2005年8月29日 205回 BLUE SKY COMPLEX

オープニング

「社会人の人の休みは?」と気配りも忘れない、夏休み最後の放送。
SOPHIAはと言えば、まっつんは朝ドラの撮影が始まり、都さんは「はるか17」のサントラ発売。これには「いい曲書いてる」と黒柳も太鼓判。そして黒柳はレコーディング。別隊の方も早ければ10月、少なくとも年末にはドカンとやりたいとのこと。「僕のやることなんで詳細は未定」と笑う黒柳、この後北村さんとよっしーとワインを飲みに行くんだって。

黒ひげ危機一髪

「黒ひげ危機一髪」。寝過ごして約束に2時間遅れた人。「それアウトじゃん。まぁ俺も遅れるけど。でも、今は携帯があるから少々の遅刻もドタキャンもなんとかなるけど、昔は違ったからな…」と、時代の流れを感じる黒柳でした。
もう一つ、好きな人二人に同時に「会いたい」って送ったら、宛先リストから一人にバレたという人。黒柳は「くだらないバレ方をするな。もし嘘をつくなら、バレるような嘘はつくな。そういうことやってると友達なくすぞ」。結局、嘘はついちゃいけないってことなんだよね…。

お料理ビンビン

「お料理ビンビン」。おいしいお店の見つけ方について。前も同じのがあったけど、黒柳は「家の近くにラーメン屋がいくつかあるんだけど、雑誌には載らないのに俺が上京した頃からずっとあるお店がある。他はみんなつぶれたのに。それに、雑誌はお金払えば載せてもらえるものだから、本はアテにならない」。何事も、肩書きじゃなくて中身が勝負だよね。
次は、レバーの食べ方について。今回のレシピは、前に言ってたときとは少し違って、「同じ味じゃ飽きるから、焼肉のたれで焼くとか。あと、たくさん食べるにはハンバーグやロールキャベツ、カレー、ビーフシチューに混ぜるのもいい」。今までレバーをそのまま食べることしか考えたことなかったけど、カレーとかはやってみたいかも。

大人の階段

「大人の階段」。「自分のやりたい趣味ができるから先生になった」と言う先生にあきれている高2。「お金を稼ぐために仕事をするわけだから、俺は悪いとは思わない。ただ、そういうことを発言するのは教師としてどうかと思うけど。だけど、高校生になったら学びたいことは自分で求めにいけ。義務教育とは違うんだから、受身になるな」という黒柳、実行は難しいけど、少なくとも頭ではそのことを分かってたいね。
2つ目は、職場にいるバイトの仕事意識レベルの低さに、仕事を教える気にもならないという人。黒柳は、「さっきのも併せて、これが教える側と教わる側の意識の違いだよな。若い連中は言われなきゃやらないとか、時間になるとさっさと帰るとか、昔は俺もそう思われてたと思う。そう考えたら、自分の後輩を育てることも嫌なことではなくなる気がする」。でもやっぱり意識の低下は実際あると思うよ…。

解決!男塾

「男塾」。旦那に好きな人がいる、と5月に相談を送ってきた人。その後、黒柳の言葉に従って(笑)離婚、そしてその時相談に乗ってくれた男性から「理由はいらない。一緒にいたい」とプロポーズされたそうで。「本気なら信用してもいいんじゃない?別にすぐに付き合う必要もないし、一緒にいて楽しいならそれでいいし。だけど付き合うって何?「付き合う」っていう言葉で確認しなきゃいけない程度の関係なの?」と黒柳、確かに黒柳の思うような関係が理想だけど…。
次は、二人で遊ぶと頭をなでたりキスしたりしてくるから、向こうも好きだと思って告ったら、「何とも思ってない」と言われた人。黒柳は「付き合ってない人とするものではないけど、別にすることはできる。でも、それを受け入れた方も同じことじゃん?」ともっともな意見。ヤリたければ何でもできますか…。
最後は、彼の束縛が激しい人。「されて自分が嬉しいならいいけど、嫌なら単なる愛の押し売り。相手のしてほしいことをするのが愛」と黒柳。SMのSの例をあげてたけど、そういう考え方もあるのね。

