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ただの日記(15)サードプレイス

第三の居場所、サードプレイスという言葉はもうずっと以前から使われてきていますが、とても大切だとわたしは思っています。

自分自身は20年前から自分なりのサードプレイスをずっと持っていたので、あまり煮詰まりすぎたりすることもなく、適度に世界を広げながら生きてきて、今に至るなぁと。

20代半ばのバリキャリ時代、一人暮らし始めたてのときは、六本木のバーに入り浸りw、朝を迎えたことも何度かありました。同世代のバーのマスターと話したり、お酒を教えてもらったり、恋愛がうまくいかず泣き崩れたりしてたなぁw

フリーランスになってからは、職場がなくなり、むしろ毎日自宅か、近隣のカフェ(当時は渋谷在住)をはしごしたりして、むしろ固定された場所にいる必要がなくなり、そもそもサードプレイスという概念自体がなくなっていたころ。

そして30代半ばに伊豆に移住。ここからサードプレイス不足になる。家にいるか、都内に仕事に行くか、移動中の電車にいるか。リフレッシュできたり、ゆるくつながれる場所がなくなり、Facebookがわたしのサードプレイスになっていた気がします。車に乗れないこともあり、出かけられない窮屈さを感じていました。そこで、自分自身がサードプレイスをつくることを決意し、Izu Grace Salonが誕生するのです。5年半運営し、誰かのサードプレイスはつくれたかなぁと思っています。

昨年、熱海に移住して思うのは、サードプレイスだらけw。ほどよく関われる場所がいろんな業態で、適度な距離の中にある。徒歩圏内で様々なサードプレイスがあるんです。カフェも、バーも、スナックもゲストハウスも、コワーキングスペースも、ごはんやさんも。そこには地元の人、移住者、旅の途中のお客様、様々な方がゆるやかに存在し、適度に交流している。

仕事でも家庭でもない場所であり、かつ、一期一会の出会いだけでもなく、自分が自分でいながら、誰かと会話しつながれる場所。

熱海はそんな場所だなぁと。都会からの距離も、ちょうどいいし。都内の皆さんにとってもそんな使い方をしてもらえると、いいな。新幹線で40分、アクティで1時間半。ほどよい距離に海と山と温泉と、第三の居場所。皆さんの第2のふるさとのような場所にしたいですね。

#サードプレイス
#第三の居場所
#熱海のつかいかた
#旅と定住のあいだ

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