効果は大きい。単調な証明に比べて、色や光量、発光パターンに幅を持たせる事で画面上のコンテンツの効果を驚くほど拡張することができる。

 ゲーム画面では画面上の色彩が背面の壁全体に広がったような感覚を覚え、没入感がかなり上がった。
動画に関しても同様の効果が与えられ、色彩のパターンの演出は画面の数倍の広さに及ぶため、なかなか面白いエンターテイメント体験だった。

 これらの光の演出は一瞬にして自室をパーティールームのように変えてくれる。単調な通常の照明と比べてはるかにテンションを上げてくれるのだ。

製品の性能について

 とはいえ光るだけですよねという見方もあるだろう。
しかしながら、光らせる技術に関してはこの製品は極めて高いビルドクオリティを見て取れる。
 上述した画面とのシンクロだが、光の光量・色彩の切り替わりがほぼ画面とズレなく切り替わる。
この即応性が当製品最大の目玉だと思うのだが、かなり激しい画面の移り変わりを表現できているので驚いた。
また、最大光量にすると眩しいほどの明るさで、この点も他製品に勝るポイントだろう。

導入コストは高いか

 ライトリボンの性能の高さは直接体験すればすぐに分かる。
では、導入のコストパフォーマンスはどうか?
ライトリボンとブリッジのセットで定価が約3万円である。
更に今回テープを追加して見たのでプラス1万円、合計4万円となる。
 正直なところ、間接照明としてはかなり高いコストを必要とする製品なのは間違いない。
LEDテープなどは5mのものが2000円以下で手に入る昨今、この価格は気軽に導入できる金額ではないかもしれない。
 しかし、思い切って試してみると、その満足度は非常に高く、やや高いコストも納得できた。
机に向かっている時間がぐっと楽しくなるので、その時間が長い人ほど満足度も高いだろう。

ロングセラーになってくれ

必需品でないからこそ10年先も買えて欲しい

 間接照明は、完全に趣味の領域の製品だ。
室内を照らすだけなら、普通のシーリングライトが1個あればいい。
とくにライトリボンは「娯楽のパワーアップツール」と言える性質のものなので、その優先順位は低くならざるを得ず、物価上昇などで生活からゆとりがなくなりつつある情勢下では積極的に試してみようという人は減少していくことは想像に難くない。
 僕が危惧しているのは、このまま微妙に流行りそうで流行らず、Philips hueが日本市場から撤退してしまうのではということだ。
高い導入コストというのは大きなハードルかも知れないが、良いものであることは間違いないので、なんとか一般に浸透してほしい。
 この製品の寿命が何年かしらないが、いずれ買い替えるときに終売していたら悲しいだろうというくらい気に入ったので、この記事を書いた。

今後の展開は?

 hueは娯楽の拡張という方向性で進化を遂げてきた。
僕は最近のAIサービスの動向から、間接照明の分野でもその技術が活かされるのではないかと期待している。
hueのPC用アプリはすでにかなり完成度が高いが、さらに複雑なパターンを自動生成する機能が今後出てくるかもしれない。
 どのような技術が生まれてくるかはわからないが、少なくとも僕は、hueの今後に期待し、動向を追っていきたいと思っている。

この記事が参加している募集

買ってよかったもの

おすすめ家電

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?