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2019年8月22日『発破解体は計画的に』

今の学校はいつまで夏休みがあるのか、少し気になって調べてみました。
地域によって差はあるようですが、早い所だと8月の中旬頃には夏休みが終わってしまう学校もあるというのは初めて知りました。
ほとんどの学校は来週中に新学期が始まって、8月一杯まで夏休みがある学校はむしろ少数派のようです。

学校が好きでも嫌いでも、夏休みの終わりは憂鬱になるものだとは思うのですが、自分の学生時代のことはなぜかよく思い出せません。
ただ、学校に通いたくないから通わなくなったことは確かです。
通学する必要さえなくなれば、夏休みも普段の日常と何ら変わりはないので、印象に残らなかった可能性もあります。

大人になってから思うのは、学生の頃に感じる生きづらさは、社会に出てから感じる生きづらさとは明らかに性質が違うな、ということです。
もし、この文章を現役の学生さんが読んでいるとして、その人が何らかの生きづらさを抱えているのだとしたら、おそらくその生きづらさとは一生のお付き合いになるでしょう。
年を経るにつれて多少ましになる可能性はあっても、完全に消えることはありません。

同じ時代に、同じ国に産まれて、似たような教育を受けているはずなのに、周囲と全く歩調が合わない。
先生や親に何を諭されても、的外れなことばかり言われているような気がするし、相手の言葉が自分に刺さらないのと同じくらい、自分の言葉も彼らの心の表面をツルツルと滑っているだけのような気がする。
そんな思いを抱えて、日々を鬱々と、あるいはじりじりとした焦燥を抱えて生きている人もいるかもしれません。

私から提案できるのは、歩み寄るのも理解を求めるのも、早々に諦めたほうがいいということです。
同世代には無理でも大人なら聞く耳を持っている、という希望も早々に捨てるべきでしょう。
だって、目の前にいるのは、あなたが理解できないと感じている大勢の学友が、大人になった姿なのですから。

あなたが今いる世界は異星のようなもので、いくら意思疎通をはかろうと言葉も文化も違うのですが、実りのないコミュニケーションをはかるより、もうすっぱりと諦めて新天地を求めましょう。

だってこの世には公立も私立も含め、とんでもない数の学校があるんです。
そのうちのたったひとつが、あなたにぴったり合う保証なんてどこにもありません。
学校だって会社と同じように、実際に入ってみるまで内情はわからないのですから、しばらく通ってみて合わないと感じたら、転職ならぬ転校を試みるのは極めて自然な選択のように思われます。

お金や手続きの問題もあるから、そう簡単に転校なんてできない。そう考える人もいるでしょう。
とはいえ、現状で学校に通うのがつらいと感じているのであれば、交渉してみる価値はあります。
「今がこれだけつらいから学校には通いたくない」と訴えるよりも、「こうすれば今よりも学生生活が楽になる可能性がある」と主張したほうが、いくらか建設的です。

それでもやっぱり、家庭の事情や経済的な事情など、やむを得ない理由から逃げられそうにないというときは、そうですね、ぐれてしまいましょう。
もういっそ野放しにしたほうが楽と思われるくらい、荒れに荒れまくるのです。
それで、めでたく野放しになったあかつきには、ある意味見放されたも同義ではあるのですが、引き換えに自由が手に入ることには違いないでしょう。
ただし、凡百の不良と同じような荒れ方をしても意味がありません。
そんな前例のある荒れ方では、警察か然るべき機関のお世話になるのがオチです。
それでは自由を手に入れるどころか、かえって以前より不自由な人生を歩むことになってしまいます。
ぜひ、あなただけのオリジナルかつ最強の不良像を目指してください。

そんなことをしたら嫌われるに違いない、笑われるに違いない、馬鹿にされるに違いない・・・と、不安に思う人もいるでしょう。
でも、周りと足並みを揃えていたって、聞き分けの良いふりをしていたって、軽んじられるときは軽んじられます。
それなら、肉を切らせて骨を断つがごとく、恥や外聞と引き換えに、自分が本当に欲しているものを勝ち取りましょう。

ぐれる決心すらつかないというのであれば、ここで要求を通せなければ、この先も唯々諾々と他人の意に流され続け、何ひとつ自分の思う通りにはならない、と思い込む背水の陣作戦で自分に発破をかけるのも一つの手です。
逆に、初志貫徹できれば、過程はどうあれその経験が、この先の人生でも揺るぎない自信を与えてくれる貴重な財産となるはずです。

大して欲しくもないものを、「周りがそうだから」という理由でいつまでも大事に抱え込んでいる必要はありません。
極端な話、あなたの足を引っ張るのであれば、肉親だって人生の途上に置いてきてしまっていいのです。
そもそも、あなたよりもあなた自身やあなたの人生を案じてくれる人なんて誰もいません。
どれだけ自分のために心を砕いて守ろうとしてくれる親や先生がいても、一生そばについていてくれることはあり得ないでしょう。

何十年も続く人生のたった一年であっても、十代の一年は大人になってからの一年とは比重が全く異なります。
たった数年我慢すればいい、だなんてどうか思わないでください。
あなたを苦しめている原因は、あなたの人生、ひいてはあなた自身より大切なものなのか。
それを念頭に置いたうえで日々を過ごしてくださいますよう、切に願います。

こんなに破滅的な思想をそそのかす私は、逆立ちしても教育者にはなれそうにありませんね。なる気もありませんが。


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昭良

占い師兼ライターです。

2019年8月の日記

2019年8月に書いた日記です。
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