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東京メトロ銀座線の駅は美術館?銀座線のパブリックアート~商業エリア編5選

こんにちは、@ARTです。
東京メトロの銀座線には実は多くのパブリックアートがあることはご存じでしたか?
2020年3月から、ゆとりと潤いのある文化的空間の創造を目的に、駅のリニューアルを機にパブリックアートの設置を進めており、多くの駅に作品が設置されています。それでは、そんな銀座線のパブリックアートから商業エリアの作品を紹介します。

【溜池山王】森松輝夫 / 幸せと感動を運ぶパフォーマーたち

森松輝夫 / 幸せと感動を運ぶパフォーマーたち

溜池山王駅ホーム上の作品です。現在は写真と違ってホームドアがあり、全体を見るには近くに寄らないと見られないようになっています。
ファンシーなパステル調のカラーと淡いタッチで様々な職種の人たちのイラストが全面に展開されています。

森松輝夫 / 幸せと感動を運ぶパフォーマーたち

【虎ノ門】中谷ミチコ / 白い虎が見ている

中谷ミチコ / 白い虎が見ている

虎の門駅渋谷行きホームに設置された作品です。
虎ノ門の地名にちなみ、白い虎のお面をかぶった女性たちが壁画レリーフに描かれています。本来立体的に描かれる(凸型になる)はずの絵が、凹型で表現されているため、錯視効果によって常に鑑賞者が作品に追いかけられているような感覚になる作品です。この感覚はぜひ現地で体験してみてください。

中谷ミチコ / 白い虎が見ている

【銀座】吉岡徳仁 / 光の結晶 / Crystal of Light

吉岡徳仁 / 光の結晶 / Crystal of Light

銀座駅B6出口付近にある、光の彫刻作品です。636個ものクリスタルガラスを特殊加工し集積した作品となっています。世界地図を用いて、クリスタルガラスの輝きを設計し、光で世界を表現しているといいます。銀座駅の新しいシンボルとして構想されたこの作品の輝きをぜひ現地で体験ください。

【京橋】中西信洋 / Stripe Drawing – Flow of time

中西信洋 / Stripe Drawing – Flow of time

京橋駅3番出口付近に設置されています。縦ストライプに配置されたガラスで、吹き抜ける風や空気の流れを表している作品です。京橋にショールームを持つAGCグループのガラス素材が使用されています。
見る角度や位置によって見え方が変わるので、ぜひいろんな角度からの見え方を楽しんでみてください。

中西信洋 / Stripe Drawing – Flow of time

【日本橋】山口晃 / 日本橋南詰盛況乃圖

山口晃 / 日本橋南詰盛況乃圖

日本橋駅B1 出口付近に設置された作品です。商業の街として発展を遂げた日本橋南詰の街並みを、江戸時代から現在までの街並みを仮想も織り交ぜながら精細なステンドグラスで表現しています。山口晃は、日本の伝統的絵画の様式を用いて、現代と仮想を緻密に描く作品で知られています。ちなみに、副都心線「早稲田駅」にも作品があるので、こちらも見てみてください。

山口晃 / 日本橋南詰盛況乃圖

銀座線沿線には街の雰囲気を捉えた作品がありますね。沿線を1日まわるだけで楽しめるので、ぜひアートな東京めぐりを楽しんでみてください!

@ARTは日本全国のパブリックアートの作品データ、位置情報をアーカイブし、アート作品のデータベースを提供しています。データベースはこちらからご覧ください。
https://at-art.jp/

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