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撥弦楽器とっかえひっかえ

今日はオンラインのゼミでは、テキストがちょうど撥弦楽器なので、とっかえひっかえ少しずつ弾いて紹介しました。

まずはリュートがテーマだったので、本当は6コースのリュートが基本だとは思いますが、手持ちの10コースを。

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それから「大型リュート」が出てきたので、6コースから10コースに増えた経緯を話して、さらに強力な低音が必要になって、構造が変わってテオルボ(キタローネ)になった話を。

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そして、ギターの弦の数についての質問が出たので、4コースのルネサンス・ギター、5コースのバロック・ギターを少しずつ弾いて、その後どのように今の6弦ギターになったかの可能性をいくつか提示。

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ビウエラがないのが物足らないですが…。

あとは、テキストに「ギターの祖先はリュート」と書いてあったのをそうじゃないよということを伝えました。

テキストは全体的に楽器のことが弱くて、特に撥弦楽器や管楽器のことは、情報を修正してアップデートしないといけないので、このテキストだけ読んでいると結構大誤解大会になるのではないかと恐れています。

とはいえ、撥弦楽器は実際にやっていないと、リュートの調弦も様々あることは自分でも理解できていなかったですし、学んだらそれを伝えることも必要だなぁと思っています。


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