ふつおた

ふつおた。高校時代から10年間SOPHIAを追い続け、今は結婚して旦那と獅子翼も行ったという人。「俺は彼女のためにやってるわけではないけど、こうやって喜んでもらえるならやろうかなと思うようになった。もちろん、俺はやりたいことは変えないけどね。媚びは金輪際売らないから」という黒柳、そう言ってくれるとこっちも嬉しいんだよ…?
もう一つ、曲はリフからは作らないの?という質問。今日初めて「リフ」がリフレインだって知ったんだけど、黒柳は「"—そこにある すべてー"はあのベースが弾きたくて作った。メロディーも一緒に浮かんでたから同時進行だけど」。ちなみにレコーディングは、一発録りにギターやキーボード、歌詞を乗せるという、バラ録りとの混合形式。これで一つ賢くなれたね。

ここだけの話

「ここだけの話」。プレイが疲れる曲は?との質問。「テンポが速いという意味では"Kissing"。逆に、"ALIVE"は始め5分くらいは出番がなくて待ち疲れ。ライブでやる"GJ"は、ずっとダウンピッキングだし、掛け合いもするから長くなる。"material"は精神的にヘコむし。でも、演ってるときに疲れるというよりは、演奏後に疲れが出る感じ」と、やっぱりライブは緊張もするし大変みたいです。

しばらく水面下になるSOPHIA、個々の活動に加えて、来年の頭には出したいと思ってるアルバムのレコーディングもしてるとか。どうやら10周年のオリジナルアルバムはなさそうだけど、楽しみにしてるからね。

今日のKimeru

Kimeruが「8/20ののAX、黒兄さんが来てくれました!」だって。黒柳、あれだけ言ってた割には結局行ったんだ(笑)。そういうとこが黒柳らしいよね。そして曲。私は先週発売になった"Answer will come"を聴く気満々だったのに、Kimeruが一言、「今日は"Answer~"も"Stand up"("Answer~"のカップリング)もかけません!」…。少々がっかりした私の耳に聴こえてきたのは…、
「黒兄さんも来てくれましたし、感謝をこめてSOPHIAの曲かけます!」
曲は"little cloud"。これもKimeruのカラオケ定番曲だとか。嬉しいね、本当に。今度、Kimeruの曲をかけるように黒柳にも言っとくよ(笑)。

曲の感想

"―そこにある すべて―"を聴いた。イントロはかなり"Eternal Flame"。アコギだってことなんだけど。そういう意味では、ラルクの"lies and truth"っぽくもある。
でも、ジルくんがあんな繊細なギターを弾くとは思わなかった。「アコギが弾ければ何でも弾ける」って言ってたのは確かジルくんだったと思うけど、それを実証してる感じ。
あと、「矢野雑貨店」に出たときに、矢野さんが「この曲から聴いたけど構わんでしょ?」って言ってたのを思い出す。矢野さんもなかなかのセンスしてるよね。
もう一つ、黒柳が言ってたリフ。あれ、何回聴いても"ブルーテーブル"と同じにしか聴こえないんだけど…。あのフレーズはそんなにお気に入りだったの?

我らが愛すべきジルくん、今年もかっこよく歳を重ねることになりました。おめでとう。ジルちゃんの大人の男の魅力、ビンビンに感じたいです…(笑)。

今日のオンエア曲

  1. one summer day

  2. ―そこにある すべて―

  3. 坂道

  4. little cloud(@キラ☆れこ)

現代からの注釈

「矢野雑貨店」っていうのは、名古屋のローカルタレント・矢野きよ実がCBCでやっていた深夜ラジオ。
自己紹介として、私はCBCの「K’s upケーズアップ」という深夜ラジオでSOPHIAを知ったという話をしているけれど、矢野さんは、K’s upの後ろの時間帯で「矢野印やのじるし」という番組をやっていて、私はそこからも多大な影響を受けた。いや、思春期の子が聴くにはちょっぴり刺激的な話もありつつ、それでも至って真面目な番組で、いろいろ示唆に富んでいたから。
矢野印で矢野さんがよくゲストに呼んでいたのは、aikoとか広瀬香美とかだったかな。あぁ、そういえばCASCADEもよく来てたな。
で、矢野印の後継番組としてやっていたのが矢野雑貨店。だけど、これに黒柳が来てたなんてことは、全く記憶なし。ドキドキしながら聴いたはずなんだけどね。時間の経過って恐ろしい。

そして、"―そこにある すべて―"。
そうか。黒柳はあのベースリフを弾きたかったんだ。
でもさ。"ブルーテーブル"のベースラインに似てるって私の耳、なんかすごいと今の私は思う。確かに、今、音源聴かずにベースライン思い出すと、何かどっちだか分からなくなってくる。
それにね。この時、CD持ってなくて、AMラジオのオンエアをテレコ(笑)で録ったやつで聴いてて、それでここまで聴こえてるんだよ。そんな自分が我ながら空恐ろしい…。


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